弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

毛利・水軍 なき現代も 厳戒体制「厳島」

2023年05月19日 18時46分23秒 | 世相
宮島観光はもちろん良い趣向だが、正確には広島市ではなく、隣の廿日市市。
https://www.itsukushimajinja.jp/jp/
肝心の広島市での訪問は、あの程度で良かったのかどうか。

夏井いつきの「プレバト‼︎」見よう!「判決長い 裁判官」

2023年05月19日 07時54分34秒 | テレビ
テレビ好きの私が、全裁判官に自信を持ってお勧めしている番組。
夏井先生の俳句の添削が素晴らしい。判決の添削にも通じるところがある。
https://www.mbs.jp/p-battle/
二昔ほど前「判決短い裁判官」が再任拒否された。
その後遺症もあってか、反動で判決がどんどん長くなっている。もはや冗長と言ってもよい。
しかし、最も大事なのは、判決の主文が正しいことであり、間違った主文に対する理由の長短は問題外である。ましてや、理由を手抜きして短くするために、短くしやすい主文を選ぶというのでは、もはや「良心」に基づく裁判とはいえない。そこが真の問題であった。ちなみに、多くの事案では、訴え却下や請求棄却の主文が理由を短くしやすい。訴訟要件(例えば原告適格)又は請求原因事実のうち一点(例えば損害)を斥けるか、抗弁のうち一点(例えば消滅時効)を容れれば、理由として必要十分だからである。
判決理由は、数学の定理の証明と同じ。短くてエレガントな方が良いに決まっている。
松尾芭蕉なら、本当の判決理由はたった一行、つまり五・七・五の十七字で書けるだろうというのが年来の私の持論である。