「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

国立博物館の庭園での茶会

2012年03月11日 | お茶三昧

国立博物館の裏手にある庭園でのお茶会に行ってきました。

普段は公開されていない場所ですが、
今日はお茶会ということで、庭園も見られて、
いくつかの建物の中でのお茶席にも入ることができました。。

三流派のお茶席が設けられ、それぞれの趣向が楽しめました。
流派の枠を超えた方々が集ってのお茶会ということで、
自由な雰囲気もあり、新鮮な気分も味わえ、とても興味深かったです。

ここのところお茶席を持つ側の気持ちで、毎日過ごしているので、
ひと時、もてなされる側の気分に浸れ、安らげたのも、気分転換になったようにも。
視点を変えて茶席のもてなしを眺めるのも、大切なことだと思いました。

濃茶は、「六窓庵」で頂きました。



この茶室は三畳台目の茶室です。
もと興福寺慈眼院にあったのを明治初期に移建したもので,
慶安年間に金森宗和の好みで造られたと伝えられています。
名の通り、六つの窓があり、午後の光が柔かに差し込んでいました。



丁度博物館の裏手になり、あとひと月もすれば、桜が満開になっているのでしょうね。
午後からの日差しに、まだ固いつぼみのも、きらきらしていました。






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