廃異不思議探検隊/(SEASON2)

Wast different wonder expedition.(SEASON2)

海軍技術研究所 音響研究部 2

2015-10-01 01:50:00 | 廃墟B
続き>>
 私達にクライミング技術なんて持っている者はいなく、素人なりのやり方で行くしかありません。
 下りる人、上でロープを守る人、途中で指示を出す人、梯子を下す人等、仲間と話し合い、結局、危険過ぎると言う事で、私以外に下りようとする者はいなく、全員上で待機する事になりました。
 最低限、途中の広場まで、一人下りて来てもらい、指示を出してもらう事にしました。




 途中の広場から底を覗く

 ″こりゃ無理だ″

 ロープを握っていても、地面が泥で滑るので、二度ほど肝を冷やし、断念しようと思い、名残惜しく周囲を見渡すと、石段が続いている事に気づきました。

 ″こりゃすげえなあ″

 その石段に渡るのも一歩間違えば落下なので、こりゃ無理だと思い、撤退を考えつつも、やるだけやってみようとして、運良く石段に立つ事が出来ました。




 石切場の壁を削って、人が行き来出来る様に階段が作ってある。
 正に地下の秘密基地

 後は、下まで石段を下りて行けば底に辿り着けるはずです。

 この石段も人一人分の幅しかなく、泥が積もっている為、足場が悪く冷や汗ものです。

 ″王家の谷か?″




 底からの景色

 底に到着し、ほっとしたと同時に、ここまで来たら全てを確認しなければと思いました。

 ″しっかし、ほんとに来ちゃったよ″

 上を撮影しようとすると皆一斉に隠れてしまいますが(笑)総勢6人で来ています。




 さて、いよいよ探検します。

 先に簡単に内部構造を説明します。

 正面の土砂がある場所は、広い部屋(区画)が何箇所かに広がっているが、大量の掘削片で埋もれてしまっている(縦坑なので、掘削片を外へ捨てられなかったのか、掘削片置き場にしてしまってある。)天井から40~50cmの隙間しかなく、匍匐前進でしか移動出来なく、何トンもありそうな天井の崩落も起きており、危険だった。
 掘削片が無ければ、かなり広い空間だっただろう。(ここの画像は、良いものがなく、省くかもしれない。)

 右側には、通路の出入口があり、空間や最奥に工場跡があります。




 左方

 左側にも通路があり、いつの間にか右側の出口から出て来ました。




 それでは、右側の出入り口から行ってみます。
 (安全対策の為、短時間の探検だったので、順路が曖昧で、画像が前後してしまっていると思います。)




 通路になっています。




 右側に天井の壁が剥がれ落ちています。




 何トンもありそうです。
 鯨の化石の様で不気味です。




 四角い形の門があります。




 行き止まりがあり、掘削が中止されています。
 おそらくこの時点で終戦になったのでしょう。
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