廃異不思議探検隊/(SEASON2)

Wast different wonder expedition.(SEASON2)

小規模、二壕 2

2015-09-12 02:35:00 | 廃墟B
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 外に出ました。
 他にも穴がないか周辺を探索してみます。

 地元で出会った方々に”夏はマムシと猪が出て危ないから、皆森へは入らないよ、猪用の罠に足が引っ鰍ゥったら、大けがするよ、冬にした方がいい。”と言われたので、藪を歩く際は緊張します。




 歴史を感じさせる古い石積みがありました。
 そばに穴が在る予感がします。




 ありました。
 穴の入口が斜めになっていて、地下へ下りています。
 珍しい出入り口です。これは壕ですね。




 周辺を観察すると、今は雑草が生い茂っていますが、かつては石を運搬した道だったであろう場所を伺い知る事が出来、ロマンを感じます。




 中に入りました。

 天井が低いです。

 資材置き場にしていた様ですね。




 地面には、土なのか掘削クズなのか、モリモリ溜まっています。

 奥なのですが、石を切った場所に石積みをして塞ごうとしていた事が伺えます。。
 向こう側の空間が見えます。
 単なる部屋割りをしようとしていたのでしょうか?




 落盤しています。これを見ると浮「です。

 隙間から隣の空間が見えるのですが、土砂で行けません。




 落ち込みがある様です。




 これ以上おりるとズリ落ちてしまうので、ここから底を見てみますが、蒸気が発生していて良く見えません、少し水溜まりがある様です。




 少し広い場所があります。

 石の切り屑を寄せてあるのか落盤しているのか、石がゴロゴロ落ちています。
 何れにしても早めに出た方が良さそうです。




 天井の割れ目から木の根が出て来ています、そして更に伸びて、また地面に根を着けています。
 植物の生命力は強いなといつも感じます。




 土砂の間から隣の空間を見ていますが、どうやら、さっき入った穴です、一つの穴だったのです、それを石積みや土砂で分けられている状態でした。




 構築途中で終戦になってしまった雰囲気があります。
2012/8/18
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