廃異不思議探検隊/(SEASON2)

Wast different wonder expedition.(SEASON2)

江ノ浦本部2

2016-08-02 17:17:00 | 廃墟B
Continuation>>


 回天の穴から先へ進むと岩礁海岸がある。

 山が迫り、岬になっている風景が美しい。

 岩石が露出していて、磯になっており、色々な生物が動めいている。

 この入り江は、潮間帯で、満潮時は沈水している様だ。




 先端まで行くと古い係留具が一つ残っていた。




 本部跡の方へ行ってみる。

 昔の入り江の雰囲気が感じられる。
 戦前は、船揚げ場だったそうだ。

 本部は、正面の石垣がある上に在った様だ。
 現在は、会社が建っている。

 私は、この石垣をバックに写真に収まる兵隊の写真を見たことがあるので、石垣は当時の物だろう。




 もう何も残っていないと思っていたが、よく観ると、小さい痕跡が色々と残っている。

 セメントで作った台に木の棒が二本挿してある。




 本部への出入り口階段が残っている!




 かなり劣化したコンクリートの杭がある。

 静岡県と表示されている。




 四角と円い凹みがある。

 何があったのだろう。




 階段の上に上がってみる。

 出入り口だけあり、円柱がある。
 短く切れている様だが、もっと高かったのだろうか。

 兎に角立ち入り禁止が功を奏し、残った貴重な物だ。




 石垣の上に四角いコンクリートの台座が等間隔に並んでいる。

 台の真ん中に錆びて木の様になっている鉄が残っている。

 柵や壁が設置されていたのだろう。




 石垣の下は、重圧なコンクリートブロックが並んでいる。
 相当古い物だ。
 その周りには、砕けた石が沢山捨てられている。
 本部を建設する際に出た物だろう。

 錨!?
 小さいものだ。
 鎖が海へ入っている、漁船でも沈んでいるのか?



 
 もう一つある。

 満潮時に岩礁に接触して沈没でもしたのか?
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