黙っていても、1日に2回エサが出てくるとなれば、犬も”横着”になります。
「朝は食べなくても、夜また出てくるんだから」というわけ。ところが、
1回にすれば、それを食べ損ねるとその日はもうエサにありつけないという意識が生まれ、しっかり食事をする習慣がつきます。
もう一つは排便の問題。食事をすれば便が出ますから、2回あげれば排便管理も2回必要になります。
つまり、1日1食は排便管理の手間も半分に減らすことにつながるというわけです。
しつけの仕方で犬はどんどん賢くなる
藤井 聡
うちの母親はマシュマロに1日2回 大量にエサを与えていた。
朝与えたものが食べきれずに皿の中に残っている。
そして夕方にも、その中にエサを追加する。
寒い日には夜玄関の中にマシュマロを入れるけれど、玄関の中におしっこをしたり、便をしたこともあるらしい。
それを知っていたので、年末に帰省した時
朝エサをあげて、30分後に皿の中にエサが残っていたら皿ごと引き上げるようにした。
夜は寒かったので、玄関の中に19時30分位に入れるけれど、水の量は舐めれる程度にした。
夜中に吠えるかな?と思ったけれど、玄関にいるのかな?と思うほどこの日は静かだった。
朝7時30分に起きて見に行くと、おしっこも、便もしていなかった。
外に出してあげてエサを与える。
水も入れ物に通常の量与える。
前日あまり食べていないからたくさん食べるかな?と思って、少し多めにエサを与える。
朝エサをあげて30分後。エサが残っている。
皿ごと引き上げる。
夜は寒かったので、玄関の中に19時30分位に入れて、水の量は舐めれる程度にした。
夜中に1度だけ吠えた。
暫く放置していたら吠えなくなった。ここで母親が見に行っていたらまた吠えたかもしれない。
3日目の朝。外に出してエサを与えて1時間後位に見てみると、エサが全部なかったので、少しだけ追加する。
あとで見てみると皿の中が空っぽだったけれど、お皿ごと引き上げた。
私がいる間は、畑の中でリーダーウォークを5分位は続けた。
マシュマロは自分の行きたい方向しか見ないので、私が向きを変えた時に一度マシュマロの足を踏んだのかもしれない。
一度「キャン」と鳴いたことがあった。
体罰は与えず、天罰は与える。
勝手な方向に行こうとしたら、チェーンを引っ張る。目は合わせない。
勝手な方向に行こうとしたら、マシュマロの後ろ足に足をかけてはらう。
マシュマロは、私の動きを見るようになる。
5日間実家にいて、リーダーウォークとエサの与え方を変えてみた。
結果、夜はほとんど吠えることはなかった。
昼間は少し吠えたけれど、前のような一日中吠えまくる状況は改善された。
今まで一日中吠えていたので、最初はマシュマロも14歳になって痴呆がきているのかと思っていたけれど違っていた。
そして、目の前で指を動かすと顔を向けてくるので、目もちゃんと見えている。
悪かったのは、飼い主の方だったのかもしれない。
飼い主の行動一つで無駄吠えは最小限にできる。
でもうちの母親は高齢なので、私が不在になると大量にエサを与えるのだろう・・・