ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

マインツの大聖堂とライン川

2006年12月25日 | 旅行
シャガールのステンドグラスを見た後、マインツの町をすこし散策しました。
マインツは印刷機を発明したグーテンベルクの出身地だそうで、当時の印刷機や印刷された本が見られるグーテンベルク博物館も面白いです。
そしてこちらが大聖堂。聖シュテファン教会と違って、建造も古い由緒ある大聖堂です。

中に入ったら、ちょうど聖歌隊が練習しているところでした。面白いのでしばらく見学。
指導者の人がすごい厳しかった・・・(汗)
何の曲だかわからないのですが、曲の最後にメンバーが歌いながら三々五々後ろを向いて歩き去っていくという面白い演出をやっていました。なかなか面白かったです。


さらに少し歩いてライン河畔まで行って見ました。初ライン川!(笑)ライン下りはここマインツからも乗れるんですね。
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エラゴン遺志を継ぐ者

2006年12月25日 | 映画
辛口な批評を含みますので、批判的な意見を読みたくない方は読まれないことをおススメします。
先週の火曜に観て来ました。平日タダ券があったんで。
実は、あんまり期待してなかったんですよね。ゲームっぽいんじゃないかなーと。
まあゲームっぽいと言えばゲームっぽいんですが、思ったよりはまとまった、よくできた話でした。話の筋は、ですが。
つまらなくはなかったし、だれちゃうこともなかったし。まあ、むしろ話を端折ってる感じでしたよね。きっと色々な話が省略されているのでしょう。
で、そうやって話が端折られているせいもあるとは思うのですが、何かあっさりしすぎと言うか、物足りないものがありました。深みがないというのかな。
キャラクターも、ありがちすぎて・・・というほどではありませんでしたが、目新しさはなかったですね。
エラゴンの心境も、全く理解できないというほどではありませんでしたが、感動したり共感したりするものではありませんでしたね(汗)
ほどほどに良い青年で、ほどほどに無謀で。
母親が出て行った過去、自分のせいで育ててくれた伯父を亡くした悲劇、そのあたりがたいして影になってなかったというか、特に苦悩してなかったというか・・・まあ、原作者は15歳から17歳で書いてるらしいんで、それを考えたら無理もないというか、むしろすごいと言ってもいいのかもしれませんが。
魔法が物の真の名前(エルフの古代語?)を知ることで使える、という設定もなかなか。(ゲド戦記だけど・・・(汗))
ドラゴンに乗って戦うというのも面白いかなと。このあたりの世界観はなかなか面白いかなと思いました。15歳でこれを考えたのなら確かにすごいです。
でも、ドラゴンライダーが死ぬとドラゴンも死ぬというのはどうでしょうか。そんなに寿命の短いドラゴンなんて・・・(ちょっと十二国記を思い出しましたが(笑))
ドラゴンにはやはり人間よりも遥かに長い時間を、人間とは違う時間の流れで生きる生き物でいて欲しいですなあ・・・
そんなドラゴンが、人間と心を通わせるんだったらちょっといいかなと思うのに。
そして、予告で見て「うーん」だったCG。思ったほど悪くはなかったけれど、ドラゴンはちょっとなあ・・・
CGの作り以前に造形がなー・・・
ドラゴンが話すと言ってもテレパシーみたいなもんだから、あんなマンガっぽい造形にする必要なかったと思うんですが・・・
まあ赤ちゃんドラゴンはかわいかったですけど。
うーん、スマウグがあんなだったらやだなーと思ってしまいました・・・
もっとドラゴンを苦労して育てる話だと面白かったのに・・・というのは個人的趣味ですが(笑)
このあたりは話が省略されているのかもしれませんが、ドラゴンがいきなり成長してしまって、というあたりも今イチだったかな。ドラゴンとの絆も、ドラゴンライダーだから忠実、というのではなくて、もっと育てたことによる絆みたいのだと良かったのに・・・と思うのは個人的な趣味かもしれませんが。こういうところがやはりちょっとゲームっぽかったな・・・
まあ、魔法を使うシーンとか、ドラゴンに乗っての戦闘シーンなんかは結構面白かったのですが、話的には先がそんなに気にならないという点では「パイレーツ・オブ・カリビアン」といい勝負です(汗)
そうそう、映像が、背景も含めてそんなに「綺麗だなー、すごいなー」と思うシーンがありませんでしたね・・・。湖の上の町はちょっと面白かったけど。
このあたり、どうしてもLotRとかナルニアとかハリポタよりも見劣りしてしまいましたね・・・。ファンタジーじゃないけど「トリスタンとイゾルデ」なんか映像がとても綺麗だったなあと。
ファンタジー映画の楽しみの一つは、異世界の映像の美しさにあると思うので、そういう点でもやや減点かな・・・
そういやアーリアってエルフなんですか? なんかフツーの女の子にしか見えなかったけど・・・
チラシで見るよりもかわいかったですが。なんか柴崎コウに似てるかなーと思ったのは私だけ?(汗)

なんだか結構否定的な感想ばかりになってしまいましたが(汗)そんなにつまらなくはなかったんですけどねえ・・・

というわけで、ここでいつもなら今年見た映画の順位になるんですが、今年最後の鑑賞でしたので、次回まとめて今年見た映画の総括をしますので、今回は省略させていただきます。
さてエラゴンは一体何位に!? って別にどうでもいいですね・・・(笑)
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ハイビジョンでRotK SEE

2006年12月25日 | 指輪物語&トールキン
昨日はBSハイビジョンでRotk SEEでしたねー。
野暮用(またか(笑))で1時間ほど最初見られなかったのですが(ちょうど「And Rohan will answer.」の直後から見たようです。ハイビジョンの烽火見られなくて残念(笑))、それでも3時間以上あるのって・・・(笑)
RotKは結構席はずしてもokなシーンが多いので(汗)適度に休憩?しながら見ましたが、4時間超を続けて見るのはかなり辛いですよね(汗)この間の川崎イッキミがそうでしたが・・・(終盤寝てたけど(汗))
SEEも、劇場で見た分だけでも軽く10回を超えているのですが、それでも見なきゃ、と思ったのはハイビジョンだったからでした。
以前FotRをハイビジョンで見た時、あまりの映像の美しさに感動したもので・・・(実家でハイビジョンが見られるのです。自分のとこは14インチのもちろんアナログですけど(笑))
そういやTTTハイビジョンでやってないですよね・・・? なんで抜かされちゃったんだろう(汗)
まあとにかく、ハイビジョンで見るRotKはやはり美しかったです! ミナス・ティリスはハイビジョン向きですね~。特に王の間の美しさには感動でした。
灰色港も綺麗でしたねえ。
CGも、ハイビジョンで粗が見えるのではなく、更にリアルに見えるのはすごいなあと・・・やっぱPJ&WETAはすごいですねえ。
LotRはハイビジョンで見るべき作品だなーと思いました! ブルーレイだかHDDVDだかで出たら買ってしまうと思います~。それだけの価値あると思います!
そう言えば、ファラミアがオスギリアスから帰還してガンダルフとピピンに会うシーン、小雨が振っているのに初めて気がつきました! やっぱりハイビジョンの賜物?
あと、ハイビジョンと関係ないと思いますが(笑)エオウィンの二刀流、剣を通りすがりのオークから奪っていることに初めて気がつきました・・・10回以上見てるのに・・・(汗)
しかし、うちのテレビだけかもしれないんですが、なんかやたらと効果音が大きくなかったですか? 台詞がわりと小さめなので、台詞に音を合わせていると時々ものすごい音が・・・(汗)
しかも効果音>台詞>音楽なもので、音楽がほとんど聞えないシーンも・・・(涙)ホームシアター環境でサラウンドで聞くとちょうどいい音響で聴けるのでしょうか・・・
それでも、映像が綺麗だっただけでも感動でしたから、まあいいや、ですが。
LotRはデジタル上映はなかったけど、やってたらすごかったんだろうなあ・・・今日本にあるSEEのフィルムってかなり映像汚いので、デジタル上映可能なら見てみたいものです。
見終わって、RotKは文句あるところもあるけれど、美しい映像を見ているだけで、世界にひたれたというか・・・なんとなくほわーっと現実離れした気分になりました(笑)
やっぱりPJはすごい映画監督かもしれません。(かもって(汗))「ホビット」はPJがやってくれたほうがいいのかな、やはり。
こうなったらTTTもハイビジョンで見たいですねえ。いつかハイビジョンで3夜連続とかやってくれたら・・・幸せかも。
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