いつまで続くやらのANNOTATED SCOREの話ですが(最近アクセスもとみに落ちております・・・(笑))、その前に。
12/16(土)にTOHOシネマズ川崎でSEEイッキミがあります。詳しくはこちらで。
チケットまだ余裕ありになってますので、あまり入らなくても寂しいかな・・・と一応宣伝してみました。ここで書いてもたいして宣伝にならないと思うけど・・・(汗)
さて本題。
ガンダルフがアラゴルンたちと再会する場面の音楽、The White Rider(In Nature)という名前がついているのですが、これが完全盤では角笛城でアラゴルンがガンダルフの言葉を思い出すところでも流れます。このあたりの謎?が少し明らかに。
TTTでは編集が押せ押せだったため、角笛城の音楽を先に録音していたそうですが、そこで使われていた、アラゴルンがガンダルフの言葉を思い出すシーンの音楽を、ファンゴルンのシーンを編集していた時にガンダルフとの再会のシーンに仮に使ってみたところ、とてもフィットしているということで、このシーンに使うことにしたんだそうです。うーむ、角笛城の方が先だったんですねえ。
で、なんで角笛城の方が自然のテーマになったのかはここではまだ明らかにされてません。ディスク3の解説まで読まないと明らかにならないのかな(汗)
で、このThe White Rider(In Nature)でコーラスが歌っている歌詞がThe Callという古英語の曲だそうですが、歌詞を見たら・・・これ、ローハンの「あの角笛と騎馬たちはどこへ行った」の詩の一部ではないですか? (あれ、でもこんな歌詞あったかな・・・(汗))
またしても拙訳(汗)
あの兜と鎖帷子と風になびく輝く髪は何処へ行った?
あの竪琴を弾く手と赤く燃える炎は何処へ行った?
あの春と収穫と高く伸びたとうもろこしは何処へ行った?
誰が死んだ森が燃える煙を集めるのだろう
誰が流れる月日が海から帰って来るのを見るのだろう
いやしかしあの曲にもあの場面にもあんまり合ってない歌詞だと思うんですが・・・(汗)
この詩が古英語なのは、ライナーノートによると、ガンダルフのシーンであるけれど、これからローハンに向かうことを意味しているのだそうです。というか詩自体ローハンの詩だから・・・。にしてもやっぱり不思議な気がします。
ガンダルフがバルログとの戦いなどを回想するシーン、やっぱり音楽が映画より増えているそうです。音楽がカットされて効果音だけになったそうな。音楽がないシーンも時には必要、ということで。でもここではフルバージョンが聴けるわけですね。
ちなみにバルログとの戦いで流れたコーラスの歌詞は、冒頭のバルログとの戦いのシーンでも流れていたThe Fightという歌詞だそうです。(私的にはヴァラールからガンダルフへの応援歌(笑))
ギムリがエドラス行きに反対する場面でちょっとホビットの音楽の断片が出てくるそうですが(どんなんでしたっけ(汗))、これはギムリがホビットのことを心配していることを、具体的に言葉に出す前に表しているんだそうです。ちょっといい話です(笑)
そして、ここでガンダルフがエントのことを話し出すと、後でエント女の詩の場面に出てくる音楽の断片が流れるのですが・・・私はエントのテーマだと信じていたんですが、これは自然のテーマの変奏なんだそうです。しかもテーマ名もつけてもらえず・・・(涙)
飛蔭登場のシーンの音楽は、やはり通常版CDに収録されているものがオリジナルだそうです。完全盤では映画と同じ音楽を使っていますが。
ここで流れるコーラスは、角笛城での少年ソロと同じ、The Mearasという歌詞だそうです。
木の鬚がエント女の詩を詠ずるシーンで、また例の「自然のテーマ」の変奏が出てくるのですが、なんとSmall Stone chordとか書かれしました・・・(汗)前のシーンで「メリーとピピンがエントとであったのは小さな小石が云々」という台詞の時に流れたので、それに対応しているのだと思いますが・・・なんか悲しいです(汗)
そして、このシーンの音楽いいのに、なんとなくさらっと解説されていてまたまた悲しい私・・・
ガンダルフとアラゴルンの会話のシーンの音楽については結構長く書いてありました。やっぱりここの音楽いいですよね。
音楽が明るくなるところで流れた指輪のテーマの長調の変奏は、The Fate of the Ringと書かれていました。これがまたRotKの最後に出てくるのですよね。
ここで演奏しているのはヴィオラとチェロだそうです。ふむふむ。
「黒門不通」は、門が開くあたりの音楽カッコイイのに、テーマやモチーフのつながりが何もないので、特に解説してなくてがっかりです。
最初のサウロンのテーマ、高い音の時はライタとミュートをつけたトランペット、低い音の時はホルン、ファゴット、コントラバスなんだそうです。なるほど。
エント水のシーンでは、私がファンゴルンのテーマと読んでいたのがエントのテーマだということがはっきりしてしまいました。
柳じじい?のところでもエントのテーマが流れるのは、木々もエントとともにファンゴルンを作っているもので・・・とか説明してたけど、だからファンゴルンのテーマでいいのになあと思う私・・・
というわけでディスク1の分終わりました~。この分ではその15くらいまでかかるかも・・・(汗)
12/16(土)にTOHOシネマズ川崎でSEEイッキミがあります。詳しくはこちらで。
チケットまだ余裕ありになってますので、あまり入らなくても寂しいかな・・・と一応宣伝してみました。ここで書いてもたいして宣伝にならないと思うけど・・・(汗)
さて本題。
ガンダルフがアラゴルンたちと再会する場面の音楽、The White Rider(In Nature)という名前がついているのですが、これが完全盤では角笛城でアラゴルンがガンダルフの言葉を思い出すところでも流れます。このあたりの謎?が少し明らかに。
TTTでは編集が押せ押せだったため、角笛城の音楽を先に録音していたそうですが、そこで使われていた、アラゴルンがガンダルフの言葉を思い出すシーンの音楽を、ファンゴルンのシーンを編集していた時にガンダルフとの再会のシーンに仮に使ってみたところ、とてもフィットしているということで、このシーンに使うことにしたんだそうです。うーむ、角笛城の方が先だったんですねえ。
で、なんで角笛城の方が自然のテーマになったのかはここではまだ明らかにされてません。ディスク3の解説まで読まないと明らかにならないのかな(汗)
で、このThe White Rider(In Nature)でコーラスが歌っている歌詞がThe Callという古英語の曲だそうですが、歌詞を見たら・・・これ、ローハンの「あの角笛と騎馬たちはどこへ行った」の詩の一部ではないですか? (あれ、でもこんな歌詞あったかな・・・(汗))
またしても拙訳(汗)
あの兜と鎖帷子と風になびく輝く髪は何処へ行った?
あの竪琴を弾く手と赤く燃える炎は何処へ行った?
あの春と収穫と高く伸びたとうもろこしは何処へ行った?
誰が死んだ森が燃える煙を集めるのだろう
誰が流れる月日が海から帰って来るのを見るのだろう
いやしかしあの曲にもあの場面にもあんまり合ってない歌詞だと思うんですが・・・(汗)
この詩が古英語なのは、ライナーノートによると、ガンダルフのシーンであるけれど、これからローハンに向かうことを意味しているのだそうです。というか詩自体ローハンの詩だから・・・。にしてもやっぱり不思議な気がします。
ガンダルフがバルログとの戦いなどを回想するシーン、やっぱり音楽が映画より増えているそうです。音楽がカットされて効果音だけになったそうな。音楽がないシーンも時には必要、ということで。でもここではフルバージョンが聴けるわけですね。
ちなみにバルログとの戦いで流れたコーラスの歌詞は、冒頭のバルログとの戦いのシーンでも流れていたThe Fightという歌詞だそうです。(私的にはヴァラールからガンダルフへの応援歌(笑))
ギムリがエドラス行きに反対する場面でちょっとホビットの音楽の断片が出てくるそうですが(どんなんでしたっけ(汗))、これはギムリがホビットのことを心配していることを、具体的に言葉に出す前に表しているんだそうです。ちょっといい話です(笑)
そして、ここでガンダルフがエントのことを話し出すと、後でエント女の詩の場面に出てくる音楽の断片が流れるのですが・・・私はエントのテーマだと信じていたんですが、これは自然のテーマの変奏なんだそうです。しかもテーマ名もつけてもらえず・・・(涙)
飛蔭登場のシーンの音楽は、やはり通常版CDに収録されているものがオリジナルだそうです。完全盤では映画と同じ音楽を使っていますが。
ここで流れるコーラスは、角笛城での少年ソロと同じ、The Mearasという歌詞だそうです。
木の鬚がエント女の詩を詠ずるシーンで、また例の「自然のテーマ」の変奏が出てくるのですが、なんとSmall Stone chordとか書かれしました・・・(汗)前のシーンで「メリーとピピンがエントとであったのは小さな小石が云々」という台詞の時に流れたので、それに対応しているのだと思いますが・・・なんか悲しいです(汗)
そして、このシーンの音楽いいのに、なんとなくさらっと解説されていてまたまた悲しい私・・・
ガンダルフとアラゴルンの会話のシーンの音楽については結構長く書いてありました。やっぱりここの音楽いいですよね。
音楽が明るくなるところで流れた指輪のテーマの長調の変奏は、The Fate of the Ringと書かれていました。これがまたRotKの最後に出てくるのですよね。
ここで演奏しているのはヴィオラとチェロだそうです。ふむふむ。
「黒門不通」は、門が開くあたりの音楽カッコイイのに、テーマやモチーフのつながりが何もないので、特に解説してなくてがっかりです。
最初のサウロンのテーマ、高い音の時はライタとミュートをつけたトランペット、低い音の時はホルン、ファゴット、コントラバスなんだそうです。なるほど。
エント水のシーンでは、私がファンゴルンのテーマと読んでいたのがエントのテーマだということがはっきりしてしまいました。
柳じじい?のところでもエントのテーマが流れるのは、木々もエントとともにファンゴルンを作っているもので・・・とか説明してたけど、だからファンゴルンのテーマでいいのになあと思う私・・・
というわけでディスク1の分終わりました~。この分ではその15くらいまでかかるかも・・・(汗)