My Favorite 《ゴールデンイーグル&Sleeping lion》

私の好きな有名人、本、食べ物、ちょっと一言、感謝する事、etc

山口 絵里子さん 私は歩き続ける~バングラデシュからの挑戦~(1)

2010年12月02日 | 有名人
11時からの基調講演の為、少し早めについて福岡県男女共同参画の表彰式を椅子に座って見ていた。
表彰式が終るのが遅かったため、予定時刻よりも15分遅れで山口さんの講演が始まった。
彼女は思っていたよりも小柄で声が少し低い。
「裸でも生きる」の1と2を読んでいたので講演内容がわかりやすい。
現地語を話せないのにバングラデシュの大学院に入ったり、ジュート(天然繊維)のバッグをバングラデシュで160個作って日本で売ってしまったりという普通では考えられないようなことを彼女はしてしまう。
彼女の型破りな行動に対して、他人は「そんなこと出来ないよ」という。
それに対して彼女は「出来ないわけがない」と思っている。
彼女自身が自分の力を信じているから。
彼女の話を聞いていると自分の夢に向かって輝いているのがわかる。
彼女の力になってあげたいと思う人が大勢いるだろう。

最後に、翌日の午後から彼女がマザーハウスの福岡店にいますと告知した。
お店に行けば彼女を近くで見られて、もしかしたら握手できるかもしれない。
でも会いに行く気はしなかった。
本を読んで感動したから今回講演会に来たけれど、文章を書く才能と話す才能とはイコールではないことを知った。
話す内容は解りやすく、声も適当な大きさで好感がもてる。
だけど、なんとなく違和感がする。
講演会の前に表彰式があり、その中で一人の女性が自分本位のスピーチを長々と話していたけれど、そういった自分本位な感情を感じたわけではない。
今まで佐々淳行氏・江原啓之さん・元熊本県知事の潮谷 義子さん・安藤忠雄さん・五日市剛さんとあまり講演会には行っていないけれど、その時々で感じた感情とも違う。
彼女の講演会を楽しみにしていたのに、この違和感は何だろうと思っていたら、
葉加瀬さんのコンサートに行って何となく気付いてしまった。
葉加瀬さんのコンサートでは観客を楽しませようとして双方向のベクトルがあるのに対して、彼女の講演会では一方向のベクトルしかなかったからなのかなと。
彼女の伝えたいことは別にあるので、そういうことにはこだわらなくていいのかもしれないけれど・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする