廃異不思議探検隊/(SEASON2)

Wast different wonder expedition.(SEASON2)

清華寮FILE2

2013-05-10 22:54:00 | 廃墟Z
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 建物の横は、廃車が埋もれていたり、自転車や家庭用品が埋もれている。
 
 なかには、テーブルセットを置いて、洒落た裏庭風に演出している場所もある。
 其々ここでの生活を工夫し楽しんでいた様だ。







 茂みに目をやると、ここにも簡易車庫が並んでいる。

 近づいて行った時、一瞬ホームレス達が住んでいる場所だと思い、直ぐ距離を置いた(笑)のだが、ただそんな場所に見えただけだった。地元に似た様な場所があったので、お邪魔しちゃいけないと思った。(笑)







 三宝神 寿山荘 気功養生塾と表記されている廃車がある。
 この寮で営業していた人もいた様だ。

 さて敷地内の探索はこのぐらいにして、帰る時に建て物を一周してみよう。
 では、屋内に突撃する。







 正面玄関

 「カァーー、いいですねー、上のコンクリで作った屋根がお洒落だし、玄関の上にあるのは、照明?いや、明り点くの?それとも何か乗ってたのかな..このカチカチしてる感じがたまらない。マカオやシンガメ[ルでこんな建物見たことあるな、清華寮に似たモダンな建物が沢山あったなぁ」(私とスギヤマはアジアが好きで、時々旅行に行っているため)







 ここは、数年前に火災があった。それからこの状態

 所有者名があるが、この背景は後ほど説明する。







 今でこそ多数の訪問者が引っ切り無しに来るが、我々が訪問した当時は、まだ有名でなく、当時知り合いの廃墟系が簡単にupして「へぇ~不気味な廃墟だね~」って程度で、その後サブカル系のサイトでちょっと紹介された程度だったので、人はいないし、正面は開いてなく、便所の窓によじ登って”きんかくし”に足鰍ッて下りたった。まさにここ(笑)
 この時、煤が手やズボンに着いて「あ~、火事があったんだな~」って実感したものだ。







 この雰囲気
 勿論近代になって水洗にしたのだが、元々は”ぼっとん便所”だった、それにしたって相当年季が入っている。







 便所を出た時、息を飲んだ。いきなり吹き抜けロビーになっている!
 コンクリート剥き出しのこの廃れた状況が素晴らしい。
 火災で、通路の壁、天井は焼け落ち、光が入って明るく、とても解放感がある。
 


 



 反対側から

 こんな風景も香港のどこかで見たことがあるな

 天井(屋根)があった頃は、もっと暗かったのかな?

 ここで、子供達が遊んだり、体操したり、雑談したりしたのだろう、外で寛ぐより中で寛いだ方が安心だ。







 上を見上げた、骨組と青い空が広がっている。
 この日は凄く暑い日だった、キムラ隊員は、ここへ来る途中、暑くてコンビニでガリガリ君を買って食べた。

 





 一階を見渡す。各部屋の入り口が見える。
 ここに生活があったんだな

 この場所は、解放感がある所為か、そんなに暑くない。
 しばらくここで、歴史を感じていた。

 





 階段があった。

 ここもまた絵になる風景だ。

 「古い時代の建築は、安全性よりデザイン優先だったんだな、古い建物はみんなカッコイイもんな、今の建物は安全だけど味気ないな..」 

 





 玄関

 台湾人、中国人、日本人其々の注意書きが張ってある。

 ちゃんと其々がルールを決めて管理していたんだな







 受付か、窓がまた良いなァ







 部屋に入って見た。
 
 ベッドだが、左方が頭側
 全体的に煤で黒くなっていて少し不気味だ。

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