2015/11/ 5(木)
○赤渕神社(あかぶちじんじゃ)
兵庫県朝来市和田山町枚田上山2115 拝観自由
創建は、社伝によると531年(継体天皇25辛亥)といわれています。
大倉部山の麓に位置し、鳥居をくぐり石段段を登ると、楼門・神門・勅使門の順に並んでいます。
鳥居
赤渕神社の案内板
転記
赤淵神社の祭神は、大海龍王神、赤渕足尼神、表米宿彌神の三神です。
赤渕足尼命は表米宿彌命の祖神です。
神社略記によると大化元年(645年)、表米宿彌命が丹後、
白糸の浜に来襲した新羅の賊を討伐した際、
沈没しかけた命の船が海中から浮かび上がった無数のアワビに助けられたので、
命はそのアワビを持ち帰り、赤淵神社に祭ったとされています。
大海龍王は海神で、アワビを使い難を救う神であるといわれています。
その後、赤淵神社の祭礼にはアワビの神事が行われ、
近隣では今でもアワビは食べない風習が残っています。
楼門
現在の門は、1830年(文政13年)に建て替えたものです。
龍の裏面に「彫刻師 丹波柏原町住人中井権次橘正貞」の刻銘があります。
勅使門
現在の門は、1799年(寛政11年)に再建されたものと考えられています。
神門
社殿