め～にち暑くてよぅ、ことしゃキノコは不作じゃなと意気消沈しておったんじゃが、先日、オラめんずらしいキノコをめっけちまっただよ。
それはシャカシメジ（センボンシメジ）ゆうてのぅ、オラ長年キノコ採りをやってるだがよ、こっただキノコを採ったのんは久しぶりじゃのぅ。
笠の多さから「センボンシメジ」、お釈迦様の螺髪にも似てることから「シャカシメジ」とも呼ばれているらしいんじゃが、
実際いざこのキノコを採ろうとなると、自慢じゃぁねぇが、素人がそうそう簡単に採れるキノコではねぇんじゃな。
これがその「シャカシメジ」じゃ
オラこいつを道端で見つけた時にゃ、ビックラこいて、夢じゃねぇかと思わず頬っぺたをつねっちまったわい。
オラの友達に、キノコ採りが大そう好きなＴっちゅう爺さんがおってのぅ、早速このキノコを見せびらかしに行って来ただよ。
するとその爺っ様ったらよぅ「そっただモンは毒キノコじゃ、オラんところへ捨てて行け！」とわめくもんだで、
妬みでポックリとあの世に行かれても困るで、「毒見をしておくんなして」と半分置いて来たと、まぁそういうことじゃな。
Ｔの爺っ様に半分分けてやったで、こんだけだ～
この日はのぅ、このシャカシメジの他に、ジコボウ、アカンボウ、ウラベニホテイシメジがそこそこ採れたんじゃが、
お山はまだまだ気温が高く水気が不足しているようじゃで、果たしてこれからキノコが出るかどうかはちと心配じゃのぅ。
そうなると、問題はあのマツタケ様命の塚爺さんじゃのぅ、昨年マツタケを一本も採れず、半分死人のようじゃったが、
今年一本も採れないとなると、半分死人どころか、ひょっとするとおっ死んで化けて出て来ねぇかと・・・「おっかないのぅ」
うんめそなキノコ汁だなや
ボチボチ更新しますんで、ヨロピク！
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