ボロ車 ポロに

　ポロが我が家にやってきました。　

　末息子が小学校を卒業したのに伴い少年野球を退団したので、愛妻の受け持ちだった野球少年たちの送迎は必要なくなり、愛妻車は主に娘が乗ることになりました。

　そこで、月末に迫ってきた愛妻車の車検費用を払うくらいなら、娘のアコガレのコンパクトカーに買い換えられないかと願う親ばか親父と、口車にのった愛(ドラ)娘が、乗りつぶすと言い張る愛妻の反対を振り切って買い替えに奔走したわけです。

　あちこちぶつけたキズだらけの愛妻のボロ車を思ってもみなかった好条件で下取ってもらった上に、親父ゴルフと同走行距離の程度の良いポロＶ（日本名は６Ｎ後期型）が車検代程度の出費で愛娘車となったわけです。

　さっそく愛妻から我が家のポロにキズがあるとご指摘頂きました。なるほど、よく見ないとわからない小さなキズが右後部ドアに一ヶ所ありました。
　キズが気になるのも今のうちだけですね。すぐにキズだらけになるでしょうから・・。

ボロ車 買換試乗記

　愛妻車を買い換えるため、７年前に新車で購入したディーラーさんで、娘があこがれていた国産コンパクトーに乗せてもらいました。
　乗ってみた感じは、発進時に突然パワーが出る設定になっているようで、低速のアクセルワークに注意が必要なのに、中速域ではパワーがなく床までアクセルを踏んでもなかなか加速しないことや、後席のシート長が短く「これは子供用シート？」等（予算面でアウトが主ですが・・）で、残念ながら早々買換えの対象からはずれることとなりました。

　その後、大手の中古車センターに行ったのですが、展示車の試乗ＯＫということで、普段はなかなか乗る機会がない輸入コンパクトカーに乗せてもらうことにしました。　

　といっても乗せてもらったのはＶＷのコンパクトカーだけだったのですが・・・。

　まずルポに乗りました。
　内装は鉄板むき出しで実用一点張りの感じで、室内はかなりタイト感があります。車体が軽いせいでしょうか1400エンジンは活発でしたが、ステアリングの味付けが女性にはかなり重めの感じがしました。

　次に６Ｎ前期ポロに乗せてもらいました。絶壁型のインパネやパワーのある荒々しい1600エンジン等、男性的な感じでした。

さらに６Ｎ後期ポロを試乗しました。外観や室内の質感は前期型より上質でした。なにより1400エンジンのパワーの出方が自然で、ステアリングは軽く女性的な印象でした。

現行前期型の丸目ポロは予算面から買換えは無理ですが、比較のため試乗させてもらいました。６Ｎ型に比べボディが一回り大きく外観内装とも文句なしですが、ボディの大きさが影響しているのか1400エンジンが終始アンダーパワー気味でした。

　試乗した結論は国産の新型コンパクトカーより、旧型でもポロのほうがずっと楽しく乗れそうでした。
　ポロの中では６Ｎ後期型が好印象でした。


（ポロ・ルポの写真はHPから借用したもので、本文とは関係ありません。）