花びら芸術 「花びらがオペラの場面映しだす」

　ここはなんばパークス、グランドキャ二オンを模した谷間にイタリアとオーストリーから美しい花びらの絵が届いた。TVでは見たことがあるが実物ははじめて、折からの秋雨にぬれて一層の美しさをましていた、モチーフのテーマはモーツアルトの歌劇から「ドン・ジョバンニ」「フィガロの結婚」「コシ・ファン・トウッテ」それに「魔笛」、モーツアルトの代表的なオペラである。ご覧のようにほんとうに美しい、このためにカーネーションの花が５万本用意されたそうで、近づいてよく見ると周囲の緑の杉の葉を除いて全部花びらだ、そしてこの通路には心を癒すモーツアルトの音楽がながれてヨーロッパへ来たような雰囲気を醸しだしていた。８階まで各階の渡り廊下からもよく見えてこのビルにピッタリの催事であった。