ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

LotRサントラで一番恵まれてない人は・・・

2004年11月16日 | 指輪物語&トールキン
昨日のサントラのキャラ別テーマに名前で出てこなかった人たちについて今日は書こうと思います。
まず、昨日書き忘れた人たちが(汗)ファラミアとデネソールのこと書くの忘れてました~(汗)
ファラミアには、ファラミアのテーマというのかどうかはわかりませんが、「ゴンドールのテーマ」の変奏らしきテーマが使われてますね。
ファラミアですごいのは、個人テーマどころか「個人楽器(!?)」が使われていることですね。パンフルートはファラミアの場面でしか使われていません。他に「個人楽器」があるのは、サントラではかなり優遇されているゴラムのチムバロンしかありません。(あ、メリーのローホイッスルもありかな・・・)
もっとも、パンフルートは別にファラミアのイメージで使われているのではなく、最も起源が古いと言われている楽器をゴンドールという由緒ある国のイメージで使ったようです。なぜそれがまたファラミアの場面ばかりなのかはよくわかりませんが・・・(汗)
デネソールには特にテーマというのはないかもしれませんが、最後の焼身自殺の場面の曲はデネソール(とファラミア)のための曲かなーと思います。このあたりまだ自分でも整理ついてないんですが・・・

さて、書き忘れていたこの二人を除いて、昨日名前が出てこなかった主要登場人物たちのサントラでの扱いを書いてみます。
まずはビルボですが、ビルボの場面では「ホビット庄のテーマ」がしっかり使われていますから、まあそんなにひどい扱いではないと思います。
これはフロドもそうなんですが・・・フロド個人のテーマというのはないですが、「ホビット庄のテーマ」や、その他の素晴らしい曲が使われていますので。さすがに主人公ですからねえ。
ギムリとレゴラスには「旅の仲間のテーマ」しかありませんが、まあこの二人はあくまでバイプレイヤーですから当然と言えましょう。
あとはエルロンドですが、まあ裂け谷の主ということで「裂け谷のテーマ」がありますから、これも特に悪い扱いではないかと。ガラドリエルに「ロスロリアンのテーマ」があるように、ですね。
木の鬚には、個人テーマではないですが、エント絡みのテーマがちゃんとありますしね。
サルマンに「アイゼンガルドのテーマ」しかないのはちょっとかわいそうな気もしますが・・・まあサルマンもあの工場のイメージのアイゼンガルドを作った主ですからね。

で、最後に残ったのは・・・エオメルですね(汗)
実は旧指輪日記にもTTTが終わった時点でエオメルには「サントラで一番恵まれてない人」という称号を与えていたのですが(汗)RotKでもあまり状況は変わらなかったようで(汗)
TTTでは何がかわいそうって、ローハンの未来の王様なのに、エオメルのシーンにローハンのテーマが全く使われてなかったことなんですよね(汗)
RotKではさすがにローハンのテーマやエントの行進の場面のテーマ(「自然のテーマ」というらしいですが、なぜローハンの場面にも使われるかは謎です(汗))が登場シーンに流れていましたが、なんだか「ローハン軍の一員」という扱いですもんねえ・・・(汗)
TTTでアラゴルンたちの前に登場する時の曲(CDの「ローハンの騎士たち」冒頭)が強いて言えばエオメルの場面に使われていたかなあとも思うのですが、あれはどちらかというと騎馬隊の行進の曲って感じだし・・・(汗)
おそらく、映画で最大の見せ場だったはずの、エドラス追放の場面では、エオメルにまつわる曲というよりは、グリマの陰謀にまつわるような曲になってましたし・・・アラゴルンたちとの会話でも音楽の主体はアラゴルンたちだし・・・
結局のところ、エオメルの映画での扱われ方が音楽にも出ているのかなあと(汗)
SEEでは、予告にあったエオウィンのために嘆く場面は入りそうですし、もしかしたら療病院でエオウィンが目覚めて喜ぶシーンとかもあるかもしれないし、サントラでも少し挽回してくれるといいのにね、と思ってしまうのでした・・・エオメルかわいそうだー!
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする