ミュー ・ 百花春至為誰開

月山・葉山・野菜つくり・短歌・スケッチ

初夏の朝日連峰 & 果樹園 ※寒河江市・柴橋

秋色の絵の具

2010-11-09 | Weblog
寒河江中央工業団地
同上
同上


I 社の工場は雑木林の中にある


かって この辺り一帯は

見渡す限り田んぼが続き

何もなかった


その雑木林の

銀杏の樹や山モミジの樹が

鮮やかな紅葉に染まった


ふと足下に目を向けると

赤や黄の落葉が

幾重にも重なり合って

散りばめられていた


春・・・・・・・・・・・・

は樹々の目覚めの季節

目に眩しいほどの鮮やかな

淡黄緑色の葉が

一斉に芽吹き始めた頃の記憶

がつい昨日のことのように 

甦って来る


今年の夏は

やけに暑い日が 長く続いた


1年と言う 限られた日数の中で

既に遠くの山々は

これからやってくる 曇天の暗い日々の続く

冬の季節が

すぐそこまで迫っている


・・・・・・・・・・・・・・・・・だとすれば

今年の秋は

瞬きをする位の ほんの一瞬の短い時間

だけなのかもしれない
寒河江川
同上 慈恩寺

夏・・・・・・・・・・・・・・ 

寒河江川のせせらぎ

空の碧色を映して

透き通るような

踊る光の戯れ


川面の至る所で 

跳ねていた


時が巡って 晩秋の季節・・・・・・・・・・・・

川面は 曇天の空色を映し

北風にざわめき 白波を描き

鉛色の川の流れに 

変わった