廃異不思議探検隊/(SEASON2)

Wast different wonder expedition.(SEASON2)

H邸

2014-06-07 17:06:00 | 廃墟B



 一軒家の廃屋のタレコミだが、観光施設等と比べて、記事にする程のものかどうかであり、スルーしようとしたところ「某医院開業者が住んでいた家で、大正、昭和初期は、診療所が併設されていた。」と言う話しだったので、じゃあちょっと行ってみようか、と思い立った。

 この物件は、住宅街にあり、民家に囲まれていて、真昼間の訪問は困難なので、陽が暮れてからの訪問になった。

 厚着をして来たつもりだったが、かなり寒い。




 玄関を見る限りでは、そんなに傷んでいない様だが、裏へ回ると




 損壊している。

 先に敷地内を探検しよう。






 庭は、植木や植物が伸び放題、雑草が生え、長い間放置されている事が伺える。




 古い廃屋を訪れると、総じて庭に大き目の洗い場がある。
 昔は、農家が多く、採って来た野菜を洗った為である。




 診療所が併設されていたのは、昔の話で、今は無く物置小屋が建っている。
 中を覗いて見たが、医療に関係する物はなく、畑仕事の道具が置いてある。

 それではそろそろ、屋内を見させて頂きます。




 見事に廃れている。


 残留物があるまま廃れて行いくのが素晴らしい。




 食堂

 食器やテーブルがそのままの状態だ。
 残留物が多いのは良いが、あまり廃れていないと少々残念である。




 真っ暗な廊下

 床が抜けない様にそっと歩く

 ギシ、ギシと軋む音がする。




 素晴らしい廃れ感だ!

 玄関に立って、屋内を見てみた。

 漢字で何か書いてある屏風、西洋人形、こけしは、古い廃屋でよく見かける光景で良い。

 天井から下がっているのは、ランプ!だ。

 ランプが照明だった時代は、大正初期なので、これは飾りかもしれない。




 しかし陽が暮れてからの訪問は、真っ暗で静寂に包まれている。

 最近は、健全に昼間の探訪が主なので、久しぶりに羽目を外すと結構緊張する。(笑)