廃異不思議探検隊/(SEASON2)

Wast different wonder expedition.(SEASON2)

愛鷹バーべキュー

2008-10-26 03:49:00 | 廃墟B
 ここは、廃墟系にも知られているが、地元では、事件スャbト・心霊スャbトとしての長い歴史がある。
 調べてみると、色々な噂がある。

 ”店主が殺された。
 暴走族、DQNの溜まり場となっていた頃、リンチ殺人が遭った。
 屋内には、血痕が着いたバイクのフルフェイスヘルメット、グローブ、鉄パイプ等がまだ残っている。
 30年位前、経営者の娘に男が出来、それを父親に反対され、娘が店内で首を吊り、それが発端で、客足も遠のき、経営困難で閉業した。

 付近の大学生OB「10年位前、付近の茶畑で死体遺棄が遭って、そんな事から、幽霊が出ると言う噂が発って、一時期は、肝試しに来る輩が多数いました。大学のスメ[ツ部は、新人部員が入部すると、根性試しで、夜一人でここへ行かせてた様です。」”等と言う話が聴取出来た。

 さあ、ご覧頂こう。




 店前駐車場
 藪に隠れる様にベンチがある。







 藪に飲み込まれそうな当の廃屋があった。

 近付いて見よう。







 出入り口に木材が散乱しており、釘が上を向いて出ているので、踏まない様に注意する。







 入って右側。客席フロア。
 こんな状況だが、窓の作りで店だった事が伺える。







 前方。
 この有様である。
 左上の壁に1987.03.14と書いてある、その頃は既に廃墟だったのだろう。
 駿河湾と夜景、そして山小屋を意識して営業開始したバーべキュー店の様だが、何しろ山奥過ぎる、ここまでの道は未舗装で狭く、来辛い。また、愛鷹山登山道沿いにあるのも凄い。ハイカーだってそうそうは来ないだろう。







 左側。
 客席フロア。
 残留物は何もない。







 外にあったベンチと同じ物がある。
 奥は食器入れか?
 ここは座敷だったのかな?







 左側の部屋。
 客席フロア。何もない。







 風呂場だ。店に風呂?珍しいな。
 それとも店主が住み込みで営業していたので、風呂場があるのか?







 トイレだ。







 ここで、焼肉用の炭を起こしていたのか。
 炉がレンガで組んである。







 出入り口方向

 もう崩壊系廃墟だ。







 うわっ、崩壊している。
 今にも落ちそうだ。







 外
 昭和なブロック塀だな。
 ちょっと薄気味悪いな。







 右側には、心霊系で有名な、ヘルメットやパイプ等が落ちていた。
 以前は、皮手も落ちていた様だが、今回は見当たらなかった。

 さあ、店の裏側へ出た、いよいよ林内にあるバーべキュー小屋を探そう。

 「皆肝試しで、店まではやって来るが、さすがに夜は林の奥のロッジまでは行く輩が居ない様で、知らない人が意外と多かった。」

 藪を掻き分け、ガサガサと進む







 すると、前方に怪しい小屋が現れた。







 トイレだ。あぁ、ちょっと薄気味悪いな。







 外へ出た。
 この雰囲気が良い。







 小屋が二つあるみたいだな。
 行ってみよう。







 潰れている。







 完全に崩壊している。中が見たかったな。







 あっちにもある。







 小屋が崖下へ落ちて行っている。







 こっちはグシャッと潰れてる。







 BBQ小屋群が存ると知っていたら、形があるうちに来たかった。







 ここも、あっちも完全に崩壊している。







 長めの小屋が潰れているぞ?団体客用だったのか?
 薪置き場だったのかもな。

 他にはもう無いみたいだな。6棟位見つけたか?
 上へあがろう!

 「店の周りも調査したが、錆びた柱が三本あっただけで、他に建物らしき物は見当たらなかった。」


 林道へ出て、道沿いに何かないか調査しよう。
 (猿が数匹いた。)







 左側に何か建物がある。

 店から少し離れた場所にあった焼却炉。
 手前にある四角い建物は、水槽の様な物だった。目視窓が一つあり、底に落ち葉が溜まっていた。













 焼却炉の中は、人一人が入れる広さだ。
 BBQハウス用の焼却炉だろう。

 かなり近くで、猟師が撃っているライフル銃の音が「パン!パン!」と聞こえている、こんな所にいたら撃たれ兼ねない。さあ帰ろう。

 帰り際乗用車が一台上がって来たが、私を見るなり直ぐバックで去って行った。こんな場所に来るのは、同業者だろう。(笑)
2008/07/02・10/17