国立博物館の裏手にある庭園でのお茶会に行ってきました。
普段は公開されていない場所ですが、
今日はお茶会ということで、庭園も見られて、
いくつかの建物の中でのお茶席にも入ることができました。。
三流派のお茶席が設けられ、それぞれの趣向が楽しめました。
流派の枠を超えた方々が集ってのお茶会ということで、
自由な雰囲気もあり、新鮮な気分も味わえ、とても興味深かったです。
ここのところお茶席を持つ側の気持ちで、毎日過ごしているので、
ひと時、もてなされる側の気分に浸れ、安らげたのも、気分転換になったようにも。
視点を変えて茶席のもてなしを眺めるのも、大切なことだと思いました。
濃茶は、「六窓庵」で頂きました。

この茶室は三畳台目の茶室です。
もと興福寺慈眼院にあったのを明治初期に移建したもので,
慶安年間に金森宗和の好みで造られたと伝えられています。
名の通り、六つの窓があり、午後の光が柔かに差し込んでいました。

丁度博物館の裏手になり、あとひと月もすれば、桜が満開になっているのでしょうね。
午後からの日差しに、まだ固いつぼみのも、きらきらしていました。

よろしかったらぽちっとお願いしますね。
