ある日、奥さんが笑いをこらえながら、ひそひそ話し始めた。
何でも、高1の長女が『高校生活は諦めた』と言って中学時代に通った
塾に再び通い始め、突如として勉強を始めたらしい。
中学では吹奏楽部、関東大会にも出場、成績も上位で志望校にも
問題なく合格と順調だった。ところが、高校に入ったら所謂「燃えつき」
勉強もせず、高校の友人にもなじめずダラダラと生活してた。
それが、何故か『高校生活は諦めた』と言って急に勉強を始めた。
娘の理屈によると、「入った高校はまじめな校風で、友人もまじめ。
メチャクチャに楽しいことは望めそうも無いので、『高校生活は諦め』
勉強して大学に入ってサークル活動を楽しむことにした」
言葉の使い方が間違っているのでは?とか、そんな理由で大学行くな!
とか、親としては言いたいこともあるけれども、とりあえず勉強する気に
なったので、妻とはそっとしておく事で意見が一致した
高校生の思考って謎だ