廃レストラン
別件調査で当地へ来ていた際、遊歩道を間違え、引き返そうとしていると、廃屋が数件現れ、道沿いには冷蔵庫やテレビ等の家電品が大量に不法投棄されている場所に出た。
道路と言っても殆ど廃道である。
そして道の”どん詰まり”まで来たので、戻ろうとしたところ、周りに倉庫の様な建物や消火栓がある事に気づき、更にその先の茂みの中に店舗の看板の様な物が立っているのが伺えた。
私達は、ちょっと観て見る事にした。
開けてみたが、電気設備の様なものだった。
左側の部屋には、タイヤが不法投棄されていた。
お気づきだろう、この時点で、後方に何かの建物が在るのが分かる。
電気室の側には、旧型の消火栓があった。
藪の中には、廃看板が有り、確認すると、ファミリーレストランの看板だった。
案の定、付近の林の中に廃墟があった。
入り口の階段に木が生えてしまっている。
正面入り口前の植木の枝がニョロニョロと怪しく伸びている。
こう言う木は廃墟に似合う。
ファミリーレストラン
かつてはお客さんが出入りし、賑わっていた。。?
いや、とんでもなく辺鄙な場所にあるので、どうかと思う。
建物の外観を確認してみる。
二階の窓が割れていた。
喫茶系レストランか
正面入り口が開いていたのだが、見事に硝子扉の鍵の部分だけが、ダイヤモンドカッターの様なもので、きっちり半円形状に切り取られていた。プロの仕業だろう。
それでは失礼させて頂きます!
入ると直ぐに発砲スチロール製の四角い何かの入れ物が大量に積んであり、それが、唐黷ト散乱していた。
左側は、フロント、その奥に部屋があり、左正面はトイレ、右手は二階への階段がある様だ。
入れ物を避けて歩こうとするが、どうしても踏んでしまい「ガラ、メキメキ、パキン!」と大きな音が出てしまう。
フロントの奥は、材料倉庫の様な部屋があり、お客用の椅子が突っ込んであった。
隣の小さな部屋
ソファーが突っ込んであった。
6畳程の部屋だ。
側のカレンダーを確認すると、昭和50年(1975年)だった。
35年前!そこが廃墟開始時期だとすると、かなり状態の良い物件だ。
大体30年物だともっと傷んでいる。
二階へ上がってみよう。
周りの壁が剥がれて階段に落ちている。
けっこう二階は傷んでいそうだ。
MoveOn>>
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