「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

いくらなんでも早すぎる

2016年09月03日 | 日記

                

茶杓荘りの稽古。
薄器の形は金輪寺といいます。
棗とは違う扱いの約束がありますね。

               

蓋は「春秋蒔絵」ですが、見えますか。
薄と女郎花に、螺鈿のトンボが。
もう一つ別の蓋があって、そこには土筆や蝶が。
蓋だけ変えられるのですよ。
春バージョンは、使わずじまいでした。
ちょっと時期を過ぎると使えなくなるので、
今年の秋は出せてよかったです。

 

インターホンが鳴りました。
急いで飛んでいきました。
モニターには、郵便配達の人の姿が写っていました。
二度のコールの後くらいに応答したのに、
もう切れて、しまいました。
マンションの六階ですから、
時間ができたときに下に降りて行きポストを覗くと、
不在連絡票が入っていました。
書留でした。
ちゃんと家にいたのに、
たった二度のコールで、いないと帰ってしまうとは、
いくらなんでも早すぎますよね。
これから年寄りだけの家もあって、
インターホンまでたどり着くのに時間がかかる家もありますからね。
忙しいのはわかりますが、
お稽古の方と、せめて三~四回呼んでほしいわねと。

夜遅く再配達してもらいました。
配達する方も、かえって二度手間になって大変だったと思いますが。
そのことを言おうと思ったのですが、
「こんなに遅くまで仕事をしてお疲れ様」
の気持ちの方が勝ってしまって・・・
なんとなく言えませんでした。

きっとたまたま急いでいたのですよね。

 

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