どうもです。
「映画の日」の方はちょっとお休みして。
今週にもMGネモが発売されるわけだが、このネモ、どういう
素性のMSなんだろうかと、ふと思った。いや、オフシャル設定
にあるように“GM2の後継機、もしくは発展機としてアナハイム
社が開発したMSで、ほぼ全てがエウーゴに納入されている”と
いうのは承知しているんだが、ほぼ同時期に開発され、結果的には
ティターンズに納入されることになるが、元来はエウーゴ向けに
開発が進んでいたマラサイ=ドミンゴ(*1)がある訳で、アナハイム
は(内部構造的にはともかく外観上は)ジオン・連邦、二つの系統
の新型を、一つの陣営用に開発していたことになるんじゃないか
と思うんだが、いかがだろうか。
TV第8話「月の裏側」で、アレキサンドリアにマラサイが搬入
されるのと同時刻(?)には、エウーゴ部隊のネモがグラナダを
襲撃しているので“ネモはあくまでGM2の後継で、連邦軍全体
(ティターンズも含む?)での導入を想定した機体で、本来なら
エウーゴ用にと想定していたドミンゴがティターンズに回された
補填としてネモがエウーゴに回された”とは考えにくい。
双方共にエウーゴ用だったとするのも、二系統を作り分ける理由
が見当たらないので、難しいと思うのだが、今度発売される
MGネモのインストでは、その辺りのことは言及してくれている
だろうか・・・。
ちなみにこの件に関連して、昔の1/144キットのインストなどを
読み返してみると“ネモの装甲材はガンダリウムα”と明記して
あった。最近の「定説」だとマラサイ&ネモはγ製らしい(*2)の
だが、個人的には、このインストの記述の有無にかかわらず、この
当時はγの精製/加工技術が確立し実用化には成功していたものの、
まだ大量生産できる訳ではなく、それ故に調達数が不足するリック
・ディアス(*3)の補助としてネモ(やドミンゴ)が採用された、と
解釈しているのだがどうだろうか。
////////////////////////////////////////////////////////////
*1:この「ドミンゴ」という名称、別冊アニメディアなどによると準備稿段階
でのマラサイの名前だったが(おそらくはスバル自動車の軽ワゴンの商標
に引っ掛かるから)変更された、ということから、Mobile Graphix的には
エウーゴ用マラサイの名前としたんだが、最近はギャプランの準備稿(≒
試作機?)を指す名称、というのが一般的のようで。この「説」の初出は
やはり『ジェリド出撃命令』なんだろうか。
*2:『GUNDAM FACT FILE』では1/144キットインストの記述を踏まえてか、
初期生産分はα製で、以後はγ製とのことだが。
*3:リック・ディアスはガンダリウムγを使用することで、通常MS並の運動性
と重MS級の装甲性能の両立を目指した「ガンダム」なので、量的確保の
ために装甲材をαに変えることは機体コンセプトに反する。
「映画の日」の方はちょっとお休みして。
今週にもMGネモが発売されるわけだが、このネモ、どういう
素性のMSなんだろうかと、ふと思った。いや、オフシャル設定
にあるように“GM2の後継機、もしくは発展機としてアナハイム
社が開発したMSで、ほぼ全てがエウーゴに納入されている”と
いうのは承知しているんだが、ほぼ同時期に開発され、結果的には
ティターンズに納入されることになるが、元来はエウーゴ向けに
開発が進んでいたマラサイ=ドミンゴ(*1)がある訳で、アナハイム
は(内部構造的にはともかく外観上は)ジオン・連邦、二つの系統
の新型を、一つの陣営用に開発していたことになるんじゃないか
と思うんだが、いかがだろうか。
TV第8話「月の裏側」で、アレキサンドリアにマラサイが搬入
されるのと同時刻(?)には、エウーゴ部隊のネモがグラナダを
襲撃しているので“ネモはあくまでGM2の後継で、連邦軍全体
(ティターンズも含む?)での導入を想定した機体で、本来なら
エウーゴ用にと想定していたドミンゴがティターンズに回された
補填としてネモがエウーゴに回された”とは考えにくい。
双方共にエウーゴ用だったとするのも、二系統を作り分ける理由
が見当たらないので、難しいと思うのだが、今度発売される
MGネモのインストでは、その辺りのことは言及してくれている
だろうか・・・。
ちなみにこの件に関連して、昔の1/144キットのインストなどを
読み返してみると“ネモの装甲材はガンダリウムα”と明記して
あった。最近の「定説」だとマラサイ&ネモはγ製らしい(*2)の
だが、個人的には、このインストの記述の有無にかかわらず、この
当時はγの精製/加工技術が確立し実用化には成功していたものの、
まだ大量生産できる訳ではなく、それ故に調達数が不足するリック
・ディアス(*3)の補助としてネモ(やドミンゴ)が採用された、と
解釈しているのだがどうだろうか。
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*1:この「ドミンゴ」という名称、別冊アニメディアなどによると準備稿段階
でのマラサイの名前だったが(おそらくはスバル自動車の軽ワゴンの商標
に引っ掛かるから)変更された、ということから、Mobile Graphix的には
エウーゴ用マラサイの名前としたんだが、最近はギャプランの準備稿(≒
試作機?)を指す名称、というのが一般的のようで。この「説」の初出は
やはり『ジェリド出撃命令』なんだろうか。
*2:『GUNDAM FACT FILE』では1/144キットインストの記述を踏まえてか、
初期生産分はα製で、以後はγ製とのことだが。
*3:リック・ディアスはガンダリウムγを使用することで、通常MS並の運動性
と重MS級の装甲性能の両立を目指した「ガンダム」なので、量的確保の
ために装甲材をαに変えることは機体コンセプトに反する。
GM2後継=ネモ、ハイザック後継=マラサイということだとは思いますが、そうなると何故連邦軍はどちらか1機種に統一しなかったのかとい疑問が残りますね。性能上一長一短あってどちらも捨てがたかったのか・・・
■ドミンゴの名称
Z放映開始の頃にバンダイから出てた設定集で見たような気も。
どうして一機種に統一しなかったか? というよりも、あえて機種統一をせずに作り分けたと見た方がいいかも知れませんね。AE社もグラナダとフォン・ブラウンの支社で競争関係にあって、案外AE社内の事情が強く働いていたことも考えられるのではないでしょうか。もっともドミンゴを本命視していたエゥーゴがどうしてネモ一本で行くことを決めたのかという説明にはなっていませんが……。
だったという記述をどこかで見た記憶が?それは同人誌だったか?
一瞬、中身(ムーバブルフレームを含む)はほぼ同一で、
GP04とガーベラ・テトラみたいに、違いは走査系と
外装ユニット(装甲)のみだったと、妄想を広げてみた
んですが、外装を作り分ける理由がない限り一緒ですな・・・orz。
攻撃用/迎撃用という形で、明確に用途が違うのであれば、
アーガマにもドミンゴ部隊が編成されていて然るべき
のような気もしますが、どうなんでしょうかね。
メーカー内で同グレードの車種を二つのブランドで作り分ける
ようなものでしょうか。 >グラナダとフォン・ブラウン
0090年代になっても(ネオ・ジオンに協力している)他部門
のことはよく判らない、社内競合関係はあった訳ですから、
エウーゴ側の事情とは別に、AE側の事情として2系統並立
せざるを得ない、何かがあったんでしょうか。
エウーゴとしては、スポンサー様が「無償供与してやるから
これ使え」と言われたら、黙って(?)使うしかない状況だったり
して(笑)。