初の判決後に、裁判員の記者会見が行われた。とても建設的な改善意見なども聞けて、いい内容だった。
ただ、NHKでは普通に放送していたのに、民放では顔を映さないなど、やや、ちぐはぐな印象も受けた。最初は映像だけ、次いで記者クラブの要請により改めて音声も収録したという事情があったようだ。裁判員の記者会見は初めてだから、多少の迷走は仕方ないだろう。
裁判長のコメントも報道された。しかし、望むらくは、初めて裁判員と一緒に審理を経験した裁判官の側も、別に記者会見をした方が良かったと思う。
そんなことを提案する人がいなかったのかも知れない。およそ、担当裁判官の記者会見などあり得ないという先入観が支配的になっているのだろう。
しかし、実は先例がある。
本で読んで印象的だったのは、家永教科書裁判の最初の一審判決をした杉本裁判長の「現場教師の証言に感銘を受けた」旨の記者会見。
他に新聞で読んだのだが、四日市大気汚染公害の一審判決後にも、裁判官の記者会見が行われたそうだ。ちなみに、裁判長は弁護士任官者だったという(未確認情報)。
ただ、NHKでは普通に放送していたのに、民放では顔を映さないなど、やや、ちぐはぐな印象も受けた。最初は映像だけ、次いで記者クラブの要請により改めて音声も収録したという事情があったようだ。裁判員の記者会見は初めてだから、多少の迷走は仕方ないだろう。
裁判長のコメントも報道された。しかし、望むらくは、初めて裁判員と一緒に審理を経験した裁判官の側も、別に記者会見をした方が良かったと思う。
そんなことを提案する人がいなかったのかも知れない。およそ、担当裁判官の記者会見などあり得ないという先入観が支配的になっているのだろう。
しかし、実は先例がある。
本で読んで印象的だったのは、家永教科書裁判の最初の一審判決をした杉本裁判長の「現場教師の証言に感銘を受けた」旨の記者会見。
他に新聞で読んだのだが、四日市大気汚染公害の一審判決後にも、裁判官の記者会見が行われたそうだ。ちなみに、裁判長は弁護士任官者だったという(未確認情報)。