機動画報日誌 Mk-Ⅱ

英 浩史の日々徒然を記すブログ

HGUCガンダム試作2号機

2007年03月08日 | ガンダム
どうもです。

 すでに以前「ネタにする」と言ってからも結構な日数が経ってしまって、
今更な感もありますが、HGUC「ガンダム試作2号機」と「GMクウェル」
について、思うところを書いていこうかと。

 ホントなら組み上げた模型を撮って見せるべきかと思うんですが、
ウチ的にはそこは本題じゃないし(笑)、そういうのは、もっとちゃんと
レビューをされているサイトさんを観た方がなにかと参考になるだろうし
うちの2号機とクウェル、もう既に一部パーツに破損、
もしくは欠損がある
状態ですし、写真は割愛させて
いただく、ということでご了承ください。

 まずはRX-78GP02Aガンダム試作2号機。
 形状的にはMGの時のような問題はないようですが、デザインされた
時点であった、根本的な問題はそのままのようで(それこそ「今更な
ハナシ」ですが)。

 背部ユニットに軸固定され、右拳で保持する形にしかならない以上、
アトミックバズーカを構えて取れるポーズにはおのずから制限がかかる
訳で。
 左手の大型シールドもご同様で、いかに箱状になるパーツ構成による
内部の中空化&ABS関節による保持力強化を図っても、物理的な
限界はあるってもので。
 ちょっとでも違うポーズが取れないものかと弄くり回しているうちに、
左拳が壊れてしまいました。今うちの2号機は、“奥さまが腕に下げた
買い物かご”のようにしかシールドを保持できません。まあこれでも、
見る角度によってはちゃんとシールドを構えているように見えなくもない
んですけど。

 で、ウチ的な本題に入ると解説書のテキスト、やたらと「最強」の文字
が躍っていて、読んでいて気が滅入ってきますね。まるで“藤村Dが
盛り上がっていくのと反比例的にテンションが下がってしまう大泉洋”
のように。
 そりゃあ、既存の兵器に対する優位性がなければ新しく開発される
兵器に存在意義などないとは思いますが、もう少し書きようはなかった
のかと思ったり。

 アトミックバズーカの説明では、何重にも掛けられた安全装置を外す
機能があるから、他のバズーカではダメって書き方にも疑問が。一年
戦争初期のザクが使ってた核バズーカにも、似たような機能があった
んでしょうかね。旧ザクが持ってるのを見る限り、そんな複雑な構造とも
思えないだけど。

 ちょっと模型自体の話に戻りますが、バズーカを収納状態にしてビーム
サーベルを持たせることは当然のことながらできる訳ですし、予備という
意味でもサーベルの刃になるクリアパーツは2個ついている訳ですが、
コレ、2個とも同じ太さなんですよね。核弾頭発射後の1号機との戦闘
の時に出てきた、太いタイプを付けてもよかったんじゃないかと思います。
 少なくともビームサーベルの解説でビーム刃の出力や磁界強度を
マニュアルで変更できる機能が追加されている
と書くくらいなら(*1)。

 シールドに関しては、「内部に充填された液体水素による冷却機能」
とか、「バズーカの砲身部分を運搬するための装備」とか、従来からある
説明が主なんですが、最後の部分、GP02Aとシールドは“核弾頭
の実戦投入”という任務において一つのシステムとなっている
って・・・・。

 それじゃ、MLRS&ビームバズーカ仕様に
          このシールドいらんやん!!


とか思っちゃいけないんですかね。
 ビームバズーカにもバレルキャリアが必要なのかも知れませんが、
コレでなきゃイカンという訳でもないと思うんですが。そもそもビーム
バズーカを分割式にする必要があるのかとも思うし(*2)。

 ・・・あー、思った以上に長くなったので、今回はこの辺で。GMクウェル
についてはまたの機会に。
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  *1:1号機との戦闘シーンを再現するため、2機一緒に飾れるタイプのスタンドが
    同梱されていたりするので、余計にそう思う。なんと言うか片手落ちな印象が。
  *2:結局のところ、ハーモニーシリーズ(?)って売れてるんでしょうかね?
    量販店行っても模型コーナーは熱心に見なくなったし、中古ショップで現物を
    見かけても全く食指が動かないし。
    MLRS仕様のシールドの解説がどうなっているかという好奇心(興味というのとは
    ちょっと違う気が)はあるんですけどね。