Sydney Yajima


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時間と立ち位置

2009-11-10 17:03:38 | フリーメーソン
フリーメーソンに限らず、世の中の、いかなること、政治、会社、ありとあらゆる人間社会において、共通の掟がある。
それは、いきなり、あなたは 先生にはなれないということだ。

何かの組織に入ると、そのなかで、十年頑張って、その組織の一員としてみんなから認められ、やがて、その社会のなかで、信頼という目に見えないものだが、しっかりとそれは ある ものによって裏打ちされ、やがて、その組織の中心に入ることができる。

だが、何もかも一気にやってしまって、インスタントに自分がその中心になれるように馬鹿な努力をしてあちこちに顔を出して、おもちゃにされて 裏でみんなから笑われていることも気付かず、自分だけ SOMEBODYにでもなったような気になっている人がいる。
こういうひとを、豚的幸福主義者といい、実験とおもちゃとピエロ扱いで使い回しにされて最後には、適当にあしらわれ自家中毒を起こし、切れたたこのようにどこかへ飛んでいってしまう。

フリーメーソンでもこの手の人は、実にたくさんいる。その人たちはなぜか?最初の3年ぐらいは、熱心に活動をするが、どこかで息切れしてしまい、やがて、資金もなくなり、いくらやっても、実利がないと文句を言い始めて、あちこちから顰蹙を買い、「実利を求めてフリーメーソンをしているほど、君は貧乏なのか?」などとあからさまに言われて、やがて、「君は 安っぽい人間だね」と最低の評価を与えられた挙句、屑として扱われる人がいる。この人たちは、その後続かなくなり、どこかへ消えてしまう。もちろん、3年程度では、ブルーロッジで最高位を極めることも難しいので、中途半端な握手だけを覚えて、結局その意味も使うべき場所も、また、本来の自分の立ち居地も、分かっていないので、崩れてしまう。

人間は、どんなビジネス、どんな勉強、どんな技に打ち込んでいたとしても、そしてそれがどんな組織の中であったとしても、立ち位置は、あくまで、個としての自分が最初であり、次には、個の周りにもっとも近い家族。そして、家族とともに、仕事とかビジネス、学業が三つ目に来て、4つ目に、フリーメーソンなどが来る。このどれかの順番が狂っても、いけないし、それをしては、自分の立ち位置がなくなることは、そのすべての中において、死を意味する。

したがって、急がば回れという当たり前のことだが、じっくりと時間をかけて自分の立ち位置を常に確認しながら、すすむことが、正しい。それにはまず始めの10年という時間の生き方。そして、その後の10年、やがて成熟を迎えるその次の10年という順番になるはずだ。

人は死ぬ。しかし、自分で自分を殺してしまっては、なんにもならない。

ハリウッド映画 のなぜ?

2009-11-09 20:54:28 | 世界情勢
If we could shrink the earth's population to a village of precisely 100 people, with all the existing human ratios remaining the same, it would look something like the following. There would be:

57 Asians
21 Europeans
14 from the Western Hemisphere, both north and south
8 Africans

52 would be female
48 would be male

70 would be non-white
30 would be white

70 would be non-Christian
30 would be Christian

89 would be heterosexual
11 would be homosexual

6 people would possess 59% of the entire world's wealth and all 6 would be from the United States

80 would live in substandard housing

70 would be unable to read

50 would suffer from malnutrition

1 would be near death; 1 would be near birth

1 (yes, only 1) would have a college education

1 would own a computer

When one considers our world from such a compressed perspective, the need for both acceptance, understanding and education becomes glaringly apparent."


この世界が100人の村だったらによると、アジア人は57%の人口に匹敵する。
しかし、実際ハリウッド映画では、ほとんどが白人で、すこし黒人が出てきて、アジア人は数えるほどしか居ない。なぜだろう?
それは、ハリウッド映画を作っている人たちが、アジア人を起用したくないからである。
ハリウッド映画は、白人のものであって、わずかに黒人にもチャンスを与えるが、アジア人には、皆無。しかし日本のアニメのストーリーは優れているので、そのストーリーだけを拝借しようというものだ。日本の映画が、ハリウッドに起用されたと喜んじゃ だめ。自分たちでハリウッドを超えるものを作るくらいの気概がなきゃ、いつまでも 支配される側の人間になってしまう。 

失業率

2009-11-09 16:53:02 | オーストラリア株式
オーストラリアの失業率は現在の5.8%から、来年の6月には6.75%まで騰がるだろうと 経済アナリストたちは言う。これがあたるのかどうかは、分からないが、景気は上向いてきていると、発表し、インフレリスクが高まり、そのために、利率を上げざるを得ないと言う。どのくらいまで騰がるのか?そしてそれがどういうスピードで騰がっていくのか?
この点は分からないけれど、騰がるのは確実のようで、来年の今頃には、5%以上になっているかもしれない。

オーストラリアの景気がいいのは、中国向けに輸出が伸びているからで、それは中国政府の財政出動が効いているからだ。だが中国政府が、すでに緊縮財政に向けて動いており、これからが本番になる。

前にも書いたが、まずアメリカのリーマンショックが、地震の第一波で、それが日本や中国の輸出に来る。これが第二波。第二の波を極力弱くするために、中国は財政出動を行い、それが国内の需要を喚起させ、日本もオーストラリアも中国向けの輸出で恩恵を受けた。第二の波がこれで完全に終わったわけではなく、まだ、次に来るかもしれない、キャピタル クランチが、アメリカからやってきたなら、米ドルの急下落とともに、また、やってくる。アメリカの二番底はかなり深く粘っこいものになるだろうし、V字型にアメリカの経済が戻ることは、難しくなる。(意見の分かれるところだが、私はV字型は、来年にも来るだろうという楽観的な意見には 反対する。) 
アメリカが本気で 経済の回復を願うのならば、強い米ドル資産の維持よりも、国内で生産する力をもう一度考えるべきで、さらに長期的には、アメリカ製品を中国に輸出していくためにも、人件費のカット、そして競争力のために、アメリカドルを弱くさせ、さらには消費を中心としてきた働かないアメリカ人ではなく、中国に負けないくらい労働するアメリカ人を作らないと、生き残れないだろう。
そうすれば、向こう100年ぐらい経てば持ち直すことができるかもしれない。
アメリカ人たちは働かず、ただ太ってきた。オーストラリア人の白人も同じ。働かず、身体を動かさず、ただ、指先だけで指図しながら、金融と土地、債権をころがし儲けてきただけだ。こんなふうにもうけたお金は何時までも身につかない。

その点、第二の波をよけた中国は、この次の波も、うまくかわすかもしれない。

オーストラリアはそのたびに中国への輸出を増やし、ラッキーカントリーだというのだろう。しかし、いつまで?と予想はできない。なぜなら、オーストラリアの中に確実に中国マネーが入り込んできており、様々な鉱物資源、そしてその会社が、乗っ取られつつあるからだ。

中国は先々のビジョンを持って、きちんとしたストラテジーとプランで ゴールを目指す。一党独裁だからできる技だ。

日米対等

2009-11-07 18:32:57 | 世界情勢
鳩山氏が日米対等の発言を繰り返している。
多くの、コワモテの威張った日本人が保有する新聞社が、そんなことを言うと やられるぞ。と鳩山政権を脅す。自民党の生き残りたちで、戦後彼らが日本を仕切ってきた。だが、その中身は 典型的な植民地根性だ。内側の人間には、強いくせに、外側の人間にたいしては卑屈。

鳩山氏、彼は平成の聖徳太子なのかもしれない。
聖徳太子は、当時の中国に対等の国関係を言い渡した。

今、アメリカに対してそれをしている首相を持つ日本は、彼をけなしたり、脅したり、なだめてやめさせたりすることではなく、どうやって、対等な日米関係を、そして日中関係を築き、そして守っていくかを考えるべきである。

核の傘などという目に見えない安全保護が、一体何かの役に立ったことがあったのかも含めて、日本は当たり前の国になるために、脱皮しなければならない。防衛費の使われ方も、そうなると変わってくるが、しかし、今後は国内で戦闘機を作ることになるだろうから、日本国内の軍事産業が成長するという経済活動が出てくるのは、皮肉な話だ。

日本が軍備に力を入れると、今までろくなことがなかったけれど、これからは、必要最低限の自分の扉に鍵を掛けるという話ならば、いいんじゃないだろうか?
核兵器を持たなくても、その傘に入らなくても、自衛は出来る。タイもベトナムも、インドネシアも、ほとんどの国は、核を持っていない。日本もそれなりの国になるのに、アメリカの基地と核の傘が必要なのかどうか?日本が世界の先進国と威張っていても、アメリカの基地を持っていてその保護の下であまんじていては、とてもとても 一人前じゃない。

だが、戦後の安保のありかたが、よかったのか悪かったのかを、まともに、考えようと、若い人たちは、しない。だが、それは若い人たちのせいではない。なぜなら、きちんとしたそのあり方への疑問を、その議論を、大人たちが避けてきたからだ。沖縄の基地問題も、複雑な経済依存型の基地容認という地元の生活の基盤と、迷惑な米軍の兵士による犯罪という実態にも、ずっと、そういうことを、覆い隠してきた大人たちの責任なんだ。

金がないと生活できない。
だから、何も言わない。

ずっと、日本全体がそんな形で来た。今回ものを言い始めているのは、アメリカに金がなくなってきて、もう利用価値がないからだと、アメリカは感じているだろう。
そう、そのとおりなんだ。
日本はアメリカのお金が好きだっただけだったのかもしれない。
貧しい国だった日本が、リッチな国にあこがれていただけだったのかもしれない。

デフレ対策

2009-11-05 23:33:12 | 世界情勢
一般的な、教科書に乗っ取って言えば、デフレになると金利を下げるか、マネーサプライを増やして、ややインフレ状態にして保つことができれば、経済は健全であるということになる。
デフレになると物価が下がり、賃金を下げる圧力が生じ、さらに企業は改善コストを打ち出して物価が下がり、そして、就職が難しくなるために、離職率もしくは非雇用率が上がり、社会は不景気になる。だから、デフレは恐ろしいから、なんとか政府はマネーサプライを増やしてデフレ対策をするべきだというのが、当たり前の経済学を勉強してきた人の意見で、それが、アメリカの取り続けてきた政策でもあった。しかし、アメリカをみて、彼らが良くなっているとは思えないだろう?なぜだと思う?

私は、現在ある経済学をまるっきり否定しているわけではない。だが、私の経験や想像力、それに、幾分かの分析を加えて言うならば、経済は生き物で、日々変わり、それはどの方向にいくのかを見極めるのは天才的な感覚を持った人にしかできないだけでなく、情報を常に磨いておくことが大事である。つまり、過去に出来上がった経済理論は 歴史の中では有効であり、未来には適応できていない代物だということだ。

どういうことか?

デフレが始まったのは、中国の勃興と時を同じくしている。これは、数字を見ても、統計をみても、確実に真実だと証明できる。デフレは中国と、日本との所得格差から、安い賃金で製造できる中国製品の大量輸入のもたらしたものだと、私は断言する。つまり彼らは安い製品と同時に、デフレを輸出しているのである。
つぎに・・・
冷たい水と熱い湯を混ぜてみることに例えてみたい。するとどこかの地点で生ぬるい水ができる。熱い湯を注ぎ続ければ、やがて温度全体は上がるかもしれないし、冷たい水を注ぎ続ければ 温度は下がるかもしれない。

アメリカの政策は強いドルの維持と同時に、熱い湯であるマネーサプライを増やし続けることでなんとか水の温度全体をあげようとの試みだった。翻って中国をみれば、安い13億人・・・世界の5分の一の人間を使って、水を冷やし続けてきた。もちろん、中国だけではない。インドもあわせると、世界の3分の1の人口に匹敵する。彼らのビジネスは製造業なので、日本のお家芸と真っ向から対立するわけだ。つまり日本の製品は割高になり競争力がなくなる。同時に、安い賃金に真っ向から対立することは難しく、どうしても別の対応をしなければならなくなる。それが賃金カットに始まるデフレの状況だろう。

今の、経済は、世界規模でのデフレ状況で、日本国内だけを見ていては、決してうまくいかない。
どうすればいい処方箋だろうか?

まずひとつ、徹底したロボット効率化をはかる。これによって失われた労働競争力を取り戻す。そのためには、研究費をどかーんとかける。

二つ目。福祉を今の水準と、例えば、北欧の水準の中間ぐらいの場所まであげてやる。節操のない福祉政策は破綻するが、ある程度の福祉は、かえって様々な需要とインフレを呼ぶ。

三つ目。日本企業全体で共同歩調をとる。これは、車を製造し始めるころ、フォードが取った政策だが、自社の労働者の賃金を他社の倍以上まで上げた。それにより、車の購買層を増やそうとしたのだ。その発想はあたり、フォード王国ができた。なにも労働者のためではない。購買層を増やすためである。そこで、日本の中国に進出している企業が、一斉に給料を上げる。当然、従業員は殺到するだろう。いい従業員が残る。しかも、中国にインフレが起こる。それによって、賃金の平均値があがり、中国に今より巨大な高級品の購買層を作ることになる。日本製品を彼らは買うだろう。それによって、日本のデフレにストップがかかり、しかも 日本製品の輸出が中国向けにより活発になる。


GOLD

2009-11-04 22:14:14 | 世界情勢
ゴールド価格がついに1100ドルを抜きそうになっている。
10年前にこんなことを言うと、「とんでもクン」扱いされた。
当時のレートは250ドルだったのだから、当然かもしれない。

IMFがインドにゴールドを売る。
インドはドル通貨に不安を感じた。だから、ゴールドを買う。もともとゴールドが好きな国民だ。これは筋が通っている。
問題はIMFの判断だ。
IMFは世界の経済を安定させる目的で設立されている。
しかし、この段階で、最高価格でゴールドを売るのは、ドルを下げる圧力になることは、誰にでも分かる。
つまり、IMFがドルの安値更新を認めたことになる。
ここが、ミソだ。

つまり、IMFがドル安進行を認めただけでなく積極的に、ドル安を推し進めることで、アメリカの発言力を弱め、また、ドルの購買力を弱め、それがアジアへと、経済の中心がシフトしていく手助けになるのと同時に、すでにアメリカに、輸出できない日本中国などの企業に、アメリカというマーケットをもう、忘れなさいというメッセージにもなり、また、アメリカのインフレを誘発することにもなり、もっといえば、アメリカがもし仮に、強いドル政策を取りたいと考えるならば、戦争か、利率引上げしかないわけである。戦争となれば、一番火種になるのは、イランで、石油がホルムズ海峡封鎖という段階で騰がることは目に見えており、脱石油をどこまで早く実現できるかという時間との競争がここでも行われることにもなる。イランへの攻撃はイスラエルが一番望んでいることであり、クリントンとネタニアフというかなり、怪しいTWOショットが 図らずも今回パレスチナへの平和提言(断られた形になったが)で現れている。本命はイランのはずで、イランは着々と中国とロシアに連絡を取り、準備を進めている。アメリカ単独でやれる実力があるかどうかも疑問で、今回の、アメリカ大統領オバマの日本訪問が、軍事目的になるのか、経済目的になるのかが、注目されるだろう。経済目的ならば、まだ戦争は遠いということだと解釈できるが、そうではなく、軍事の話が大半を占めるようであれば、アメリカは、すでに行動計画を立てていることになる。

シンガポールと香港というアジアの二大拠点。ダークホースに台湾。
韓国は民族意識が高すぎ、北朝鮮というリスクもあるので、危険。日本は、拠点になれるほどアジアの信頼を得ていない。(明治から昭和にかけての日本の外交が、高くついた大失敗ということが、ここでも出ている)

どちらも、中国の福建省と広東省の出身者の街だ。
もし、アジアの新通貨を作るなら、このどちらかが、中心地となるだろう。

インドを含むアジア新通貨ならばシンガポール。
より中国色が強くさせるつもりならば、香港だろう。
いずれにせよ、中国はどちらにも強くアクセスできる。

ゴールドが、騰がるとき、大きな戦争が近づく。
それは、通貨という平和の中でしか認められないものを、捨てる行為だからだ。

通貨が平和の象徴なのは、例えば、観光や自由な世界旅行に通貨交換がつねに必要になることと同じだ。

自ら変わることのない国 JAPAN

2009-11-04 02:30:53 | 世界情勢
民主党が、様々な変化を打ち出している。維新といおうが、暴挙といおうが、ともかく この変化の基本は、脱欧米、入亜細亜といえるかもしれない。
今までは、アメリカが、「俺たちの指図を聞け」というスタンスだったが、民主党は「アメリカも入ることを許可する」と表現している。アメリカは苛立つが、しかし、何も反対はできない。普天間基地のことでも、「われわれが考えて結論を出す」と民主党は言い、しかも「それには時間がかかる。ちょっと待て」と言う。アメリカはすでに決まったことだから、さっさとやれ。と言うが、トーンは低い。なぜなら、それを言い切れるほどのバックボーンが、すでにないからだ。日本が、「そんなふうに挑戦的な態度なら、君たちに何か、別のオファーがあるのか?」と切り返す可能性があることを、想像しているからで、「ノーオプションだ」と言い切れることはできないのだろう。

民主党が、どうしてこう変わり、日本人がなぜ、自民党ではなく 民主党を選んだのか。これは、実に面白い。

日本人が自分から変わることはない。
もし、ひとつの体制ができれば、それに従ったまま、何百年でも続くのが日本の今までの歴史のあり方だ。
たまたま元寇があったり、あるいはアメリカの大きな大砲を積んだ蒸気船が来たりすると、そのたびに大騒ぎになり、変化をする。

今の場合は、経済のシフトという目に見えないが確実に変わっていく世界の構図だろう。

オイルからの脱却というエネルギー革命。
これも別の要因で数えられる。すでにオイルの将来的な需要は減っていくだろうと、さまざまな数字が示している。
オイルが減ることを予測して、オイル事業をしている会社は新しい道を模索。バフェット氏は、鉄道事業に乗り出した。

こういう世界の経済変化と革新的な技術の進化、それらの両輪は、十分に維新や、元寇に匹敵する。日本人は、それに気がつき、そして行動を起こした。

ただ、この変化の片側の車輪は 絶え間ない日本人による技術の改善がなしえたとも言えるので、もしかすると、時代を変えていくのは、真面目にこつこつと、研究と実験を重ねてきた人たちの力なのかもしれない。

もう、原子力爆弾などという古臭い兵器を使うつもりは、どこの国にもない。
打てば自分が死ぬことの分かっている兵器なんて、はじめから役に立たないものだ。

だから、世界大戦が起こることは、もうないんだ。と、そう、考えることはできないか?

もし、そうならば、日本が第三次世界大戦に巻き込まれることがもうないことも分かるし、アメリカの兵器も莫大な核爆弾のミサイルも、すべて無用の長物になってしまう。ならば、現実的かつ、アメリカの大好きな合理的思想とやらで、考えると、沖縄に米軍基地はいらないことになる。中国が攻撃してきたらどうする?と言う人がいるし、北朝鮮の脅威をもっともらしく言う人もいるけれど、米軍基地のかわりに、自衛隊が十分に対応できるだろうし、日本は、戦争をしない選択のなかでの防衛をきちんと見直せば、それで 対峙できる知恵があるはずだ。

核戦争が起これば、地球は終わってしまうならば、力んで軍事に金を使うことは、馬鹿げている。まったく、馬鹿げている。それよりも、もっといい生活ができるようにしたほうが、道理にかなっている。

と、まあ、多くの日本人がそう考えたのではないかな?
まあまあ、うちは日本の中では中流家庭だ。
海外旅行も、年に一度か二度は行けるし、家も持っている。仕事も安定しているし、少々ボーナスが下がっても、まあ何とかやっていける。そう考えている人がもし、たくさん居たら、その国は 社会主義か、共産主義の究極の目的に近い国だろうよ。

日本は、多分、そんな国にいつの間にかなっていたのかもしれない。
そして、今回は、民主党となったのなら、日本国民の本当の気持ちがよく分かる。

民主党は国民が選んだ政党なんだなぁ。
ならば、多少 間違ったとしても 日本のために一生懸命やっていると国民が見れば、それで また再当選するだろう。田中角栄は、今でもみんなから 好かれているじゃないか。あれは、日本のために一生懸命やろうと頑張ったからじゃないかな?


ジャカランダ

2009-11-03 00:57:03 | Weblog
シドニーは ジャカランダが、満開だ。
あおむらさきの花の色
毎年 咲くのに、毎年 感動してしまう。

シドニーに来るのなら、この時期がいい。

妻と散歩をしながら、この公園も、何十年たっても、ずっとここに そうしてジャカランダが咲いていて、きっと僕たちがなくなって、その後も、子供たちや孫たちが懐かしんでくるのかな・・・そのときは、彼らの目にはこの公園がどう映るんだろう・・・
子供たちが小さいときの思いでは、この公園から始まったし、そのいっぱい詰まった思いでは、この公園とともに、今ではとても懐かしい。

あっという間の、時間だったけれど、子供たちはいつの間にか、随分と大きくなった。

ため息が出るような、寂しいような、でも どこか誇らしいような。

親の気持ちが、沁み入るように 解る歳になったのかもしれない。