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機動画報日誌 Mk-Ⅱ

英 浩史の日々徒然を記すブログ

映画の日 4/5

2006年02月04日 | 映画
■Mr.&Mrs.スミス △
 情熱的な恋の末、お互いの裏の事情とかをよく知らないまま
結婚した二人(ブラッド=ピット&アンジェリーナ=ジョリー)が、
実は敵対する組織に雇われるプロの殺し屋同士だった。相手の
秘密を知ってしまい、それぞれの組織からも抹殺指令が下される
(失敗すれば当然自分が消される)。倦怠期に差し掛かっていた
二人は、間の悪い偶然から疑心暗鬼に駆られて相手を殺そうと
し始める、という話。
 まあぶっちゃけて言えば“お互いに秘密を持っていた夫婦が、
その秘密を知ったことで相互不信に陥り、夫婦関係は決裂寸前に
まで陥るが、争う中で相手の本質を見出して逆に絆を強くする”
というのが大筋で、協力してより大きな困難に立ち向かうことで
最終的に夫婦関係は修復されますが、お互いの技能が技能だから
普通だったら料理皿や旦那がコレクションしている模型、
せいぜい包丁が飛んでくる程度のものが、銃弾やナイフ、時には
爆弾が飛び回ってる、ということで。
 大掛かりな仕掛けや、派手なアクションが随所に散りばめ
られていて、観ている分には飽きないです。あと、ところどころ
で二人がカウンセリングを受けるシーンが挿入されていて、
お互いの相手に対する気持ちとか夫婦関係に対する意識の変遷が
見え隠れして、それが結構面白かったりします。

 ただ、物語の筋として「より大きな困難」が用意されるのは
ある種必然だと思うんですが、この「より大きな困難」はどう
なんだろう。こういう局面になるなら、最初から二人が殺し合う
ことにはならないんじゃないかなぁ、とか思ったり。
 あと、最後はカウンセリングのシーンで終わる訳ですが、
カウンセラーの声とか部屋の様子からして、冒頭と同じ場所っ
ぽいんですが、国内にいて大丈夫なのか? 二人が属していた
それぞれの組織すべてを壊滅させた訳でもないはずで、お互いに
相手を殺すことに失敗してるんだから、組織が放っておかない
と思うんですが。

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