ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

マインツの大聖堂とライン川

2006年12月25日 | 旅行
シャガールのステンドグラスを見た後、マインツの町をすこし散策しました。
マインツは印刷機を発明したグーテンベルクの出身地だそうで、当時の印刷機や印刷された本が見られるグーテンベルク博物館も面白いです。
そしてこちらが大聖堂。聖シュテファン教会と違って、建造も古い由緒ある大聖堂です。

中に入ったら、ちょうど聖歌隊が練習しているところでした。面白いのでしばらく見学。
指導者の人がすごい厳しかった・・・(汗)
何の曲だかわからないのですが、曲の最後にメンバーが歌いながら三々五々後ろを向いて歩き去っていくという面白い演出をやっていました。なかなか面白かったです。


さらに少し歩いてライン河畔まで行って見ました。初ライン川!(笑)ライン下りはここマインツからも乗れるんですね。
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エラゴン遺志を継ぐ者

2006年12月25日 | 映画
辛口な批評を含みますので、批判的な意見を読みたくない方は読まれないことをおススメします。
先週の火曜に観て来ました。平日タダ券があったんで。
実は、あんまり期待してなかったんですよね。ゲームっぽいんじゃないかなーと。
まあゲームっぽいと言えばゲームっぽいんですが、思ったよりはまとまった、よくできた話でした。話の筋は、ですが。
つまらなくはなかったし、だれちゃうこともなかったし。まあ、むしろ話を端折ってる感じでしたよね。きっと色々な話が省略されているのでしょう。
で、そうやって話が端折られているせいもあるとは思うのですが、何かあっさりしすぎと言うか、物足りないものがありました。深みがないというのかな。
キャラクターも、ありがちすぎて・・・というほどではありませんでしたが、目新しさはなかったですね。
エラゴンの心境も、全く理解できないというほどではありませんでしたが、感動したり共感したりするものではありませんでしたね(汗)
ほどほどに良い青年で、ほどほどに無謀で。
母親が出て行った過去、自分のせいで育ててくれた伯父を亡くした悲劇、そのあたりがたいして影になってなかったというか、特に苦悩してなかったというか・・・まあ、原作者は15歳から17歳で書いてるらしいんで、それを考えたら無理もないというか、むしろすごいと言ってもいいのかもしれませんが。
魔法が物の真の名前(エルフの古代語?)を知ることで使える、という設定もなかなか。(ゲド戦記だけど・・・(汗))
ドラゴンに乗って戦うというのも面白いかなと。このあたりの世界観はなかなか面白いかなと思いました。15歳でこれを考えたのなら確かにすごいです。
でも、ドラゴンライダーが死ぬとドラゴンも死ぬというのはどうでしょうか。そんなに寿命の短いドラゴンなんて・・・(ちょっと十二国記を思い出しましたが(笑))
ドラゴンにはやはり人間よりも遥かに長い時間を、人間とは違う時間の流れで生きる生き物でいて欲しいですなあ・・・
そんなドラゴンが、人間と心を通わせるんだったらちょっといいかなと思うのに。
そして、予告で見て「うーん」だったCG。思ったほど悪くはなかったけれど、ドラゴンはちょっとなあ・・・
CGの作り以前に造形がなー・・・
ドラゴンが話すと言ってもテレパシーみたいなもんだから、あんなマンガっぽい造形にする必要なかったと思うんですが・・・
まあ赤ちゃんドラゴンはかわいかったですけど。
うーん、スマウグがあんなだったらやだなーと思ってしまいました・・・
もっとドラゴンを苦労して育てる話だと面白かったのに・・・というのは個人的趣味ですが(笑)
このあたりは話が省略されているのかもしれませんが、ドラゴンがいきなり成長してしまって、というあたりも今イチだったかな。ドラゴンとの絆も、ドラゴンライダーだから忠実、というのではなくて、もっと育てたことによる絆みたいのだと良かったのに・・・と思うのは個人的な趣味かもしれませんが。こういうところがやはりちょっとゲームっぽかったな・・・
まあ、魔法を使うシーンとか、ドラゴンに乗っての戦闘シーンなんかは結構面白かったのですが、話的には先がそんなに気にならないという点では「パイレーツ・オブ・カリビアン」といい勝負です(汗)
そうそう、映像が、背景も含めてそんなに「綺麗だなー、すごいなー」と思うシーンがありませんでしたね・・・。湖の上の町はちょっと面白かったけど。
このあたり、どうしてもLotRとかナルニアとかハリポタよりも見劣りしてしまいましたね・・・。ファンタジーじゃないけど「トリスタンとイゾルデ」なんか映像がとても綺麗だったなあと。
ファンタジー映画の楽しみの一つは、異世界の映像の美しさにあると思うので、そういう点でもやや減点かな・・・
そういやアーリアってエルフなんですか? なんかフツーの女の子にしか見えなかったけど・・・
チラシで見るよりもかわいかったですが。なんか柴崎コウに似てるかなーと思ったのは私だけ?(汗)

なんだか結構否定的な感想ばかりになってしまいましたが(汗)そんなにつまらなくはなかったんですけどねえ・・・

というわけで、ここでいつもなら今年見た映画の順位になるんですが、今年最後の鑑賞でしたので、次回まとめて今年見た映画の総括をしますので、今回は省略させていただきます。
さてエラゴンは一体何位に!? って別にどうでもいいですね・・・(笑)
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ハイビジョンでRotK SEE

2006年12月25日 | 指輪物語&トールキン
昨日はBSハイビジョンでRotk SEEでしたねー。
野暮用(またか(笑))で1時間ほど最初見られなかったのですが(ちょうど「And Rohan will answer.」の直後から見たようです。ハイビジョンの烽火見られなくて残念(笑))、それでも3時間以上あるのって・・・(笑)
RotKは結構席はずしてもokなシーンが多いので(汗)適度に休憩?しながら見ましたが、4時間超を続けて見るのはかなり辛いですよね(汗)この間の川崎イッキミがそうでしたが・・・(終盤寝てたけど(汗))
SEEも、劇場で見た分だけでも軽く10回を超えているのですが、それでも見なきゃ、と思ったのはハイビジョンだったからでした。
以前FotRをハイビジョンで見た時、あまりの映像の美しさに感動したもので・・・(実家でハイビジョンが見られるのです。自分のとこは14インチのもちろんアナログですけど(笑))
そういやTTTハイビジョンでやってないですよね・・・? なんで抜かされちゃったんだろう(汗)
まあとにかく、ハイビジョンで見るRotKはやはり美しかったです! ミナス・ティリスはハイビジョン向きですね~。特に王の間の美しさには感動でした。
灰色港も綺麗でしたねえ。
CGも、ハイビジョンで粗が見えるのではなく、更にリアルに見えるのはすごいなあと・・・やっぱPJ&WETAはすごいですねえ。
LotRはハイビジョンで見るべき作品だなーと思いました! ブルーレイだかHDDVDだかで出たら買ってしまうと思います~。それだけの価値あると思います!
そう言えば、ファラミアがオスギリアスから帰還してガンダルフとピピンに会うシーン、小雨が振っているのに初めて気がつきました! やっぱりハイビジョンの賜物?
あと、ハイビジョンと関係ないと思いますが(笑)エオウィンの二刀流、剣を通りすがりのオークから奪っていることに初めて気がつきました・・・10回以上見てるのに・・・(汗)
しかし、うちのテレビだけかもしれないんですが、なんかやたらと効果音が大きくなかったですか? 台詞がわりと小さめなので、台詞に音を合わせていると時々ものすごい音が・・・(汗)
しかも効果音>台詞>音楽なもので、音楽がほとんど聞えないシーンも・・・(涙)ホームシアター環境でサラウンドで聞くとちょうどいい音響で聴けるのでしょうか・・・
それでも、映像が綺麗だっただけでも感動でしたから、まあいいや、ですが。
LotRはデジタル上映はなかったけど、やってたらすごかったんだろうなあ・・・今日本にあるSEEのフィルムってかなり映像汚いので、デジタル上映可能なら見てみたいものです。
見終わって、RotKは文句あるところもあるけれど、美しい映像を見ているだけで、世界にひたれたというか・・・なんとなくほわーっと現実離れした気分になりました(笑)
やっぱりPJはすごい映画監督かもしれません。(かもって(汗))「ホビット」はPJがやってくれたほうがいいのかな、やはり。
こうなったらTTTもハイビジョンで見たいですねえ。いつかハイビジョンで3夜連続とかやってくれたら・・・幸せかも。
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マリー・アントワネット(ネタバレ)

2006年12月22日 | ミュージカル・演劇
先週の土曜に観て来ました。
え~、かなり辛口ですので、もし批判的な意見を読みたくないという方は読まない方がよろしいかと。
ただ、いろいろとキャラクターについても批判してますが、基本的に役者さんの罪ではないと思っています。なので、キャラクターの批判はあくまでも脚本に対する批判と思って読んでいただければと・・・(汗)

いや~、いろいろ感想は読んでましたが、なるほどな~、という感じです(汗)
率直な感想は「もったいない」・・・
なんだかなあ、もうちょっと面白くなってしかるべき話なんだと思いますが・・・
特に一幕のとりとめのなさは、うーん(汗)
二幕になると、ちょっといいかな、と思うところも出てきましたが・・・
最初から、もっとアントワネットとマルグリットの二人に焦点を合わせて作ればいいのに・・・ってか原作はきっとそうなのでは・・・(汗)
登場人物無駄に多すぎですよね・・・いや多すぎることはないのですが、もっと脇役でいい人物を前に出しすぎというか・・・(汗)
一番いらないと思ったのがカリオストロですね(汗)なんなんでしょうあの人は・・・(汗)
全てカリオストロが仕組んだこと、という設定にするならするで、最後まで貫けばいいのに、最後全然出て来ないし。
語り手が3人もいるのは多すぎますしね・・・(汗)いや山路さん好きなんですけども・・・
また山路さんのボーマルシェの使い方も中途半端だったし。
オルレアン公はいていいんですが、ああいう半分語り手みたいな役じゃなくても良かったのに・・・
ミヒャエル・クンツェ作でなんでこんなことに・・・
これは邪推なんですが、「あの人とこの人とこの人と・・・を出したい」という要請に従って無理やり役作ったんじゃないの?と(汗)本当にそうでも思わないと理解に苦しむ作りです・・・
一幕では、全体的に登場人物の造形がありきたりな感じでうーむ、でしたし。
フェルゼンはいい人すぎて見ていて恥ずかしかった・・・(汗)あのいかにも色男風の垂らし髪(?)も恥ずかしかった(汗)もっとフツーにきっちりした髪型でも充分カッコイイのに。
禅さんの情けないルイ16世のキャラも痛かった・・・(汗)ああいうルイ16世はいかにもなので、ぜひとも避けて欲しかったのですが・・・
禅さん、二幕終盤さすがの素晴らしさだったので、余計に惜しい・・・
(しかしあのシーンで出番終わりなのはちょっとあんまり~(汗))
井上芳雄さんのフェルゼンも、最後の方素晴らしい演技力で・・・あああの役には勿体無い・・・(汗)
マルグリットも一幕ではただ怒りまくってるだけに見えて(汗)その怒りの理由もなんだか今ひとつよくわからず(ただ貧しいから、にしてももうちょっと説得力が欲しかったかな・・・)共感も何もできませんでした。
二幕でも残念ながらなぜアントワネットに共感するようになったのか、が弱かったですね。共通の子守唄を知ってた、というだけでは・・・少なくともあの舞台ではそのあたりは表現できてませんでしたね。
アニエスの存在も、二幕では効いてきてましたが、一幕では微妙だったし・・・
そしてマリー・アントワネットですが、あの子供っぽいキャラクターはちょっと目新しかったですが(涼風真世さん若いですね~(汗))、やはり一幕はもう少しひねって欲しい感じでした。
ただ、二幕も後半になって来ると、最後まで誇りを捨てずに高慢にも見える態度で通していたのが、なかなか良かったです。
恋よりも女王としての誇りを取ってしまったりとか。このあたりがフェルゼンの思いとすれ違ってしまうあたりなんかは面白くなってきた、と思ったのですが。
アニエスがアントワネットの手紙を読むシーンも面白いと思いました。アントワネットを信じて手紙を読んだアニエスの苦しみなんかも上手く配されていて。
革命に逸るマルグリットと、マルグリットに疑問をなげかけるアニエス、という関係もなかなか良かったし。そしてそのマルグリッとの心境の変化も。
あ、女たちの行進が実は仕組まれたもので、男も混じっていた、というのも面白かったです。
でもこのあたりの面白いところは原作由来なんだろうな・・・(汗)
最後に、崩れ落ちながらもマルグリットが差し伸べる手を女王のごとく取るアントワネットは圧巻でした。涼風真世さん素晴らしい! と思いました。
と、二幕の良かったところを思うにつれ、もっと女たち中心の話にまとめればよかったのになあと・・・
やっぱりカリオストロいらないと思う・・・(汗)

演出も評判悪いみたいですが、私は栗山民也さんの演出は結構好きなんです。特にビジュアル的な面で。
この舞台でも、照明の使い方とか、暗闇の中でキャンドルが点っているところとか、なかなか好きでした。
カリオストロの存在は疑問ながらも、冒頭のカリオストロの影が回るシーンはカッコ良かったし。
まあ、ギロチンの刃を模したあの装置はどうかなーと思いましたが(汗)
そして、カーテンコールもアントワネットが横たわったままなのもどうも・・・(汗)
でも、アントワネットがキラキラのドレスに着替えて出てこなかったのは良かったかなと(笑)でもルイ16世は着替えてきてたのに・・・(汗)
林アキラさんのローアン大司教、ミリエル司教様のイメージが~(汗)と思うかと思いましたが、全然そういう連想はしませんでした。むしろなぜかタナボタのジュリエットを思い出してしまった・・・(笑)なぜかかわいかったです。

音楽ですが、シルヴェスター・リーヴァイの曲は、やはり日本人が作るオリジナルミュージカルの曲に比べたら格段に良いのですが・・・
正直なところ、「エリザベート」や「モーツァルト!」のようなインパクトはなかったかなと・・・
ロックっぽい曲もあまりなかったですしね。多少はありましたが、他の作品に比べると格段にいわゆる普通のミュージカルナンバー、だったかなと。
日本のミュージカル俳優さんにはロックが歌える人滅多にいませんからねえ。そのあたりに合わせたのかな・・・
無理してロック歌うよりは良かったかもしれませんが、もしそのために「エリザベート」や「モーツァルト!」にあった音楽の魅力が減じているなら、やはり日本発と言うことに問題あり、ということになりますね・・・
まあ、いい曲も結構あったとは思いますが。まだ1回しか聴いてないで言っているというのもありますし。

とまあとりとめもなく書きましたが、やはり作品としてどうかと・・・(汗)
そもそもマリー・アントワネットという題材自体が微妙だったんですよねえ。なんで今日本でマリー・アントワネットなの? と。
それでも、作り方によってはもう少しいい作品にはできたかもしれませんが・・・。これなら「ローマの休日」の方がまだしも・・・(汗)
やっぱり東○はなあ・・・と今からRENTが心配な私なのでした。(いやRENTについてはもう諦めてますが(汗))
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TTTサントラ完全盤ANNOTATED SCOREその10

2006年12月22日 | 指輪物語&トールキン
TTTサントラ完全盤のANNOTATED SCORE、あと2回くらいかかるかと思いましたが、今回で終了です。
ディスク3は戦闘シーンの音楽が多いのですが、戦闘シーンの音楽はカッコイイけど、深い意味が隠されていたりとか、そういうのはないんですねー。
というわけでヘルム峡谷のあたりの音楽については目新しい話は全くありませんでした(汗)
あ、城壁が壊れる場面、知らない音楽があると思ったけれど、特に書いてなかったので、映画とは変わってないのかな・・・聞えてなかっただけ?

ピピンが「南へ行こう」と意見する場面に流れている4つのコードは、エント女の詩のシーンで流れるsmall stoneコード(この名前いやなんですけど・・・(汗))のマイナーバージョンなんだそうです。
ピピンの発言がまさに小さな小石となってエントを動かすってことですよね。
エントの行進のコーラスは少年合唱じゃなくて女声なんだそうです・・・

オスギリアスでフロドに周囲の音が聞えなくなるシーンは、映画ではカットされたけれど、指輪の誘惑のテーマが流れているんだそうです。ここも確認しないと。

で、前から気になっていた、ローハンの突撃のシーンの前に自然のテーマが流れることについて、ようやく解決しました。まあ、このライナーノート読んでいてなんとなくはわかってきてましたが。
元々はこのシーンにはThe White Rider(In Nature)が使われていたわけですが、このテーマもガンダルフと自然の結びつきを示す音楽です。
最終的には、エントのアイゼンガルド攻撃とのつながりを表すために、同じ自然のテーマを使うことにしたようです。(そうは書いてなかったんですが、勝手に解釈(汗))
どちらも自然の力に導かれて・・・ということなんでしょうか。原作とはちょっと違うけど・・・(汗)

オスギリアスのサムの物語の話のシーンの音楽は、かなり書き換えられたようです。
FotRの「一行の離散」と同じ音楽にこだわったのはフラン・ウォルシュのようです。
初期のバージョンではティンホイッスルが使われたり、旅の仲間のテーマが出てきたりしていたそうです。旅の仲間のテーマのバージョンはDVDの特典映像で聴けますね。
この後に出てくるクラリネットのホビットのテーマは、二人の話を聞いていたファラミアがフロドを理解したこと、その共感を示しているらしいです。なんだかちょっと嬉しいなあ。
地下水路でのサムとゴラムの会話で、ゴラムがサムの言葉に「わかった」と言っているのにも関わらず、音楽はゴラムの二つの心が混ざり合っていることを表しているそうです。これは誰でもわかるか(笑)でも、音楽で物語を表現しているのはすごいな~と思います。

ガンダルフたちが並んでいるシーン、旅の仲間のテーマが流れますが、実はこっそり(?)クラリネットも一緒に吹いているんだそうです! 聞えないよ~(笑)
これはきっと、離れているけれどホビットたちも旅の仲間にいる、ということを表しているのかなと思います。しかしこんな隠し味、誰も聞えないだろうに・・・(笑)

ゴラムの歌に入る前、モルドールの光景が映るところで音楽が少し間を置くのは、これからあそこに行くんだよ、ということを示しいてるらしいです。芸が細かい(笑)
ゴラムの歌は、ゴラムの中でスメアゴルがゴラムの考え方を受け入れていく様を表しているそうです。うーん、主題歌?が物語の一部になっている・・・これもまたすごいですね。

てなわけでその10でようやく終わりましたが、FotRの倍かかってます(汗)それだけ色々詰め込まれてるんでしょうねー。
RotKはディスク4枚というから、どれだけの長さになるやら・・・(笑)
でも一方で、私はTTTのサントラが一番好きなので、ここまで楽しめはしないかも・・・
さて、この話をサントラ考察にどう詰め込むか(笑)FotRも書いてないのに。
TTTに限っては、完全盤と映画との違いも書きとめておきたいかなーとも思ってたりして・・・
その前にクリーヴランドとニュルンベルクのコンサートレポも書かないとなんですが(汗)
うーん、更新が永遠に終わらん・・・(笑)
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TTTサントラ完全盤ANNOTATED SCOREその9

2006年12月20日 | 指輪物語&トールキン
TTTサントラ完全盤のANNOTATED SCOREの話、まだまだ続きます。あともう少しなんですが・・・
アラゴルンがブレゴに乗って角笛城に向かうシーンのトランペットの勇壮な音楽がアラゴルンのテーマだというのは前にも書きました。いや~全然気がつきませんでしたねえ。
アラゴルンが角笛城に入ったところで流れる音楽、エオメルと遭遇した時に流れたものと同じのが流れているそうです。あ、なるほど、そうかも。レゴラスがエオメルに弓を構えるあたりの音楽かな。
角笛城を歩き回る?セオデンにアラゴルンたちがくっついていくシーンでは、トランペットのメロディが3回ながれますが、1回目と3回目はアラゴルンのテーマの変奏、2回目はローハンのテーマの最初のフレーズだそうです。ちなみに映画では1回目のトランペットは流れてないそうです。うーん、なんとなく覚えてるけど・・・あとで確認しないと。
セオデンが「あの角笛と馬たちはどこへ行った?」の詩を口ずさむシーンのコーラスの歌詞は、ここはずばりそのもののThe Callですね、もちろん。
しかしこの歌詞、セオデンが言っている部分以外を歌っている・・・もしかしてセオデンの台詞とコーラスの歌詞を併せて一つの詩のつもりだったりして(汗)
アラゴルンがハレスと会話するところは、映画にはない低弦のメロディーが流れているそうです。ここも確認しないと。映画では音楽なしでしたかねえ?
ロリアンからの援軍が到着するシーンのロリアンのテーマ、やはり歌詞は同じFootsteps of Doomだそうです。このシーンには合わないけど(汗)ロリアンのテーマの歌詞として固定して使われてるんですね。
ハルディアの台詞のバックに流れる3つのコードは、FotRでモリアの扉の前でガンダルフがフェアノールの名前を出すシーンと同じなんだそうです。へー、ここも確認してみないと。
しかしなぜこのシーンと同じなのかは書いてなかった・・・(汗)同じ第二紀のことを回想しているからとか?
やはりエルフの弓兵たちが向きを変えるところで「旅の仲間のテーマ」の変奏が映画ではカットされているそうです。カットされた理由は、「旅の仲間のテーマ」はやはり旅の仲間のシーンで使おう、ということでだそうです。
ちなみに映画では3つのコードのうち後の2つのコードはカットされているそうです。戦闘前の静寂を長くするため、だそうですが、それじゃあモリアの扉の前のシーンと一緒と言われてもわかりませんよね(汗)
いよいよ戦闘開始、の時のロリアンのテーマのマーチバージョンに使われているパーカッションは、ティンパニ、2つの和太鼓、バスドラム、そしてタムタムのロールストロークだそうです。あのロール、スネアじゃなくてタムタムだったんだ・・・意外。
和太鼓ここでも使われてたんですね。今度シンフォニー聴く機会があったら第四楽章の最初には注目してみたいです。
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SEE川崎イッキミ!

2006年12月18日 | 指輪物語&トールキン
土日はTOHOシネマズ川崎でのSEEイッキミに参加してきました。
と言っても、野暮用(汗)でTTTからの参加だったのですが・・・
無理やり二度寝してまで昼過ぎまで寝ておいたので、いつになく起きていられました。さすがにRotK終盤ちょっと落ちましたけど・・・
こんなに起きていられると、FotRから見られなかったのがかなり悔しいような・・・
チケットの売れ行きが今ひとつかなと思っていましたが、200人以上の結構大きいシアターで、前の方を除けばほぼ埋まっていたので、まあまあの入りだったのではないでしょうか。
久々に大きい画面で見られたのも嬉しかったですね。音響はシネコンとしてはフツーでしたけど・・・(でもTTTのエンドロールでちゃんとアルトフルートの息継ぎは聞えました(笑))
なんだか男性の割合が増えたな~という印象でした。

まずはTTT。最近TTTも結構好き、と思っていましたが、やはりFotRが恋しくなった冒頭(汗)裂け谷とかロリアンにも行きたかったです。(モリアはいいや・・・(笑)サントラは聞きたかったけど)
今回は、サントラ完全盤との違いを確かめよう・・・と思ってたんですが、完全盤の方も、SEEの追加シーンのサントラもあまり聞きこんでないので、あんまりよくわからなかった・・・(汗)多少確認できたところもありますが。
しかし、RotKを見ながら思ったんですが、私やっぱりTTTのサントラが一番好きだなあと。RotKもいいんですけど、何かが違う・・・やっぱり暗いのがいいのかなあ。
黒門不通とか、使者の沼地でナズグルが現れるところの音楽もカッコイイし。
今まであまり好きじゃなかった、聖火ランナー(汗)のシーンの音楽も、完全盤で聴いていてカッコイイなあと思ってから聴いたら、やっぱりカッコ良かったです。
野人がサルマンに焚きつけられる(汗)ところも・・・
エント女の詩の場面もいいし、アラゴルンとガンダルフの会話のところもいいし。
というわけで、なんだかサントラ中心に見てしまったTTTでした・・・(笑)
ストーリー的には、アラゴルン、レゴラス、ギムリの3人の絆が深まっていく様を微笑ましく?見ていました。以前はひっかかりもあったんですが、なんだか素直に見てましたね。
ギムリが笑われ役をやっているのが、以前は気に入らなかったんですが、どうも周りの緊張を解こうとしてやってるように見えて、ギムリの実は周囲を気遣う大人な性格に惚れ直しました(笑)
エオウィンと話してるシーンなんて、まさにエオウィンを元気づけようとしてるよなあと。
エオウィンもいいなあと思いました。完全盤サントラのANNOTATED SCOREで、音楽が結構エオウィン中心なことを知って、意識して聴いていたらやっぱりカッコイイよなあと。SEEの方がよりエオウィンの気持ちを丹念に描いてますよね。
アルウェンの音楽もいいけど、勇ましさも兼ね備えたエオウィンの音楽もいいですね~。
どうでもいいけど、セオドレドをアイゼンの浅瀬で探すシーン、明らかにセオドレドじゃなさそうな死体までひっくり返してるよなあと思いました(笑)

RotKは、途中休憩がなくてびっくり! 初めて続けてみましたよ・・・
ピピンがガンダルフのところに来るあたりで、「そろそろだな」と靴を履いて用意してたら、グロンドの後すぐに海賊船が出てきて「あれー」と・・・(笑)
まあ、続けて見られるのも貴重な体験でしたが。
TTTを見ていて、ローハン軍が馬鍬谷に到着するところの音楽聴きたいなあ・・・なんて思ってたので、連続上映ですぐに聴けるのはなんだか嬉しかったです。
RotKは、早送りしたくなるシーンも多いながら(汗)やはりTTTよりも感動するシーンが多いなあと思いました。
今回はメリーが来ました(笑)ピピンを見送るシーンはSEEがいいですよねえ。
TTTでピピンと張り合ってるメリーを見ると、原作のメリーから入ったファンには違和感があるだろうなあと思うのですが、映画のメリー私は好きですねえ。
ピピンの面倒をみているつもりが、実はピピンに依存していたというお兄ちゃんキャラな映画のメリー。
そのことに気づき、その上でピピンのことを思うメリーが、エオウィンと話すシーンでの笑顔に現れていて・・・ここもちょっと来ましたね。エオウィンが心を動かされるのも無理ないと思います(笑)
そのエオウィンですが、TTTに引き続き、映画では結構丹念に描かれてるなあと思いました。
メリーとの関係もそうですが、アラゴルンやセオデンとの関係を描く場面が好きです。
アラゴルンとのシーンは評判悪かったリするらしいですが、私は好きですねえ。エオウィンの行き場のない気持ちと、それを理解しながら思いやるアラゴルンが。馬鍬砦の別れのシーンはSEEの方が好きですね。
しかし。ここまで丹念に描いてたのに、最後がお粗末すぎ・・・なんでファラミアとの場面だけあんな取ってつけたようなものになっちゃったんでしょうかねえ・・・
主人公の感想が全く出てきませんが(汗)灰色港でフロドとサムが抱き合うシーンもちょっとじわっと来ました。あそこは純粋にサムがかわいそうで・・・
しかし、ペレンノール野の戦いを見ながら、ナズグルの翼ある獣やじゅうを見て、やっぱりCGがすごいなあと。
CGの場面に違和感がないばかりか、カッコイイと思える映画はやはりなかなかないなあと思います・・・やっぱり「ホビット」はPJにやって欲しい・・・かなあ(汗)
Into the Westも久々に聴いて、ちょっとうるっと来たのですが・・・そのままの状態でいつの間にか寝てました(笑)泣き寝入り?(笑)

終了後はファミレスでまたしてもお昼くらいまでおしゃべりしてました。なかなか普段聞けないようなディープなお話?を聴けて楽しかったです(笑)
私はお昼で脱落しましたが、その後も場所を変えていた他の皆さん・・・元気ですね~(笑)
ご一緒してくださった皆さん、ありがとうございました!
そして、チケットとってくださったのに体調不良で入れ替わりで帰ってしまわれたYさん・・・また今度ご一緒しましょうね~!
来年もイッキミ、年2回くらいは見たいですね・・・やってくれないかなあ。
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体調不良につき・・・

2006年12月15日 | 指輪物語&トールキン
明日イッキミだというのに風邪をひいてしまいました・・・
さっき薬飲んだので、少し楽になったかな?
まあ、明日お昼過ぎまで寝れば直ると思います(笑)
会場にいらっしゃる皆さんにうつさないように、ちゃんと直して行かなければ。
というわけで今日は明日に備えてさっさと寝ようと思います。
イッキミで眠らないためにもしっかり寝とかないと(笑)
それではお休みなさい~!?
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TTTサントラ完全盤ANNOTATED SCOREその8

2006年12月13日 | 指輪物語&トールキン
TTTサントラ完全盤のANNOTATED SCOREの話が続きます。
アラゴルンが川岸に打ち上げられる???シーンでは、シーラ・チャンドラーが歌うBreath of Lifeが流れますが、この歌詞正式にはThe Grace of the Valarというそうです。またしても拙訳。
私たちの間には影が横たわっている
あなたがやって来た時から そしてあなたは去って行くでしょう
時の流れと嵐が全てを吹き散らすでしょう
悲しみと共にあなたは行かねばならない けれど望みがないわけではない
あなたはこの世界には何のかかわりもないのだ
あなたには喪失も静寂もかかわりないものなのだ

なんでもこの詩は前半はアルウェンからアラゴルンへ、後半はアラゴルンからアルウェンへ、という内容らしいです。(しかしBreath of LifeともThe Grace of the Valarともあんまり関係ない歌詞だなあ・・・(汗))
そして、メロディはアラゴルンのテーマの変奏なのだそうな。
このシーンも映画とは音楽が変わっているそうです。
映画ではシーラ・チャンドラーの歌は1フレーズで終わっているけれど、元々はアラゴルンがブレゴに乗るあたりまで続いていて、アラゴルンがブレゴに乗るあたりのアルトフルートの音楽はアルウェンとエルロンドの会話のシーンで流れ、(映画ではここ音楽なかったですよね)アルウェンの未来の予知の映像の場面で再びシーラ・チャンドラーの歌が流れ、それからギルラインのテーマにつながっていたのだとか。
そうだったっけ・・・また聴き直してみないと。って前に書いた感想で「聞き覚えのない音楽が」と書いてありました(笑)
エルフたちが裂け谷を出て行く時の裂け谷のテーマのコーラスの歌詞は、FotRの裂け谷のテーマと同じくA Elbereth Gilthonielの詩だそうです。
そのあと、ガラドリエルの登場と共に流れるロスロリアンのテーマの歌詞は、FotR冒頭と同じくFootsteps to Doomというシンダリンの詩ですが、これ私FotRの時真面目に読んでなかったようで(汗)今回初めて「こんな詩だったんだー」と思いました(汗)
またしても拙訳。
誰がここに入って来たのだ?
誰が我らを滅びへ導くものを持ち込んだのだ?
永きに渡って闇に立ち向かって来たものが
今崩れ去る

これ、ロスロリアンの森に入った時の囁きですね、きっと。

ヘンネス・アンヌーンのあたりも知らない音楽があるなあと思ったらやはり、でした。
ファラミアがボロミアの舟を見たシーンのための音楽が入っているようです。ここも音楽なしの方が良いということでカットされたのでしょうね。
回想シーンで、デネソールがボロミアに指輪を持って来るようにいうシーンの音楽、ボロミアがフロドから指輪を奪おうとした時と同じ・・・とずっと思っていたのですが、むしろFotRのプロローグと同じ、らしいです。
これは「サウロンとの戦いでデネソールの壊れた心が曲がって行った」ことを表しているのだそうな。一瞬「原作どおり?」と嬉しくなりかけたのですが、よくよく読むと、デネソールの心はサウロンのせいではなく、最初から壊れていたと読めるんですが・・・(汗)原文はWar with Sauron has bent Denethor's fragile mind.です・・・

ファラミアがフロドが指輪を持っていることを知るシーンでの指輪の誘惑のテーマは、映画では効果音に消されてしまうけれど、このCDにはちゃんと入っているそうです。そういやそうでしたね。

ようやくディスク2終了。あと3回くらいで終わりそうですが・・・川崎のイッキミまでには終わらないことが確定しました・・・(笑)
せめてイッキミまでにはなるべく完全盤聴いて、映画との違いを確認できるようになっていたいと思います。起きてられれば(爆)
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TTTサントラ完全盤ANNOTATED SCOREその7

2006年12月12日 | 指輪物語&トールキン
TTTサントラ完全盤のANNOTATED SCOREの話、ディスク2の続きです。
イシリアンにさしかかったあたりのフロドとサムの言い合いの場面、クラリネットはホビットを表しているそうです
でもメロディはスメアゴルのテーマに近いもので、フロドとゴラムの近似性を表しているらしいです。フロドはゴラムになったかもしれないということを・・・
これって映画の解釈ですよね~。ショアもそう思ってたのか・・・このあたり、原作との関連が微妙なところではありますが・・・そんなにものすごくハズレでもないとは思うんですが。
ゴラムとスメアゴルの葛藤の後のシーンのコントラバスクラリネットのおどけた音楽は、やはり兎シチューのシーンのものだったようです。兎獲って来てフロドのところに投げ出して、サムに遮られるまで、のシーンだったみたいです。
で、ハラドリム登場の場面は、やはり当初はオリファントのテーマを使う予定ではなかったそうです。
フィルムが出来たら、ショアが意図したよりもハラドリム登場のインパクトが強くて、オリファントのテーマを2回使うことになったそうです。
このハラドリム登場時のオリファントのテーマは、2回目のじゅう登場の場面よりも楽器を減らしているそうです。うん、そんな感じですね。コントラバスとか少ない感じ。
ちなみにオリファントのテーマはチェロとコントラバスのユニゾンだそうです。あとハープとディルルバと。ハープとディルルバも2回目から出てきてますかね。
この後のイシリアン野伏登場のシーンの音楽は、ボツになったハラドリム登場の音楽と関連しているそうです。後で聴いてみよう。

場面変わってヘルム峡谷に移動中のセオデンたち。エオウィンの笑顔についてセオデンが語る?時の音楽は、セオデンとエオウィンを表す音楽ではなく、エオウィンのメインテーマ?「ローハンの盾持つ乙女エオウィン」を使って、セオデンとエオウィンの絆よりも、エオウィン自身の孤独を表しているそうです。

Evenstarは、映画では最初のところがソロではなくコーラスになっているそうです。・・・そういやそうですね(汗)CDバージョン聴きなれすぎててあまり気にしてなかった・・・(汗)
Evensterの歌詞はご存知の方も多いかもしれませんがこれも拙訳で(汗)
これは終わりではありません
始まりなのです
ためらってはなりません
もしあなたに何も信じるものがないのならば
これを信じてください
愛を信じてください

アルウェンの台詞ってこんな感じでしたっけねえ?
この曲、後半はひたすらesterio han(trast this)を繰り返してるんですよね・・・(汗)
でも名曲です!

ワーグの襲撃の時の最初のホルンの音楽はローハンのテーマの変奏らしいです。言われてみればそうかも・・・
レゴラスがワーグを見る場面の音楽は、映画ではなんとFotRのモリアのシーンの音楽の使いまわしだそうです。言われてみればそうですね~(汗)階段のところの音楽だ・・・全く気がつきませんでした・・・
この完全盤ではショアがオリジナルで作った音楽が聴けるそうです。
エオウィンが「私も戦います」と訴えるところのハーダンガーフィドルの美しくも勇ましい音楽は、やはりエオウィンを表しているそうです
ここで入るコーラスは、ファンゴルンでガンダルフが再登場したときと同じ「The Call」、ローハンの「あの角笛と騎馬たちはどこに行った」の詩の中の有名なところをのぞいたもの(汗)の古英語訳の歌詞だそうです。こっちの方が合ってますよね(汗)

エオウィンたちがヘルム峡谷が見えるところに来たところの音楽は、エオウィンのテーマの変奏だそうです。なるほど。
角笛城に入ったところで音楽がトーンダウンするのは、城についてごったがえす避難民の姿にがっかりする?エオウィンの気持ちを表しているそうです。このあたりはPJのアイディアなのだとか。
このへん、ずーっとエオウィンの心象音楽だったわけですね~。なんだか嬉しいですねえ!
アラゴルンが崖から落ちたと聞いてエオウィンがショックを受けるシーンでは、Isabel Bayrakdarianが歌うエオウィンのThe Missingですが、真ん中よりやや後ろあたりの2行、「She felt the loss of everything that had been messed」という部分だそうです。(The Missingの歌詞は通常版の歌詞カードにも出てましたね。この2行分しか入ってなかったのに・・・)
ちなみにこの歌、なんとIsabel Bayrakdarianは1テイクで録ってしまったのだそうです。Evensterとかいろいろ録ったあと、帰り際に1テイク録って、後はまた明日・・・のつもりが、この1テイクが素晴らしかったのでこのままokになってしまったのだそうです。

サルマンがグリマとの会話のあとウルク=ハイの軍団に演説する場面、最初の15秒間は映画では使われなかったそうです。そうそう、ここもなんか聞き覚えなかったんですよね。

ディスク2の3分の2くらい終わったかな・・・まだまだ先が長いです(汗)
コメント
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