機動画報日誌 Mk-Ⅱ

英 浩史の日々徒然を記すブログ

◎シン・ウルトラマン

2022年07月04日 | 映画

 出演決定の際の?インタビューで、「自分も、変身!って言って
変身できたら(もう思い残すことはないから)俳優業を辞めても
いい」みたいなことを言っていた戸次重幸さんは、今後どうするん
でしょうね?
 まあ、嬉しさと意気込みが混ざり合った発言ですから、本気で
辞める気はないだろうし、こちらも辞めて欲しい訳ではないん
ですが(*1)。

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どうもです。

 7月の映画の日、3本目です。先の『ゆるキャン△』同様、オープ
ニングから小ネタ満載の(*2)ニヤニヤできる展開で、怪獣ならぬ
「禍威獣」対応のための専門部署「禍特隊」とウルトラマンの関わり
が、《原作》にあるエピソードをピックアップしつつ、ウルトラマン
の来訪からゼットン戦までが描かれていく訳ですが、途中々々にも
「おぉ、これをここで持ってくるか(笑)」とニヤニヤせざるを
得ない小ネタがてんこ盛りで・・・・、何なんでしょうかね? 庵野氏
が面白く思うポイントと自分が面白く思うポイントとが非常に近しい
んでしょうか(*3)。

 今時さすがに、勝手に地球人類代表に決めた子供に「地球あげ
ます」と言わせる訳にはいかず、順当に日本国政府を相手に交渉
してくるメフィラスなんですが、交渉用人間形態の配役が配役な
せいで、今後『鎌倉殿の・・・』で三浦義村を見る目が複雑なものに
なってしまいそうです(*4)。

 今回の映画でゼットン戦~ウルトラマンの《光の国》帰還まで
描かれている以上、続編は望むべくもないですが、それ以前の、
中間というか扱わなかったエピソードを取り上げた企画はあっても
いいんじゃないかな、とは思いました。庵野氏がやりたがらない
(それ以前に『シン・仮面ライダー』も控えているし)としても、シェア
ワールド的に別の人が主導してもいいし(*5)。とりあえずのところ
多々良島かジャミラのエピソードがこの世界観でどうなるかは
観てみたい。

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  *1:大泉さんの『鎌倉殿の13人』にはちょいちょい触れるのに、戸次さんの
   『仮面ライダーリバイス』の話題は殆ど出てきませんな『おにぎりあたため
    ますか』には。同じテレ朝系列で、現在絶賛放送中だろうに。
    TOKYO MXと本放送(HTB)だと同時ネットじゃないからタイムラグがある
    にはあるけど、「戸次さん、仮面ライダーに出演決定おめでとうござい
    ます!」ぐらいはあってもいいはずだし、上総広常(佐藤浩市)謀殺の
    エピソードに言及しているんだから、けっこう最近の本放送回を流して
    いる訳だし。
  *2:あのオープニングからしたら、後に禍威獣と呼ばれる巨大不明生物の中に
   「アレ」が含まれていないのはおかしいのではないかと思うんですが、指定
    禍威獣第6、7、8号の相関性からするともしかしたら第1号がそれ
   (或いは同属の個体)に当たるのかな?とも思ったり。
    ただ今回の総理大臣が元・臨時外務大臣じゃない(苗字も違う)辺り、完全
    に繋がっている訳ではないんですかね?
    そうなると当然「政府の男」も、別に国家安全保障担当の首相補佐官、
    赤坂秀樹ではないんでしょうな。
  *3:そういう意味では、もしかしたら安彦良和氏とはこの、双方のポイントが
    大きくズレているのかも。スレッガーGMの顛末にしろヤギVSホワイト
    ベース隊にしろ、ここで笑って欲しいのかなァ・・・?と推測するだけで
    終わっていたり。 笑わせるにしてもこの場面で・・・?と思ってしまう
    ことがちょいちょいあったり。
  *4:『真田丸』で石田三成を演っていた時は真面目そうなキャラだったん
    だけど、今回、貼り付いたような顔でかなり剣呑なことを言う辺りが
    微妙にカブっていたりするのは単なる偶然なんですかね?
    三成も三成で、いかにも《幼馴染みだからお互い相手の気持ちは分かる
    し、それを汲もうとはしているんだけど、考え方や生き方の違いで袂を
    別ってしまった番長(加藤清正)とはいつも喧嘩になってしまう生徒会長》
    みたいなキャラなのは当時、如何なものかと思いましたが。
    清正役の俳優のやらかしで『真田丸』の再放送が絶望的なのだけは
    ホント、腹立たしい。
  *5:パッと浮かぶ、この人というのはないですし「誰でもいい」って訳ではない
    けど、世界観を大事にしてくれる人なら『大怪獣のあとしまつ』みたいな
    ことにはならんだろうと思う訳で(笑)。
    いや『・・・あとしまつ』は見ていないんだけど、漏れ伝わってくる評判と
    監督の逆ギレ(ついでに庵野氏に対する嫉妬)のしかたを見るに、まあ
    禄でもない映画だったろうな、と。

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