我が家にお越し頂いてから問題無く動いていたスーパーカブC100だが、徐々にエンジン不調になってきた。
アイドリングが不安定となり、走行中アクセルを開くとボコボコと音がし加速にモタモタ感がある。
何せ旧いバイクだからねぇ、不調の原因は恐らくタンク内の錆。この錆がキャブレター内で悪さをしているに違いない。
やっぱり!
タンク内はこんなんなってます~
キャブをバラすのが面倒だからこれまで見て見ぬふりをしてきたんだけどね、キャブのオーバーホールをせにゃいかんようだ。
C100のキャブは縦キャブという奴だそうだが、オラこれまで縦キャブなんてのは弄ったことがねぇどぉ。
フロートチャンバー内の錆
レンコンパッキンは再利用できそうだ
メインジェットちゃん、ココに居らしたのね!
左、スロージェット
初めてのキャブだったが、やれば何とかなるもんですなぁ、余ったパーツも無かったようだし・・・
しかし、この縦キャブって奴、実に精密でかなりコストがかかっていると見た。改めて日本の(ホンダ?)技術力ってのを見直したわ。
組み上げてエンジン本体にセット
あぁ、そこの旦那はん、「本当に間違いなく組み上げたのか?実際に動くのか?」と仰いましたか?
「いけずなお人やなぁ」、お疑いのようでしたら ↓ の 、ゆーちゅーぶで確認したらええやん。
オーバーホールを終えたC100キャブ
さて、キャブのオーバーホールは終わったが、その元凶であるタンク内の錆を除去せんことには元の木阿弥ってことだぁね。
ということで、タンク内の錆取りは、風の吹くまま気の向くまま、「又、あしたのこころだ~~~~っ!」
押せっ ↓
自分もキャブのOH覚えたいですが、なんだか怖くて手が出せずにいます
そこそこなポンコツだもんですから、燃料タンクも少々懸念があるもので、ホースの途中にフィルターをかましてあります(リザーブ側だけですけど)
正直な話、旧車(構造が簡単)やカブ系のキャブが少々弄れるだけで基本メカは苦手でした。
かつてお世話になった旧車弄りの達人故M氏が常々仰っておりました。「素人は具合も悪くないのに直ぐ弄ろうとするが、現状動いている物は弄らんで宜しい。かえって具合を悪くするだけだ」と。
その教えの通り、できれば弄りたくはなかったんですが、支障が生じたためやむなくやりました。
旧い物(バイク)は旧いなりにバランスを保って動いているからあえて弄る必要はないとも仰っていましたよ。
今後の参考にでもなれば・・・。