Sydney Yajima


GSM会員希望者は下記のURLへお進みください。
http://www.gsm.jp/

ホモ・サピエンス

2011-06-11 15:06:52 | Weblog
こうして 書いている私も、読んでくれている あなたも 等しく ホモ・サピエンスに属する。
その 同じホモ・サピエンスとして、考えてもらいたい。

私もあなたも、欲しいものはたくさんある。
例えば、それは お金かもしれない。
あるいは、快適なオフィスで、清潔な環境に明るい照明 見下ろせる都会と国際的な取引 数億円を数秒で動かすスリル感かもしれない。
あるいは、地位や名誉かもしれないし、もしかしたら 学術的な成功かもしれない。
子供に素晴らしい教育をつけさせることや、あるいは、幸福を求めて、宗教を信じることが正しいと考えているところかもしれない。
それぞれの環境で、さまざまな考え方が生まれていて、それらは同じではない。
だが、それがどれほどクレイジーな発想だったにせよ、基本は ホモ・サピエンスであるというところから、ものを考えてみたい。

そう、あなたも私も ホモ・サピエンス なのである。そして ホモ・サピエンスとは 「知恵のある人」と言う意味でもある。
その意味で、御互い その知恵を出して考えてみたい。

もちろん、今の状況・・・とてつもない量の放射能と向かい合っている・・・について 考えてみたいのである。

私たちは、人類 (ホモ・サピエンスたち)の 変態に向き合っているかもしれない。
なぜならば、放射能は、遺伝子の情報を狂わせるからである。
あるいは、人類の滅亡という方向に行っているかもしれない。

その考え方から、さらに もうひとつ次の考えを進めていく。

次に私が問いたいことは、プルトニウムは兵器か?という疑問だ。
ウラニウムで原子力発電を行うと プルトニウムという副産物が出来る。これを再利用するプルサーマルというものが、ある。
これらの施設は、兵器ではないか?という疑問だ。

兵器の定義は、戦争において使用する全ての車両、航空機、船舶、設備等の事を指し、敵となった目標を殺傷、破壊するためや、敵の攻撃から防御するための機械装置である。兵器は用途別に細かく分類され、その種類は膨大な数に上る。

つまりプルトニウムを作る施設や設備は、この定義にそっていえば、兵器なのである。
それ自体は、武器ではないが、しかし、兵器なのである。なぜなら、プルトニウムは、人を殺傷することができるし破壊することができるからである。目的としているかどうかでは、議論が分かれるかもしれないが、仮にプルトニウムを持つと、それはほぼ未来永劫と言っていいほど 長期にわたって持ち続けることになるので、いずれ政権が変わり 人が移ろいそれらを武器として使用する目的と変わるかどうかについての 将来への責任は、今の人間にとっては持ちようもないことだ。
だから、今の目的が、武器ではないとしても、議論の俎上に 「兵器でははない、あくまで 平和利用だ」 などという世迷いごとを、乗せることをしてはいけない。今、現在の気持ちはこうだから・・・というだけでは、無責任すぎるからである。

私は何が言いたいのか?
と ここまで読んで理解してくださった方には、思われるかもしれないが、もう少し 先を読んで欲しい。

つまり、プルトニウムが兵器である ということを 私は言いたかったのである。
そして、それは、言うまでもないことだが、核兵器である。

ということは、つまり日本の国是である 非核三原則 「核兵器をもたず、つくらず、もちこませず」に明らかに反していることになる。
これは、裁判にすることができるのだろうか。
答えは NO である。
国是には法的拘束力が ないか、著しく 弱いからである。

しかし、繰り返しになるが、非核三原則に反していることは、明らかだ。
法的拘束力はないが、それにしても、日本の方針には合わないものであることは、はっきりしている。

にも、かかわらず。
またもや、原子力発電所を再び動かそうというマスコミの煽りや、電気が足りなくなるという脅しがあることは、完全に日本国民をなめている。
この勢力に属する人間は 日本人ではない。
少し やわらかく言い直そう。
私は、原子力発電所を推進しようとしている人間たちを、日本人だとは認めたくはないと、言いなおしてみようと思う。

彼らは、日本に巣くう虫のような者共で、我々日本人は大いに迷惑しているのである。

彼らは、日本人のような顔をし、日本のパスポートをもち、日本の国籍さえ持っていて、自分たちを日本人だと言い張るであろうが、決して彼らは 日本人ではない。
なぜなら彼らは、日本人を愛していないからである。
さらに言えば、彼らは人間(ホモ・サピエンス)でさえない。
恐ろしい 恐ろしい核兵器を作って それを金の力で押し付けて、フクシマを不毛の土地にしたり、あるいはこれから日本中のありとあらゆる地域を 彼らの持つ54基の兵器で 破壊しつくし 人々を放射能で 殺し尽くそうと企んでいるからである。

私たちの中に、もし原子力発電所に賛成しようと言う人間がいたら、彼を人間(ホモ サピエンス)だと認めてはならない。
なぜなら、彼らは私たちの種を破壊しようとしているからである。

彼らを、力によって変えることは、しかし できないであろう。
彼らは、今、お金や地位という かりそめの世界の魔力によって、人間もどきに なってしまっているかもしれないが、 本来は 泣きもし、笑いもする 私たちと同じ人間だったのである。ただ、狂ってしまっただけだ。
だから、彼らのソフトをスクリーニングし ウイルスを除去すればいいのだ。
そうすれば、彼らを人間に戻してやることが出来る。
ちょうど、アル中の人間や 薬物中毒者のようなものだと 思えばいい。
あるいは エクソシストの悪魔祓いのような 想像でも まあ、いいかもしれない。
コンピューターのウイルスバスターのほうが、もっとも近い発想かもしれない。

彼らを、きれいにしてあげる必要がある。
小学生の頃、彼らの誰一人として、核兵器を持ちたいなどとは 言っていなかったはずだ。
彼らをもう一度、その頃のピュアな状態に 戻してあげれば、きっと 彼らもやってきた間違いを後悔し、そしてその優秀な頭脳を使って、良い未来を作るためにしっかり働き出すことになるだろう。

悪魔たちに奪われた ホモサピエンスを取り戻そう



どうせ 隠しても暴かれるなら

2011-06-11 11:43:15 | Weblog
日本政府は、今回の海水汚染状況を 隠そうとしている。
もし 汚染状況を調べたければ、まずその海域に生息する 海草、なまこ、ウミウシ、カニ類、小魚などの多くのサンプルを 一定の地域ごとに、複数集めて、放射能汚染を調べ、グラフにし、海域の汚染を詳細に記録しなければならない。
そのためには、研究者たちは、船で移動し、船の上にはラボラトリーを設け、様々なサンプルを取り続けることが求められる。

金額的にはそれほど かからない。
だが、重要なことは、どの海域が、どの程度深刻に汚染されているかを知ることであり、また 近隣の漁師にとっても、またその海産物を消費する一般消費者にとっても 知りたい情報である ということだ。
したがって、速やかに、それを 政府は、いくつかの水産を専門にする大学とともに、第三者的立場に立って、行い、そして、発表する義務がある。
また 海域で操業できなくなった漁師たちの補償も 当然のことながら、行わなければならない。
さらに、東電は、その海域を汚したという補償をしなければならないし、それによって 東電が破産してもそれは 仕方のないことだ。
解体してしまえば よい。

東電が破産したら、電気が止まるという意見がでるだろうが、そんなことはない。
施設は残り、債権者たちは、新たな電気事業を民間に委託するだけである。
電気は東電でなくとも、施設さえあれば、誰にだって作れる。

今、ここで もし、市民のことを考えるならば、汚染状況を調べ、それを発表することだ。
不安を煽るから、とか様々な理由をつけて 隠したとしても、先に述べたように、安い金額で小さな船であっても  民間の力でもわずかな金額で、すぐに調べられるので、いずれ 発表されて、政府はまた 言い訳に追い掛け回されることになるだけだ。
だから、政府は早く対応し、発表したほうがいい。

すでにアメリカが、調査を始めるために、認可をとった。(なぜ、日本政府ではなくアメリカが先にそれをするのか? それは日本政府が隠したいからだし、隠して守りたいものは、東電であり原子力発電所であり、またその裏側にいる 日本の悪しきエスタブリッシュメントたちであるからだ。)日本政府は いやいやながら、しかし アメリカの言うことには怖くて逆らえないので、「かなりの短い時間」という訳のわからないささやかな抵抗をしながら、認可した。
アメリカは、民主党政権が大嫌いなので、「かなりの短い時間」に調査した結果を、発表してくるだろう。
すると、日本の国民たちはそれを知って、その「かなりの短い時間」に調査された結果に憤り、自民党はそれみたことかと、アメリカの尻馬に乗り、大騒ぎをするはずだ。
これが起こるのは、今月の終わりごろ。

日本の 悪しきエスタブリッシュメントたちは、今、考えているはずだ。
この状況のなかで、うまく立ち回ることを考えているだろう。
いかにして、この中で原子力発電所を残していくか、また、自分たちの存在を知られないようにするか、あるいは、様々な言論統制をも マスコミをコントロールすることで、かけてくるだろう。
つまらないスキャンダルで、国民の関心をそらすことを行うはずだ。
つぎつぎと、変な事故やスキャンダルが紙面をにぎわし、国民はうっかりと忘れるように仕向けられるだろう。
人のうわさも75日である。
しかし、私は続ける。
私たちにはネットがある。
ネット社会では、日本の 悪しきエスタブリッシュメントの力は及ばない。
なぜなら、例えばこの私はシドニーで書いており、多くの友人(あなたたち読者のことだ)に守られてもいるからだ。
私は、こうして、書き続ける。
ささやかな抵抗かもしれないが、しかし、負けないつもりだ。

共に、やっつけようではないか。
この目に見えない巨大な敵を。

そうしなければ、民は苦しみ、国は滅びる。



ミスリード

2011-06-11 08:09:40 | 世界情勢
あなたが、世間を自分の思う方向へ もって行きたいと考えたとする。

今日は、このテーマで話を進めよう・・・

分かりやすく言うために、例を挙げよう。
例えば、AKB48のような ユニットを大々的に 売り出したいと考えたとする。
セオリー通りに 考えるならば・・・

最初に目に付くことは何か?
を分析するはずだ。

その分析は、インターナル (内側の問題) と エクスターナル (外側の問題) について考えるはずだ。

内側の問題は、48名もいるのだから、当然 お互いがいがみ合う あるいはいくつかのグループに分かれる。ということは、容易に予想される。

これによって、スキャンダルが生まれる。
マネージメントをするには、全員が同じ方向を向いて 仲良くしてもらうより、分裂しない程度に お互いが ある程度 いがみあってくれたほうがやりやすい。なぜなら、適度に双方の言い分を聞くことによって、バランスを計算し、全体を自分のコントロール下に置くことが出来るからだ。
そして、ファンをいくつかの対抗グループに分けることも重要だ。
そのために、スキャンダルを小出しにする。
ファンというのは、自分だけは違うという差別化を持ちたがるものだから、それぞれ 自分の贔屓の娘のために、小さな自己主張をする。
インターネットで、主張するファンは、お互いをこきおろしながら、えんえんと やり続けるだろう。
彼らはいつのまにか、とても熱くなっており、その間に、マグニチュード 8の地震が来たとしても、彼らの重要な課題は、AKB48の真ん中の椅子に誰が座るのかということに すべての関心がいっている。たとえ、給料を投げ打って、あるいは 恋人との食事やデート代を浮かしてでも、CDを何百枚も買ったりする。

今回のファン投票など、そのすべてをうまく利用して、まんまとマーケティングにのせた、いやらしい戦略だということは、少しでもマネージメントとマーケティングを かじったことのある人間ならば、すぐに ピンと来たはずである。

よろこんでいるのは、マネージメントをして儲けた 汚れた大人たちであって、AKBの少女たちも傷つき、ファンも傷つき、そして、あと数年たつと、「あの熱気は一体何だったんだろう・・・」と臍をかむ思いで、あほらしくなるのである。その頃には少女たちは おばさんになっており、かつての面影もなく、いくつかのスキャンダルを通り越して 平気でテレビの画面の前で セックスの話をさえするようになっている。
だが、マネージメント チームたちはすでに 新しいユニットの ニュージェネレーション AKB48のようなものを作って、それをまた、別のマーケティング手法を使って売り出しているだろう。彼らの目的は単純だ。
金である。
少女たちは そのための商品であり、彼ら マネージメントにとっては、うつろう 流行のファッションほどの価値もない。
それでも、大衆はお金を使い そのマーケティングに うすうす 「騙されてるかな? 俺・・・」と気がついていながらも CDを買うために並ぶし、涙を流して若い娘の言葉に感動する。

もし、あなたがそのうちの一人であるならば・・・

おめでとう

あなたは、立派なAKBのファンです。かなりミスリードされてますけど。
誰がなんと言おうとも、私はあなたが立派なファンであることを 認めます。それに、とても 純粋な人です。
決して 馬鹿には していません。尊敬もしてませんけど。

まあいい・・・

大衆は、かくして、ミスリードされて、騙される。
それが、CDを買って多少の金を損するぐらいならば、まだいいだろう。
しかし、放射能汚染となると、話が変わってくる・・・


原子力は安全です。
とてもクリーンなエネルギーです。
私たちは、未来のために平和利用していきます。


こういうもので、ミスリードされていたのは、恥ずかしながら 馬鹿な私自身でありました。
笑ってやってください。
しかし、これからは、違います。