ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

TTTサントラ完全盤ANNOTATED SCOREその9

2006年12月20日 | 指輪物語&トールキン
TTTサントラ完全盤のANNOTATED SCOREの話、まだまだ続きます。あともう少しなんですが・・・
アラゴルンがブレゴに乗って角笛城に向かうシーンのトランペットの勇壮な音楽がアラゴルンのテーマだというのは前にも書きました。いや~全然気がつきませんでしたねえ。
アラゴルンが角笛城に入ったところで流れる音楽、エオメルと遭遇した時に流れたものと同じのが流れているそうです。あ、なるほど、そうかも。レゴラスがエオメルに弓を構えるあたりの音楽かな。
角笛城を歩き回る?セオデンにアラゴルンたちがくっついていくシーンでは、トランペットのメロディが3回ながれますが、1回目と3回目はアラゴルンのテーマの変奏、2回目はローハンのテーマの最初のフレーズだそうです。ちなみに映画では1回目のトランペットは流れてないそうです。うーん、なんとなく覚えてるけど・・・あとで確認しないと。
セオデンが「あの角笛と馬たちはどこへ行った?」の詩を口ずさむシーンのコーラスの歌詞は、ここはずばりそのもののThe Callですね、もちろん。
しかしこの歌詞、セオデンが言っている部分以外を歌っている・・・もしかしてセオデンの台詞とコーラスの歌詞を併せて一つの詩のつもりだったりして(汗)
アラゴルンがハレスと会話するところは、映画にはない低弦のメロディーが流れているそうです。ここも確認しないと。映画では音楽なしでしたかねえ?
ロリアンからの援軍が到着するシーンのロリアンのテーマ、やはり歌詞は同じFootsteps of Doomだそうです。このシーンには合わないけど(汗)ロリアンのテーマの歌詞として固定して使われてるんですね。
ハルディアの台詞のバックに流れる3つのコードは、FotRでモリアの扉の前でガンダルフがフェアノールの名前を出すシーンと同じなんだそうです。へー、ここも確認してみないと。
しかしなぜこのシーンと同じなのかは書いてなかった・・・(汗)同じ第二紀のことを回想しているからとか?
やはりエルフの弓兵たちが向きを変えるところで「旅の仲間のテーマ」の変奏が映画ではカットされているそうです。カットされた理由は、「旅の仲間のテーマ」はやはり旅の仲間のシーンで使おう、ということでだそうです。
ちなみに映画では3つのコードのうち後の2つのコードはカットされているそうです。戦闘前の静寂を長くするため、だそうですが、それじゃあモリアの扉の前のシーンと一緒と言われてもわかりませんよね(汗)
いよいよ戦闘開始、の時のロリアンのテーマのマーチバージョンに使われているパーカッションは、ティンパニ、2つの和太鼓、バスドラム、そしてタムタムのロールストロークだそうです。あのロール、スネアじゃなくてタムタムだったんだ・・・意外。
和太鼓ここでも使われてたんですね。今度シンフォニー聴く機会があったら第四楽章の最初には注目してみたいです。
コメント
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