今回は動詞です。それぞれの3行目は、私のひとり言が多くあります。
いしゃる
のく、移動する。
「いざる」という言葉は、名古屋弁で「物を動かす」といった意味があるそうです。そうすると、「いしゃる」はその仲間なのでしょうか。
おじる
降りる。
「降りる」ことを「おちる」と関東以北でいうようなので、おじるは、おちるの変化形のようにも思われます。
おっつげる
片付ける。適当に処理する。
「おっつける」は「押しつける」の変化形のようですが、「無理に引受けさせる」といった意味もあるようす。それが、「おっつげる」といわれ、「相手に押しつけて適当にすませる」という感じの言葉になったとも考えられますが、どうなのでしょう
かっつける
おしつける。
「押しつける」は、「おっつける」というようですが、その「お」が「か」に変わることがあるのでしょうか。
せいる、せーる
入れる。
全国方言辞典では、盛岡、仙台、釜石、福島、栃木、千葉や、茨城(常陸)でいうとあります。
つっこでる(つっこぢる)
落ちる。
全国方言辞典には、茨城、栃木で「落ちる」を、「つっこちる」というとあります。また、水戸では、「突き落とす」ことを「つっこどす」というようです。
つらむ
つかむ。
全国方言辞典では、筑波郡の言葉と書かれています。「か」と「ら」の混用もあるのでしょう。
てっぱる
手にあまる。
全国方言辞典では茨城県稲敷郡とあります。goo辞書によると、千葉では「無理する」「何とかする」という意味の言葉のようです。
はだかる
離れる。
はなれる→はだれる→はだかるという流れが考えられますが…。
はっこむ
一生懸命になる。
茨城弁大辞典によると、「張り込む」がなまったとあります。
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