将来に渡って生きるお金の使い方

実家に帰るときの道で、田んぼの整理をしていますという看板を見つけた。あたり一面田んぼの土が掘り起こされ機械が置いてあった。建設会社が潰れないように市の予算が使われているのだろうか。大きい会社だけが生き残ればいいとは思っていないけれど小さい会社に仕事を回すためにある場所では十分な広さがある道路をさらに拡張させて税金を使うのはいかがなものかと思ってしまう。その行為は一時しのぎにしか過ぎないから何か他の分野にシフト出来ないだろうかと。
私が学生の頃、地元の人がここは観光地だから山と山の間にロープウェイを通すと観光収入が増えていいと聞いたことがある。一部分はロープウェイになっているけれどその人の夢は今も実現していない。
福岡にいた頃学長が福岡から韓国に向けて海底トンネルを掘って道路を開通させたいと話していた。当時の私はそんなこと出来ない、大ボラ言ってると思ったし、今も実現していない。
最近は宇宙エレベータという構想があることを知りそんなこと実現するのだろうかと半信半疑だった。でも隣に座っている前職で光ファイバーを作っていた人に言わせると理論的には実現可能で３日あれば宇宙に行けるという。
夢にお金を投資する。
それが幾らかかるのかはわからない。そしてそれが実現するのかもわからない。だけど夢を見ている時間、実現した時から未来に向かって進んでいく時間、実現したことによって皆が受け取る利益ははかりしれない。
そういう生きたお金の使い方をしてみたい。