
今日は稽古始めでした。
正月飾りも7日は外さなくてはなりませんが、
今日一日は下げておきました。
だってどなたにも見ていただけなかったのですもの。
この飾りはは誰のためにかって・・・
はい神様のためにですよね。
明日の朝には無いようにします。
今週は「長板総荘り」のお点前で、新春らしく。
何か干支のものをと、薄茶のお茶碗に未が付いているものを使いました。

「未が一匹~未が二匹~」と数えていると眠くなる御茶碗かな。
11匹います。
「なんで12匹でないのかしら」
「一匹は未年の一匹かしらね」
「どこかに一匹隠れていないかしら」
となぜか12匹にしたい皆さんでした。
お茶碗の内側には「瓔珞文様」( ようらく)が描かれています。

瓔珞はもともとインドの上流階級の人々が身につけたもので、
珠玉や貴金属を編んで頭や首や胸にかける装身具だそうです。
これがのちに菩薩像などの身を飾るものとして用いられて、
寺院内でも天蓋の装飾に用いられたりしました。
なかなか豪華な感じですね。
これでひつじ年も良い一年になりますように。
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