どうもです。
「絶対可憐チルドレン」第31話。休暇が皆本の京都出張と重なった
ので、一緒に居たくて特に実家での用事もないのに実家に帰る葵が、
京都の世界遺産に楽描きして回るエスパー犯罪者、クライド=バロウ
を、皆本(とコメリカの特務エスパー、ケン)とともにやっつける話。
父親の事業失敗や弟の病気が省略されてたりして、葵の家庭事情が
微妙に変更されていたのは何か意図があってのことなんでしょうかね。
幼い葵が「自分は(家族にとって)要らない子」と思い込んでしまう
原因で、決して無視していい瑣末な設定ではないんですけど、ちょっと
ネガティブな内容ではありますからねェ。日曜の朝にはそぐわないかも
知れません。父親が忙しいだけで葵がそこまで思い込んでしまうもの
なのか?とは思いますけど、まあ無くてもストーリー展開には困らない
ですし。
改変といえば、原作ではクライドの攻撃で口を塞がれてしまう皆本
がただ気絶してしまうだけなのも、観た瞬間は「?」だったんですが、
すべてが落着した後のグリシャム大佐の台詞を、一度クライドに敗れて
落ち込んでいる葵を励ます皆本に言わせてるのを観て納得。葵の「自分
の能力を限界まで引き出してくれる最高の応援」という台詞も(原作
以上に)活きてきてます。
何というか、葵メインの回って“ハズレ”がない気がします。作画は
新幹線の中で皆本に甘える葵や、留守番するよう言われてふて腐れる
薫&紫穂も可愛く描けてる(*1)し、演出面もいい方向にブラッシュアップ
されていると感じるしナベシン回の時のような余計な(苦笑)遊びも
少ないし(*2)。
今回登場した葵の家族を演じた声優さんは、全て関西出身の人たち
だそうで、さすがに聞いていてもイントネーション的な違和感は無かった
ですね。ただ、いくら京都人でも客商売をしている訳でもない(?)人が
一般的な挨拶として「おいでやす」って言うものなのかな?と思わない
でもありませんが。
さらに言えば、クラウドの相棒(*3)ボニーが「おじゃ魔女どれみ」の
妹尾あいこや「あずまんが大王」の春日歩(=大阪)を演じた松岡由貴
さんで、これだけ関西弁が出てくるエピソードで敢えて関西弁じゃない
キャラに彼女を使う辺りに、そこはかとない贅沢さを感じました。
////////////////////////////////////////////////////////////
*1:原作にあった(本来は休暇で、自分たちの任務に帯同する必要はないんだから)
実家に帰れと言う皆本に怒る葵の顔のアップがなかったのが数少ない不満点か。
あと、葵が怒った原因を指摘された皆本が、一度は放っておくと言ったクセに「君
がそこまで言うならメールぐらいは・・・・」と翻意するまでの(前回のカップラーメン
のような)時間経過を表現するカットと、ケンの「僕は何も言ってないネ」という
ツッコミは入れて欲しかったかな、と。
*2:逆に、クライドが合流を希望していたり、そのためB.A.B.E.L.の予知をESPで
妨害していたり、原作では全く絡んで来てなかったパンドラが出てきています。
とはいえ表立っての関与はなく、兵部少佐は延々、桃太郎とテレビゲームしている
だけ(しかも桃太郎に負けっぱなし(笑))ですが。
*3:実はクラウド自身がサイコキノで形作って操っている絵の具。粘着性があってケン
を拘束したり、葵の目を塞いだりといった武器としても使っている。
しかし、ケンとメアリーとかボニー&クライドとか、若いアニメファンは判んない
だろうなぁ(苦笑)。
「絶対可憐チルドレン」第31話。休暇が皆本の京都出張と重なった
ので、一緒に居たくて特に実家での用事もないのに実家に帰る葵が、
京都の世界遺産に楽描きして回るエスパー犯罪者、クライド=バロウ
を、皆本(とコメリカの特務エスパー、ケン)とともにやっつける話。
父親の事業失敗や弟の病気が省略されてたりして、葵の家庭事情が
微妙に変更されていたのは何か意図があってのことなんでしょうかね。
幼い葵が「自分は(家族にとって)要らない子」と思い込んでしまう
原因で、決して無視していい瑣末な設定ではないんですけど、ちょっと
ネガティブな内容ではありますからねェ。日曜の朝にはそぐわないかも
知れません。父親が忙しいだけで葵がそこまで思い込んでしまうもの
なのか?とは思いますけど、まあ無くてもストーリー展開には困らない
ですし。
改変といえば、原作ではクライドの攻撃で口を塞がれてしまう皆本
がただ気絶してしまうだけなのも、観た瞬間は「?」だったんですが、
すべてが落着した後のグリシャム大佐の台詞を、一度クライドに敗れて
落ち込んでいる葵を励ます皆本に言わせてるのを観て納得。葵の「自分
の能力を限界まで引き出してくれる最高の応援」という台詞も(原作
以上に)活きてきてます。
何というか、葵メインの回って“ハズレ”がない気がします。作画は
新幹線の中で皆本に甘える葵や、留守番するよう言われてふて腐れる
薫&紫穂も可愛く描けてる(*1)し、演出面もいい方向にブラッシュアップ
されていると感じるしナベシン回の時のような余計な(苦笑)遊びも
少ないし(*2)。
今回登場した葵の家族を演じた声優さんは、全て関西出身の人たち
だそうで、さすがに聞いていてもイントネーション的な違和感は無かった
ですね。ただ、いくら京都人でも客商売をしている訳でもない(?)人が
一般的な挨拶として「おいでやす」って言うものなのかな?と思わない
でもありませんが。
さらに言えば、クラウドの相棒(*3)ボニーが「おじゃ魔女どれみ」の
妹尾あいこや「あずまんが大王」の春日歩(=大阪)を演じた松岡由貴
さんで、これだけ関西弁が出てくるエピソードで敢えて関西弁じゃない
キャラに彼女を使う辺りに、そこはかとない贅沢さを感じました。
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*1:原作にあった(本来は休暇で、自分たちの任務に帯同する必要はないんだから)
実家に帰れと言う皆本に怒る葵の顔のアップがなかったのが数少ない不満点か。
あと、葵が怒った原因を指摘された皆本が、一度は放っておくと言ったクセに「君
がそこまで言うならメールぐらいは・・・・」と翻意するまでの(前回のカップラーメン
のような)時間経過を表現するカットと、ケンの「僕は何も言ってないネ」という
ツッコミは入れて欲しかったかな、と。
*2:逆に、クライドが合流を希望していたり、そのためB.A.B.E.L.の予知をESPで
妨害していたり、原作では全く絡んで来てなかったパンドラが出てきています。
とはいえ表立っての関与はなく、兵部少佐は延々、桃太郎とテレビゲームしている
だけ(しかも桃太郎に負けっぱなし(笑))ですが。
*3:実はクラウド自身がサイコキノで形作って操っている絵の具。粘着性があってケン
を拘束したり、葵の目を塞いだりといった武器としても使っている。
しかし、ケンとメアリーとかボニー&クライドとか、若いアニメファンは判んない
だろうなぁ(苦笑)。