機動画報日誌 Mk-Ⅱ

英 浩史の日々徒然を記すブログ

多情多恨

2008年12月06日 | チルドレン
どうもです。

 原稿作業の方が一段落したので、ほぼ一週間遅れになりますが今の
ところHDDレコーダーも平穏無事に動いてますし(苦笑)。

 「絶対可憐チルドレン」第35話。ザ・ハウンドを辞める宣言&家出した
初音と、その原因となった新任の小鹿圭子一曹(ハウンドの担当主任)
との関係を局長や皆本、チルドレンたちが何とか修復しようと図る話。
 まずこじれた関係のまま任務に就いて失敗するアバンから始まって、
本編部分はほぼ原作どおり、新しい絆が生まれたところに新しい任務が
下ってさあ出動!で結んでいるのは凄く(いい意味で)王道な展開で、
追加されたアニメオリジナルも含めたストーリー全体はよくできた話と
思うんですけど、肝心の(?)本編部分でココがこう、アソコがそうと
はっきりとは言えないくらい瑣末な部分々々で「う~ん、なんか(原作
と)違くね?」と言いたくなるような、モヤモヤした違和感がずっと残る
ような展開が。
 絵コンテ担当がまたナベシンだった割りには(笑)、大して「余計な遊び」
もなかったんですがねぇ・・・(*1)。

 明確に「おいおい・・・・(苦笑)」となったのは「極限状態!サバイバルで
信頼度アップ作戦」で、吹雪いてる南極の100kmを2時間で歩いて踏破
するところ。それと作戦コードとはいえ柏木一尉に「こちらお婆ちゃん」
と言わせたところ。あと、なんと言っても「フィギュアは趣味じゃない!
生き様だ!」とか言ってるくせに、転売目的で盗んだ限定版フィギュアを
アタッシュケースに乱雑に詰め込んでる九具津ですな。
 もっとも前二つは、原作者の日記ブログによると、シナリオの段階で
原作者からツッコミが入っていたんだけど、連絡の不備とかで変更が
間に合わなかったらしいんですけどね(*2)。

 それはともかく、限定品とはいえブリスターケースから取り出した(?)
フィギュアが未開封品と比べてどれほど価値が下がるやら(*3)。
 それでもネットオークションではとんでもない価格がついていたりして、
九具津が仕様書きに未開封品と書いていたとしても、あといくら現物が
確認できないにしても写真を見れば開封品であろうことは判りそうなもの
なのに、とか思うんですが。
 もしかして、同じ限定フィギュアを全て九具津が盗み出していて、全く
市場には出回ってないから、そんな“ハンパ品”でもマニアは買うしか
ないとか? それはそれで、ネットの通信記録を調べるまでもなく足が
つきそうな気もしますが。

 次回(つーかもう明日ですが)は初の完全アニメオリジナルだとか。
予告を見るに、某・17歳教の教祖さまがナオミ相手にあんなことやこんな
ことしてそうな、谷崎主任がそれを指くわえて見てるしかなさそうな。

 一体どうなりますことやら。 

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  *1:「もっとツンデレ風に言ってくれ」という九具津に「た・・・助けにきたわけじゃない
    んだからね! ってか?」と、澪に返させたのは原作者からのリクエストだとか。
    原作者の釘宮病も相当なもののようです(笑)。
  *2:原作だと皆本が連絡役だったのが、アニメでは朧さんに変更された為コードネーム
    も「狩人さん」に変えては?という要請をしたそうで。
  *3:個人的には、玩具は出して遊んで(もしくは飾って)ナンボという考えだし、儲け目的
    で転売したこともない(余分に買ったものを友人に定価(?)で売ったことはある
    けど)人間なので、開封/未開封でどれほど価値の差があるのか、実感的に想像
    できないんですが、まん○らけのショーケースとかを覗く限り、ポップに「未開封品」
    と大きく書かれた商品があったりして、それなりに相場の差はあるようで。