廃異不思議探検隊/(SEASON2)

Wast different wonder expedition.(SEASON2)

続・マリア観音と廃屋/伊豆山本〇寺2

2018-10-31 12:23:00 | 廃墟A



 カセットテープが落ちている。

 観ると、宗教帰一の詩

 「大観宮」を讃える。

 作詞 西村一生
 作曲 歌(判読不明)

 等と書いてある、
 確か大観宮と言えば、長岡にあった有名な廃墟で、天下一家の会の建物だったなぁ。

 作詞者の西村一生とは、先程の西村展蔵氏の本の左下に記載されていた人物と同人物だろう。 身内なのかな?

 カセットの左上の戒名だが、下に出て来る当施設の戒名とそっくりだ、やはり関係団体だったのか?
 とすると、どんな輩だったのか察しが着くなぁ。




 カレンダーが落ちていたので確認、1987年で停止している様だ。
 開宗が昭和五十五年(1980)の様なので、閉宗が昭和六十二年だとすると、七年しか続けられなかった様だ。




 パンフレットを発見!
 表紙は、例の観音様。
 しかも幻覚的な感じで、浮「。




 内容は、お約束の綺麗ごとが書き撒くってある。

 実際は、絵の様なこんな壮大で立派な寺ではなく、六畳ほどの御堂と、樹脂で作った水子観音が十数体、長方形の住居があっただけだった。
 唯一魅力があった所は、お堂内のごちゃごちゃした仏具と石段の雰囲気が良かった。




 お時間がある人は、読んで見て下さい。




 名刺が落ちていた。

 ここの住職は、要龍と名乗っていたのか。

 会が二つと当お寺の名があるんだな。よく分からない。




 廃屋内にあるファイルを開いて見る。

 これは、名刺の下書きだ!




 これは、立派な山門のイメージイラストですね、建設会社との建築デザインの打ち合わせ資料だ。

 こんな立派な山門は、見当たらないが。

 事業計画書の類が放置されている。




 戒名の下書きだ。
 さっきのカセットの戒名と瓜二つだ。




 運勢好転

 水子の霊は、宙に迷っています。

 水子観音ブロンズ像(20cm)¥29,000

 貴方も如何だろうか?(˘人˘)




 水子地蔵物語
 春を待つ病棟
 三途の川のほとりにて

 情報収集は大切です。

 これでも私達は、暗く不気味な屋内で、戦々恐々としながら、調査している。


続・マリア観音と廃屋/伊豆山本〇寺

2018-10-29 02:22:00 | 廃墟A

 続編を書こう書こうと思っていて、数年経ってしまいました。だいぶ寄り道をしていました。(笑)

 では、続きです。
 私達が最初アプローチした場所は、裏手に当たるマリア観音(まがいの張りぼて水子観音)が立っている元駐車場だった場所からだが、正しくは、山の麓から階段を上がってくる。




 例のマリア観音を模した水子観音が一つ道標の様に建っている。

 その側から石段が山中へ怪しく続いている。

 入り口からしてただならぬ気配が漂っている。




 植物で侵食された階段を恐る恐る上がる。




 意外と続いており、歩き甲斐がある。

 山奥で、自分達の足音しかしない訳の分からない場所を探索するのは、かなり心細いと言うか不気味だ。
 思い出した様に携帯の電波を見ると、圏外になっていないので、ツイッターに繋ぎ、実況まがいのことをし出し、数名のフォロワーさんに相手にしてもらい、強気にさせる。💦




 頂上が見えて来た。

 先に見える建物は、例の御堂、丁度真正面に出る。




 側の藪の中に看板が落ちている。

 日蓮大聖人 第七 法 慰の 
 伊豆山本門寺観音 
 昭和五十五年康 起状 
 法華宗本門流 
 会 住職 要龍 良く判読出来ないが、この様な雰囲気で書いてあるのだろう。




 台所に残っている食器類を確認

 心和救け合い
 天下一家の会?

 何処かで聞いたことある名前だなぁ

 あ!ネズミ講で捕まったあれか

 でも何でここにあんの?





 沢山ある。
 態々ここに持って来たのかな?
 何かのカモフラージュか?







 西村展蔵の生涯
 ‐天下一家の会思想‐

 何で本まであんの?
 持って来た臭いなぁ
 住職と繋がりがあったのかなぁ?



 
 大法論
 無上道
 等の本が散乱している。


岩崎産業石廊崎SS(三菱石油)

2018-10-21 22:51:00 | 廃墟A


 南伊豆「石廊崎ジャングルパーク」(解体)の側にある廃業したガソリンスタンド

 屋根のデザインが三角形で珍しい、さすが観光地だけあって”飛んでる”デザインだ。

 ふと、アメリカ軍が極秘開発した反重力戦闘機「TR≠RBアストラ」を思い浮かべてしまった。





 三角屋根を見て思い出したが、知り合いの外国人が「店舗の三角屋根は、あんまり良くない、お墓と言う表現とお金や客が飛んで逃げる。」と言っていた。気持ちの問題だが、私も初めてこの三角屋根を見た瞬間「かっこいいけど、何だかこわい、あんまり縁起良くないわ」と感じた。

 この近辺は、観光施設がなくなってしまった後は、あまり人が来なく、鬱蒼とした雑木林があり、昼間でも静かで淋しい場所だ。過去、雑木林に外国人の死体が遺棄、一家心中や自殺等もあった様で、そのへん歩いていたおばあさんに由ると「このスタンドかあっちのスタンドにも仏さんが横たわっていたよ、近寄んない方がいいよ。」と言っていた。💦





 給油機二名が無残にも遺棄されている。

 いくら最南端の突風が吹くとしても普通じゃ唐黷ネいだろう。

 襲われた様だ。





 目撃者が呆然と立ち尽くしている。
 この方も立ちながらに息絶えている。

 有名な場所だが、硝子一枚割られておらず、施錠もされており、落書き程度なのが奇跡と言える。
 ここは異様な空気感があり、数枚撮って、逃げる様に帰ったのだが、通常であれば、こう言う場所は荒らされているはずだが、辺鄙な場所過ぎて、珍走団さえ来ない様だ。ここはそんなことしたら呪われるだろう。





 グライダーの下に箱を付けて運んでいる様だ。
 コンパクトな建物で良い。

 ジャングルパークの施設だったのか、閉業と同時にここも閉められたのだろう。

 最近感じるのが、地元のガソリンスタンドがあちらこちら閉業しており、給油に行くのに段々足を延ばさなくてはならなくなって来ている事が面唐ュさい。
 ハイブリットカーが普及して来た影響だろう、あと10年後はどうなっているだろうか。
2017/09/24





 こちらが”あっちのスタンド”と思われるのですが、以前、通りすがりに取り敢えず撮影して置いたものがありました。こちらも三菱石油の閉業しているガソリンスタンド(有)〇村商事様(管理されています。)です。

 かなり植物に侵食されて、終末感があります。

 給油機が二機ありますが、一台はシートを被せてあります。





 岩崎産業さんと同じ三菱石油ですね。
 ガラスに落書きがありますが、閉業して大分経つ様です。

 件の事を詳しく知っている方は、教えて下さい。追記します。
2016/08/08

4 Last

2017-07-27 22:09:00 | 廃墟A
Continuation>>


 写真では分かり辛いですが、天井は高く、巨大な倉庫の様です。

 地面がぬかるんで来、カジュアルな靴ではきつくなって来たので、奥へ進むのは止めて、周辺を探索することにしました。




 手頃に切られた石が大量に放置されています。




 石がまだ新しい、どうやら近年まで切り出していた様です。




 木村「ここにある石、墓石ですよー」




 赤い色の何かがあります。
 神様が入ってるアレが投棄されています。
 なぜこんな所にあるのか

 じつはこの付近、煤だらけなんですよ、周りの物が焼けただれています。
 放火されている感じがあります。




 このリボンシトロンも煤だらけです。




 杉山「ん?なんかあるぞ、雑誌か?」




 アルバム写真があります。




 昭和48年朝霧公園だそうです。
 集合写真とかが貼ってあります。




 昔は、デジカメがなかったので、今の様にパソコンに画像を保存したりインスタグラムに投稿したりはしていなく、アルバムに写真を貼って保存していました。
 今の様に簡単に写真を見せ合ったりすることが出来ないので、個人レベルの趣味だった様に感じます。
 共有が出来ない代わりに画像流出とかはなかったでしょうね。




 ワタ「キャップ、そろそろ撤収しますか?」
 ハヤト「そうだね、甘いもん食べたい気分、パフェとかね」
 静波「あ、俺も甘いもの食べたい気分だよ」
 木村「Tonnys行きますか!?」




 私達は、穴に入って浅い場所をウロウロしていた感じでした。
 この日は遊びだったので、皆軽装で、シューズで来ている人が殆どで、穴の奥へ行くほど泥が深くなったので、奥へは行きませんでした、なのでどれだけ巨大で深い穴だったのかは分かりません。




 出入り口の壁

 何か、鉄の支えの様な物が錆びて残っている。


*石のカット状況が新しく、坑内に車輌のタイヤ痕が多数残っていたので、近年まで切り出していた様です。

 今更ですが、補足しておきます、伊豆石は、江戸城改築に使用された他、銀座の歩道やお台場建設等にも使用されたそうです。勿論、地元の民家の土台や石垣、門柱、神社等にも使用されました。

 海底火山の火山灰が堆積し、何千何万年かけて、南の方からプレート移動して来て、伊豆半島になり、岩山になったそうで、伊豆の石は軟岩で加工しやすいそうです。

 単に石切り場跡の探訪でしたが、廃異探で行く場合は、Supervisor(ハヤト)(笑)の影響で、ちょっとアングラダークツアーになります。(笑)お疲れ様でした!
2012/11/10
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2017-07-20 22:25:00 | 廃墟A
Continuation>>


 . . .

 ワタ「このモフモフしてるもんなんすけど、生き物っすかね?」
 静波「あ、これえ!?なんだこりゃ?」
 杉山「俺のちんげみたいなやつだな?」
 MENTE「祟られますよ、そんなこと言うとw」




 ここは池の様になっていて、水が溜まっています。何だか不気味です。




 石を切り出した跡は面白いですね、部屋の様になり、池の様になります。




 あ、あんな高い天井に看板が張ってある!ツルハシのヘッドも刺してある!

 不思議な光景ですね、
 石を掘りだす際、上から下へ掘り下げて行ったのでしょう、なのでああ言う遊びが出来るんですね、石材職人さんの洒落ですね。




 板状に石を切り出していたんだね。




 ワタ「で、これなんすが、縁にモフモフしてるものがいるんすよ。」




 静波「結構でかいら、触らない方がいい感じがするね。杉山さん酒の摘みにどうですか?」

 杉山「ぷっ、そんなもん食えるかw、木村お前なら平気だろ?」




 木村「貧乏だった頃は落ちてるもんも食ったけど、コレは食えないなあ、エイリアンになっちゃうかもしれないしなw」

 ハヤト「しかしなんだこれ〰?あんまり顔近づけたくないね、飛び鰍ゥって来たらまずいし、水辺にいるから何かの生物だね。」

 真っ暗な地下の水溜まりに生息している得体のしれない生物がいました。




 そして、廃墟氏が少し離れて池を撮影したら、目の前にヤツが現れた!

 廃墟氏「おい!!さっきのモフモフが目の前に来てるよー!」

 逃げろー!




 我々は速攻で逃げました。💦




 ハヤト「はぁはぁ(*´Д`)ここなんだ?深い井戸だ。」

 木村「ちょ、おい!押すなよ!落ちたら上がってこれねえだろ!(#`Д´)」
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