ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

JAPAN HEAVY METAL 大全集

2004年11月06日 | 音楽(主に日本のHR?)
が届きました。昨日不在で受け取れなかったので、今日やっと受け取れました。
とりあえずまだMAKE-UPのところしか読んでいないのですが。
インタビューは信夫さんと河野さんだけで、最初は松澤さん抜きでMAKE-UPのインタビューってどうなの? と思いましたが、逆に違う角度から面白い話が聞けたなあと思いました。
それも、今まで聞いたことがなかったような裏話が多くて、もう興味津々で読んでしまいました(笑)
MAKE-UP時代のこと、解散のこと、そしてGRAND PRIXの解散のことまで書いてありました。
結構、時間が経ったから話せたんだろうなあ、というようなことが色々と・・・。二人とも「大人になったから」みたいなことを言っていましたが、読んでいるこちらも大人になっているというか(笑)やはり時間が経っているせいでしょう、心穏やかに「ふーん、そうだったんだ」と読めました。
GRAND PRIXの解散の原因は、ほぼ思ったとおりでした。当時にこの話を聞いていたらショックだったかもしれませんが。
でも、今でもGRAND PRIXが忘れられない熱心なファンの人たちには今でもショックなのかな? 以前うるゴメに新介さんが出ていた時、「家業を継いだんじゃないの?」とショックを受けていた方もいらしたので・・・
なんで新介さん一人が原因みたいなこと当時は言ってたんでしょうねえ。当時から不自然だなあと思ってましたけど。ファンに対する思いやりだったんでしょうね、きっと。当時から、新介さんが原因ではないのでは・・・とは思っていたのですが、それでも、ありのままの事実を言われるよりも、ああいう風に言ってくれた方が気持ちの整理はつきやすかったかもしれません。
しんみりした話になってしまいましたが(汗)嬉しかったのは、HR SUMMITで豊川さんが出られなくて、代わりに古道さんが出た時のことを河野さんが、「やっぱり豊川のドラムは違うから、豊川の音でないと」みたいに言っていたことですね。すごく嬉しかったです。今は古道さんの方が全然上手いのですが、やはり豊川さんの独特のセンスのドラムは誰にも真似できないものですから・・・(豊川さんをコピーする気でやるならまた別でしょうが(汗))
とまあ、久々にMAKE-UPのことを色々読めて、面白かったです。またライヴやってくれたらいいんだけどなあ・・・ボックスセット発売記念で。ここは松澤さんに期待するしかないでしょうか(笑)
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フィフスエレメントとナイトメアー・ビフォア・クリスマスとフランケンウィニー(ネタバレ)

2004年11月06日 | 映画
昨日、今日と観た映画について3本まとめて書きます。
まずは昨日テレビで見た「フィフスエレメント」。これ、何度も見ているのですが、クリス・タッカー演じるルビー・ロッドが好きなので(笑)テレビでやると一応見てます。本当は吹き替えじゃない方がいいんですが・・・山ちゃんは頑張ってますけどね。
しかし、何度も見ていながら、イアン・ホルムが出てたの知りませんでした~(汗)最初にクレジットで出たのを見て「何の役?」としばらく考えてしまった(汗)神父さんだったんですねえ。あんな出ずっぱり(わりと)の役だったとは知りませんでした(汗)
イアン・ホルムは、コミカルな状況に巻き込まれた真面目な人、みたいな役どころですが、イアン・ホルム自身のコメディセンスも感じさせて、なかなかいい味出してましたね(笑)
この映画、初めて観たときは「つまらん!」と思ったものですが(唯一クリス・タッカーだけがお気に入りでした(笑))、最初から「B級オバカSF映画」と思って観ると、なかなか面白かったのですね(笑)敵役・・・のはずのゾーグとは、結局コーベンは一度も会わずに、勝手に自滅してしまうというあたりとか(これは前からちょっといいなあと思ってたんですが)、大統領の偵察をするのに蚤型のカメラをつかったりとか(笑)もちろんルビー・ロッドも楽しいし(笑)
これ、むしろブルース・ウィリスなんか主演にしたのが間違いだったのでは・・・(汗)

で、今日は「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」を見てきました。吹き替え版が見たくてわざわざ東武練馬まで行って・・・いや、市村正親さん好きなんで(汗)
市村さん的には、ジャックって案外つまらないキャラクターで(汗)歌もダニー・エルフマンの方がいいでしょうなあ。なんか「ミス・サイゴン」見ている錯覚に陥りました・・・(笑)
サリーの声は、勝手に白木美貴子さんだと思ってたんですが、土居裕子さんでしたね。歌がちょっとだけで勿体無かったです。
作品的には、そんなにすごく大好きでもないですが、細かいこだわりが良かったですねえ。ストーリーが今ひとつだったのでその分減点って感じ?

しかし、映画館行って大収穫だったのは、同時上映の「フランケンウィニー」でした!
ここからかなりのネタバレになりますので、これから観る予定の方はご注意を。伏字は使いませんので・・・
まず驚いたのは、パレット・オリバーくんが出ていたことですね。いやーびっくりでした。
しかし、良かったのはとにかく映画の内容です!
タイトルからもわかるように、フランケンシュタインのパロディなんですが、「ヴァン・ヘルシング」を見ていたおかげでかなりパロディのツボがわかって楽しかったです。
まず、主人公の男の子の名前が「ビクター・フランケンシュタイン」(笑)
飼っていた犬が死んでしまうのですが、理科の実験でカエルの死体が電気反応するのを見て、電気を使って犬のスパーキーを甦らせることを思いつきます。
この実験器具が、家電製品でつくった謎のものなんですが、そのバカらしさといかにもティム・バートンらしいデザインにニヤリ(笑)
そして、甦ったスパーキーは、なぜかあちこち縫い合わせてあったり、ボルトが出ていたり。別に死体を寄せ集めて作ったわけじゃないからそんなのいらないはずなんですが、そこはフランケンシュタインですから(笑)またそんな格好させられてるスパーキーくんがかわいくてねえ(笑)
甦ったスパーキーくん、でもかなり強引な展開で近所の人たちに化け物だと誤解され、追いかけられて行った先は、なぜか廃止になったミニゴルフコースで、丘の上にはミニチュアの風車が(笑)風車を観た瞬間に、「あそこが燃えるのか~(笑)」と爆笑しそうになりました(笑)この強引な設定、好きだ~!(笑)
そしてお約束で風車小屋に入るスパーキーと、それを追って入るビクター少年。なぜかライターで風車小屋に火をつける近所の人。(中に子供入ってるっちゅうに! といういい加減さも好き(笑))
最後は割りと強引にハッピーエンドで、どうやらディズニーの圧力でハッピーエンドにされられたようなのですが(そうでしょうねえ・・・)、私としては気楽に楽しめる作品になったので、ハッピーエンドで良かったかなあと。
とにかく、ティム・バートンらしいブラックさと狙ったチープさとコミカルさ、そんな中にも暖かい心情がさり気なく織り込まれていたりして、私的にはとってもツボな映画でした!
それに犬がかわいいしねえ・・・(笑)実は恥ずかしながら結構泣いてしまったんです・・・動物には弱いです(汗)
帰ってきてからネットで調べたところ(便利ですよね~)、シザーハンズよりも前に作られた、ティム・バートンの映画デビュー作なのだとか。この作品がとても好きという人も結構いるようで、そうだよなあと頷いてしまいましたよ。
そして、「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」のコレクターズエディションDVDにこの「フランケンウィニー」も入っているんですって! これは買わなきゃですよ!!(「トロイ」は買うかどうか迷ってるんですが、これは即決ですね(汗))
しかし、ちょっと調べてみたところ、コレクターズエディションはどこのサイトでもなかなか出てこないんですよね・・・もしかしてもう品切れ?
かろうじてAMAZONで8000円するギフトセットがありましたが・・・いやフィギュアはいらないんですが~(汗)
果たして入手できるでしょうか。ちと不安が・・・(汗)
まあとにかく、やっぱりティム・バートンは好きだなあと思うのでした。そんなに沢山見ているわけではないんですが、観るとだいたい好きなので。「スリーピーホロウ」が今まで一番好きでしたが、「フランケンウィニー」は越えましたね(笑)
最新作の「ビッグ・フィッシュ」は、ティム・バートンが大人になったと言われてましたが、ブラックなところがなくて、ちょっと物足りなかったんですよね・・・ラストはかなり泣きましたけど。
またこういう作品作ってくれたら嬉しいなあ、なんて思ってしまいます。
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「指輪物語」読了3周年

2004年11月06日 | 指輪物語&トールキン
今日は「指輪物語」を読み終わってから3周年です。もしかしたら昨日だったかもなんですが(汗)
3周年で4回読み終わってますから、今のところ年一回読み終わりペースですね。今後もクリストファー・リー様を見習ってこのペースを続けたいと思っています。
4回読んで、その時々で感じることが少しずつ違ったなあと、改めて思い起こしています。
1回目はもうストーリーに引き込まれて、飛ぶように先を読んでいた感じで(その割りに3ヶ月もかかったけど・・・(汗))、細かいところにかな~り気がついてなかったです。詩は読み飛ばしてましたしね・・・(汗)
映画化されると全く知らず、どういう結末なのか・・・は「旅の仲間下」のあとがきでわかってはいたんですが(汗)細かいところは知らなかったので、メリーやエオウィンの活躍、サムの活躍(という言葉はあまり使いたくないのですが、ボキャ貧なもので(汗))、ゴラムに与えられていた「役目」、その他の諸々に衝撃を受けました。灰色港の結末を読んだ後はしばし放心状態でしたね・・・
ファンタジーの元祖と言われる作品なのに(ということを知ったのは映画化されることを知った後でしたが・・・)、あらゆることがとても新鮮でした。読み始めた時は何の期待もしてなくて、「ゲド戦記」の方が面白いよな、なんて思ってたくらいなのに・・・
何の先入観もなく、結末も全く知らずに読むことができたのは、とてもラッキーだったと思っています。今でも新鮮な衝撃は忘れることができません。・・・いや、ちょっと忘れかけてるかもしれませんが(汗)
2回目は、FotRを観終わった後に文庫を買って読み始めました。一度読んでいたはずなのに、色々と新たなことに気がつくのに驚かされたような記憶があります。
3回目はTTT公開前から公開後にかけて、旧版を読みました。この頃から詩がとても面白く感じるようになりましたね。トールキンアンサンブルを聴いた影響は間違いなくあると思います。
そして、RotK公開前から公開後にかけて読んだ4回目は、「王の帰還」は映画を全て見てから読むことになったので、なんというか「やっぱ原作はいいよなあ・・・」と言うか(汗)新たな感動にひたれましたね。そして、やっぱり私は原作が好きだなあ、と改めて実感することにもなりました。映画も好きなことは好きですが、やはり一番大事な感動は原作からしか得られないなあと。
最近読むペースが遅くなって来ているので(汗)5回目はいつ読み始めるかわかりませんが、来年中にはまた読み終わると思います。その時には何を感じることになるんでしょうね。
映画はもう終わりが近いですが、原作読書はまだまだ続く、という感じでしょうか。まだラジオドラマも聴いてませんしねえ・・・(笑)
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