今朝、お茶会用のお菓子の見本が届きました。
候補に選んだ三種類です。
早速器に盛ってみて、どんな雰囲気になるかを見てみました。
~葵の袖~
外郎製で白餡です。
~一声(いっせい)~
これも外郎製で黒餡。
外郎にこだわったのは、他のお席のお菓子と重ならないようにするためです。
~朝もや~
これは葛焼き。甘さが控えめで、葛の香りと食感が爽やかです。
どれもおいしそうでしょ。
今日のお稽古の方は幸運にもこのお菓子の味見ができました。
皆さんで分け合っての三種類の味見は、幸せそうでしたよ。
味見の後の感想は、どれも美味しくて捨てがたいとか。
「選ぶのはひとつだけですか。三つじゃ駄目なんですよね」と残念そう。
私も味だけを考えるととても迷います。
お席の道具などの取り合わせを考えての「銘」が選考の基準になりそうです。
ひと足もふた足も早い初夏の香りのお菓子を頂きながら、
お茶会への気分も徐々に盛り上がってきました。