9月に入り、そろそろキノコのシーズンを迎えようとする頃、
決まって友人・知人から「今年もマツタケ待ってるぜぃ!」との催促がある。
その都度「一緒に採りに行こうぜ、命をかけて(実際命がけだし~)」と答えることにするのだが、
大概の方は「熊がおっかねぇ」だの「長いの(ヘビ)が嫌いだし~」だのと、
何かと理由をつけ、自ら採りに行こうとする気が無いから始末が悪い。
察するに、何が何でも「アナタ採る人、僕食べる人」であるらしい。
マツタケ3兄弟 2007/10/18
あるマツタケ採りの名人は「マツタケなんてのは知らない方が良い」と、ため息混じりに語る。
どうしてと尋ねると、「マツタケの時期になると、苦になって夜も寝られねぇ」であるそうだ。
名人の顔は、不健康を絵に描いたようにどす黒く、ドングリ眼の下瞼には見事なクマの縁取りがあり、
「死相が出るとはこういった顔なのね?」の見本みたいな人相がまんざら嘘でも無さそうだ。
かの名人とまではいかないが、それでも多少はマツタケを採れるようになると、
「ウ~ン、ナルホド!」と、妙に納得の今日この頃・・・
濡れ手に粟でマツタケを待っている、そこの君!・・・TとKとEとNと・・・
「採れたら差し上げても良いが、キョンシーのようなオラの顔を見て逃げるんじゃねぇぞ!」
この辺が限界か?
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