ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の千鳥

2022-02-23 19:37:44 | 水戸

水神社 手挟み(たばさみ 北見町36°22'37.2"N 140°28'46.6"E)
 ここには、水神社と稲荷神社が並んでいます。写真は、水神社の手挟みに彫られた波と千鳥です。稲荷神社も波と千鳥の手挟みです。「波に千鳥」ということわざがあって、梅に鶯などと同様、組み合わせの良いもののたとえだそうです。「波千鳥」という、波と千鳥を組み合わせた縁起の良い伝統的模様もあるそうです。そうした縁起の良さや、防火の水があることから彫られたのでしょうか。

 

染付波涛千鳥文蓋付碗(そめつけはとうちどりもんふたつきわん 二の丸展示館 三の丸2-6-8)
 二の丸発掘調査で出土した、江戸時代肥前産の蓋付碗だそうです。これは、あまり強く様式化していない、絵画的雰囲気を残した図柄のようです。

 

別雷皇太神手水舎懸魚(べつらいこうたいじんちょうずやげぎょ 元山町1-1-57)
 これも波と千鳥の意匠のようです。神社建築のさまざまなところで、波と千鳥の意匠は使われているようです。

 

偕楽園紅千鳥(常盤町1-3-3)
 3月から4月上旬にかけて咲く、遅咲きで一重の紅色性品種だそうです。オシベも紅色で、花付きがよいそうです。写真は平成31年2月のものです。

 

錦糸南天(水戸市植物公園 小吹町504)
 江戸時代に発達した園芸品種のナンテンだそうです。大千鳥と表示されています。千鳥という品種は江戸時代にすでにあったそうです。細い枝が巻いているのを水と見たのでしょうか。水戸錦糸南天同好会の植栽で、写真は平成31年1月です。

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水戸の懸魚(8)

2022-02-22 13:01:39 | 水戸

 梅の花をデザインした懸魚(げぎょ)を梅鉢懸魚というそうです。今回はその梅鉢懸魚です。梅の花は五弁ですが、懸魚は六角のようです。もしかすると、名前のできた頃の梅鉢懸魚は、左右斜めの破風板に上部が隠れていて、背後から見ると上の部分が直線の五角形だったのかもしれません。梅鉢だから天神社に多いのかなと思って見てみましたが、水戸ではどの天神にも使われていないようでした。梅鉢懸魚は平安時代にはすでにあったらしい、古い形の懸魚のようです。

 

二の丸角櫓(すみやぐら 三の丸2-5-18)
 復元された角櫓には梅鉢懸魚もありました。戦火から櫓を守るために漆喰が塗られています。

 

回天神社(松本町13-33)
 壁のない拝殿らしい建物にある梅鉢懸魚です。懸魚下部の曲線が真っ直ぐなものを、切懸魚(きりげぎょ)というそうです。

 

水戸八幡宮(八幡町8-54)
 手水舎(ちょうずや)の懸魚です。左右も湾曲しています。

 

第二中学校(三の丸2-9-22)
 校門にある梅鉢懸魚です。水戸城では門に梅鉢懸魚がよく使われたのか、旧二の丸の学校にある復元門にはすべて梅鉢懸魚があります。ここも、下の杉山門等の懸魚も、左右がゆるやかな曲線になっています。

 

杉山門(三の丸36°22'25.8"N 140°28'54.4"Eあたり)
 近くにある柵町坂下門も梅鉢懸魚です。

水戸の懸魚(7)

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水戸の工事(15)

2022-02-21 09:09:45 | 水戸

日本通運水戸支店移転工事(城南36°22'03.8"N 140°28'24.1"Eあたり)
 だいぶ前(R3/9/10)の写真ですが、日本通運が元石川町の工場団地へ機能を移したときの工事のようです。構内にあった神社もいっしょに移転しているようです。今はすでに広い空き地になっています。

 

桜川護岸、遊歩道工事(柳町36°22'02.6"N 140°29'13.2"Eあたり)
 整備された桜川河川敷がだんだん延びているようで、遊歩道のジョギングや散歩などが便利になりそうです。写真は水門橋の上流側からR3/11/17に撮りました。

 

道路工事(宮町36°22'15.6"N 140°28'16.5"Eあたり)
 道路拡幅工事と暗渠整備のようで、共同病院のある黒羽根町の高台からおりてくる道路を整備しているようです。藤田幽谷誕生地の碑が見やすくなりそうです。これは、R3/12/30の写真です。写真左外に東部ガスがあります。

 

耐震道路工事(国道50号線米沢町信号付近)
 高架の道路を見ると、神戸で高速道が倒れた画像が浮かんできますが、そうしたことへの対応策としての工事なのでしょうか、そうとう大規模な補強工事が行われているようでした。これはR3/1/15の写真です。

 

千波湖北岸道路工事(千波町36°22'17.9"N 140°27'52.4"Eあたり)
 テニスコートのあたりですが、この辺は、日々に風景が変わってきているようです。道路を止めないように、工夫しながら工事が行われているようで、今は工事も大変なんだなと思いながら見ています。R3/1/30に撮った写真です。道路の左側はまだ工事中です。中央奥に見えるのは千波大橋、右外は千波湖、左はテニスコートです。

 

水戸駅南口プラウド建築工事(桜川1-3)
 野村不動産のプラウド水戸桜川の新築工事が進んでいるようです。見ていると、こういうマンションは完成前に完売になっているようです。低金利、地価下落、テレワークなどが背景にあるのでしょうが、投資目的も多いのでしょう。購入者の国籍なども気になります。それでも、市中心部の人口は増加するのでしょう。写真はR3/1/28です。

水戸の工事(14)

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水戸の鯉(3)

2022-02-20 19:10:54 | 水戸

五軒小学校(金町3-2-25)
 一段さがった校庭のあたりにある、湧水池・太郎池で以前見た鯉です。池の名を今は洗心泉というようですが、校庭にある下流には四郎池、五郎池もあるそうです。

 

瓢箪ランプ展(弘道館鹿島神社 三の丸1-6-4)
 毎年開催されている弘道館鹿島神社の瓢箪ランプ展に展示されていました。

 

天神社(元吉田町36°21'25.8"N 140°29'17.8"Eあたり)
 常照寺脇にある彫刻の美しい神社です。本殿の海老虹梁に、滝登りの途中に、龍になりはじめた鯉の姿が彫られていました。

 

水戸八幡宮(八幡町8-54)
 これも、鯉の滝登りの意匠のようです。本殿正面の蛙股に彫られた鯉で、緑青と金の色がきれいです。この本殿は、慶長3年(1598)に佐竹氏の、15歳というお抱え大工によって建てられたそうです。

 

鹿島神社(鯉渕町2924)
 この神社本殿は彫刻に力がいれられているようですが、本殿脇障子の彫刻は、鯉の滝登りのようです。鯉はめでたい生き物のようで、建物のいろいろなところに使われるようです。

水戸の鯉(2)

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ぶらっと歩きの風景in水戸(92)

2022-02-19 19:57:30 | 水戸

雪の花(偕楽園 常盤町1-3-3)
 今年は寒い冬のようで、何度も雪を見ます。偕楽園東口あたりで、梅の木に雪の花が咲いていました。ここ2~3週間、ほとんど梅の開花が進んでいないようです。

 

テレキューブ(水戸オーパ 宮町1-7-33)
 有料の、防音仕様個室空間だそうで、今増えているようです。水戸オーパ6Fに設置されていました。群れることが嫌いな現代人にうまく適合した設備なのでしょうか。

 

小型家電回収ボックス(水戸市役所 中央1-4-1)
 レアメタルの回収が目的らしい、小型家電回収ボックスが市役所1Fに置かれていました。東京五輪のメダルは、目標通り回収電話でできたそうで、そんなこともこうした動きの応援になっているのでしょう。ケータイ、スマホ、ゲーム機、デジカメなどが書かれていました。

 

案内装置(常磐神社 常磐町1-3-1)
 水戸の見所案内図と常磐神社などの画像を見ることができる設備が最近できたようです。その側面に尺貫法を主とした身長測定スケールがありました。

 

桜川碑(見川36.365731, 140.429438あたり)
 光圀が山桜を移植した地近くの公園に、桜川碑と、記念植樹された桜がありました。水戸桜川日本花の会と水戸桜川千本桜プロジェクトが建てたようです。桜川名の由来や、斉昭が丹下原方面に山桜を植えたことや、大正時代河和田の青年会が光圀の桜を復活させたことなどが刻まれています。

ぶらっと歩きの風景in水戸(91)

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