
「七種の蓋置が手に入りました。扱いをおしえてください。」
とお稽古に持っていらした方が。
「七種の蓋置」とは、
蟹、さざえ、一閑人、穂屋香炉、三つ人形、三つ葉、五徳、
の形をしたの蓋置のことです。
昔の人は
「かにさざえ、一閑人に穂屋香炉、三つ人形に三つ葉、かくれが」
と歌にして覚えたそうです。
「かくれが」とは五徳の別称とか。
運びでは使わずに棚の点前で使う方が良く、
また穂屋香炉は台子や、長板で使います。
それぞれに約束があるので、一つずつ使って覚えていきましょうと、
今日は三つ葉を早速使ってお稽古してみました。
三つ葉は上下て葉の大きさが違います。
建水には小さいほうを下にして入れ、下の一枚を正面にします。
棚にかざる時はは上下を逆にして、大きい葉が下になり、その二枚を前にします。
七種ありますから、次のものを使ったときに一つずつ紹介しますね。
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