進捗状況報告書

どうもです。

　今日、完成した原稿ファイルをCD-ROMに焼いて、持ち込んだ
印刷所で内容を（ファイルに不備や不具合がないかなど）確認
してもらっている間に、ふと気づいたことがありまして。

「あれ？　表紙のカラー原稿ってまだ色の仮置き(*1)をしただけ
だったような･･･？　キチンと色を塗った覚えがないぞ？」

　確認してくれているスタッフさんに聞くと、ちゃんと完成原稿に
なってますよ？という返答で。
　それでも不安が拭えないので、紙に出力してもらったものを見て
みたら、確かにちゃんと塗り分けやら陰影付けやら完成していた
んですが、今号用ではない別の号のもの(*2)で。
　表紙がこういう状態だと他の原稿も不安が募ってくるもので、
確認してみたら案の定、何点かが未完成だったり(*3)。
ここまで来ると、驚きとか悲しみとか（自分に対する）怒りとか
通り越して笑いが出てくるようで、半泣き半笑いで「これって、
どれくらい（の修正時間）で間に合いますかね･･･？」とスタッフ
に水を向けても「いやァ･･･、無理じゃね？」という（言葉ではなく）
空気を全面に浮かべた微妙な表情が返ってくるだけ･･････、

という夢を見て、もの凄く心がザワザワした状態で目が覚めました。


　「執筆作業がようやく終わって一息ついた、というところで目が
覚めて机を見たら未だ白紙の原稿用紙が･･･」というのは、小説家
や漫画家の先生方のインタビューとか本のあとがきなどでも結構な
頻度で見掛ける「あるあるネタ」ですが、《ベタ塗りの表紙》とか
《差し替え前の画稿》とか、絶妙に現実を反映していて、半端ない
リアリティ（笑）に、今もまだ心がザワザワしてたりします。
　幸い（？）締切まではまだ日にちがあります(*4)ので、トットと
片付けて色んなことから解放されたいです。

　･･･まあその、夢オチのネタに絡めた進捗報告ということで、もう
しばらくお待ちいただけたら、と思います。宜しくお願いします。


////////////////////////////////////////////////////////////
　　*1：ＭＳなどの各機体や背景に基本色をベタ塗りした状態。これで凡その配置
　　　　やパッと見た時の色のバランスを調整した後、本格的な彩色作業に入る。
　　*2：なぜか《Vol.35》という文字（過去の原稿を間違って持って来た？）の
　　　　記憶が鮮明にあるのに、描いてあるＭＳはΖガンダムとメタスという、
　　　　かつて表紙では描いたことのない（かつ今号の内容とも関係ない）という
　　　　組み合わせだったり。
　　*3：これがまた記事内容を把握していないと分からない文章中の不備とか事前
　　　　に気づいて修正したはずの誤字脱字とか。あと色んな都合で描き直して
　　　　差し替えたはずの画稿とか、確認してくれているスタッフさんからすれば
　　　　どこが問題か判別つかなくて完成原稿だと思えるレベルの未完成具合で。
　　*4：今も残るザワザワ具合、焦燥感からすると、夢の中では「もうホントに！！
　　　　今この場で入稿しないと夏コミには間に合わないィィッ！！！！」という
　　　　タイミングだったと思われ。

◆◆◆◆