弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

買ってくれたら 活字で読める 過日の講演「完全版」

2024年05月04日 00時53分44秒 | 裁判

私の本のタイトルにもなっている講演「裁判官の良心とは」は、昨年10月29日、たまたま61歳の誕生日に、母校である愛知県立時習館高校の創立130周年記念行事の中で、同期生の代表として行わせていただいたもの。
YouTubeで見ることもできる。
https://youtu.be/s55rYJSD6iY?si=0b1yV14R6xuxMUaJ

もっとも、当日は、高校の授業と同様に50分という時間制限があり、尻切れトンボにならないように原稿を用意したものの、やはり最後の方は時間が足りなくなり、端折らざるを得なかった。
本の第1章に掲載する講演原稿は、用意していた完全版である。ぜひ、全文を読んでほしい。

(写真)講演時に使用したスライドから

既に講演から半年以上経過したが、末尾の最高裁係属中の事件のうち、旧優先保護法による不妊手術を受けた原告の国家賠償請求訴訟の数件が大法廷に回付され、奇しくも本の出版日である今月29日に口頭弁論が開催されることが決まった以外は、特にこの間の情勢の変化は無く、原稿の修正は要しなかった。

今後の最高裁判決は注目を要し、最高裁裁判官一人一人の意見が判決に表示されるので、次回衆議院総選挙と同時に行われる最高裁裁判官の国民審査で✖︎を付けるべき裁判官を決める際に参考にしていただきたい。


憲法76条3項「良心」とはなにかを 解き明かす

2024年05月03日 12時52分05秒 | 弁護士任官
私の新著「『裁判官の良心』とはなにか」のタイトルを都々逸に。
Amazonで絶賛予約受付中。
(写真)予約ランキング🔴赤丸急上昇中。
目指せ!「ザ・ベストテン」登場。

「値段は高いが いい本です」よ Amazon河を 渡りましょう

2024年05月02日 09時25分38秒 | その他

自画自賛どどいつ。
Amazonで絶賛予約受付中。

 amzn.asia/d/0HOokIR

お待たせしすぎたかも知れません。
今度こそ出ます。


一に「地域」で、二に「減俸」で、三、四が無くて、五に「差別」

2024年05月01日 09時22分40秒 | 地域手当

提訴予告記者会見への反響を踏まえて、訴状の記載順序の方針を練り直した。
私の当初計画では、地域手当に関し、
①裁判官の減俸による憲法違反
②地域手当の不均衡による違法
③私個人の昇格昇給差別の違法
の順にしようと思っていたが、
①と②の順序を入れ替えたい。
裁判官だけの問題にはせず、全国家公務員、更には悪影響を被っている全地方公務員、もっと言えば、最低賃金格差に現れているように低賃金に抑えられている地方の民間労働者まで糾合した闘いにするためだ。

今日は「メーデー」。
元労働弁護士である私は、任官後も有休を取り、デモ行進後の懇親会だけには欠かさず参加するようにしている。

来年からは、労働裁判の原告本人として、デモにも参加できそうだ。