ゴールド価格がついに1100ドルを抜きそうになっている。
10年前にこんなことを言うと、「とんでもクン」扱いされた。
当時のレートは250ドルだったのだから、当然かもしれない。
IMFがインドにゴールドを売る。
インドはドル通貨に不安を感じた。だから、ゴールドを買う。もともとゴールドが好きな国民だ。これは筋が通っている。
問題はIMFの判断だ。
IMFは世界の経済を安定させる目的で設立されている。
しかし、この段階で、最高価格でゴールドを売るのは、ドルを下げる圧力になることは、誰にでも分かる。
つまり、IMFがドルの安値更新を認めたことになる。
ここが、ミソだ。
つまり、IMFがドル安進行を認めただけでなく積極的に、ドル安を推し進めることで、アメリカの発言力を弱め、また、ドルの購買力を弱め、それがアジアへと、経済の中心がシフトしていく手助けになるのと同時に、すでにアメリカに、輸出できない日本中国などの企業に、アメリカというマーケットをもう、忘れなさいというメッセージにもなり、また、アメリカのインフレを誘発することにもなり、もっといえば、アメリカがもし仮に、強いドル政策を取りたいと考えるならば、戦争か、利率引上げしかないわけである。戦争となれば、一番火種になるのは、イランで、石油がホルムズ海峡封鎖という段階で騰がることは目に見えており、脱石油をどこまで早く実現できるかという時間との競争がここでも行われることにもなる。イランへの攻撃はイスラエルが一番望んでいることであり、クリントンとネタニアフというかなり、怪しいTWOショットが 図らずも今回パレスチナへの平和提言(断られた形になったが)で現れている。本命はイランのはずで、イランは着々と中国とロシアに連絡を取り、準備を進めている。アメリカ単独でやれる実力があるかどうかも疑問で、今回の、アメリカ大統領オバマの日本訪問が、軍事目的になるのか、経済目的になるのかが、注目されるだろう。経済目的ならば、まだ戦争は遠いということだと解釈できるが、そうではなく、軍事の話が大半を占めるようであれば、アメリカは、すでに行動計画を立てていることになる。
シンガポールと香港というアジアの二大拠点。ダークホースに台湾。
韓国は民族意識が高すぎ、北朝鮮というリスクもあるので、危険。日本は、拠点になれるほどアジアの信頼を得ていない。(明治から昭和にかけての日本の外交が、高くついた大失敗ということが、ここでも出ている)
どちらも、中国の福建省と広東省の出身者の街だ。
もし、アジアの新通貨を作るなら、このどちらかが、中心地となるだろう。
インドを含むアジア新通貨ならばシンガポール。
より中国色が強くさせるつもりならば、香港だろう。
いずれにせよ、中国はどちらにも強くアクセスできる。
ゴールドが、騰がるとき、大きな戦争が近づく。
それは、通貨という平和の中でしか認められないものを、捨てる行為だからだ。
通貨が平和の象徴なのは、例えば、観光や自由な世界旅行に通貨交換がつねに必要になることと同じだ。
10年前にこんなことを言うと、「とんでもクン」扱いされた。
当時のレートは250ドルだったのだから、当然かもしれない。
IMFがインドにゴールドを売る。
インドはドル通貨に不安を感じた。だから、ゴールドを買う。もともとゴールドが好きな国民だ。これは筋が通っている。
問題はIMFの判断だ。
IMFは世界の経済を安定させる目的で設立されている。
しかし、この段階で、最高価格でゴールドを売るのは、ドルを下げる圧力になることは、誰にでも分かる。
つまり、IMFがドルの安値更新を認めたことになる。
ここが、ミソだ。
つまり、IMFがドル安進行を認めただけでなく積極的に、ドル安を推し進めることで、アメリカの発言力を弱め、また、ドルの購買力を弱め、それがアジアへと、経済の中心がシフトしていく手助けになるのと同時に、すでにアメリカに、輸出できない日本中国などの企業に、アメリカというマーケットをもう、忘れなさいというメッセージにもなり、また、アメリカのインフレを誘発することにもなり、もっといえば、アメリカがもし仮に、強いドル政策を取りたいと考えるならば、戦争か、利率引上げしかないわけである。戦争となれば、一番火種になるのは、イランで、石油がホルムズ海峡封鎖という段階で騰がることは目に見えており、脱石油をどこまで早く実現できるかという時間との競争がここでも行われることにもなる。イランへの攻撃はイスラエルが一番望んでいることであり、クリントンとネタニアフというかなり、怪しいTWOショットが 図らずも今回パレスチナへの平和提言(断られた形になったが)で現れている。本命はイランのはずで、イランは着々と中国とロシアに連絡を取り、準備を進めている。アメリカ単独でやれる実力があるかどうかも疑問で、今回の、アメリカ大統領オバマの日本訪問が、軍事目的になるのか、経済目的になるのかが、注目されるだろう。経済目的ならば、まだ戦争は遠いということだと解釈できるが、そうではなく、軍事の話が大半を占めるようであれば、アメリカは、すでに行動計画を立てていることになる。
シンガポールと香港というアジアの二大拠点。ダークホースに台湾。
韓国は民族意識が高すぎ、北朝鮮というリスクもあるので、危険。日本は、拠点になれるほどアジアの信頼を得ていない。(明治から昭和にかけての日本の外交が、高くついた大失敗ということが、ここでも出ている)
どちらも、中国の福建省と広東省の出身者の街だ。
もし、アジアの新通貨を作るなら、このどちらかが、中心地となるだろう。
インドを含むアジア新通貨ならばシンガポール。
より中国色が強くさせるつもりならば、香港だろう。
いずれにせよ、中国はどちらにも強くアクセスできる。
ゴールドが、騰がるとき、大きな戦争が近づく。
それは、通貨という平和の中でしか認められないものを、捨てる行為だからだ。
通貨が平和の象徴なのは、例えば、観光や自由な世界旅行に通貨交換がつねに必要になることと同じだ。