とりあえず宿にチェックインして、別府駅の周辺を散策。
しかし、徒歩で行ける範囲には、これといった観光名所がありません。
別府といえば、やっぱり「地獄めぐり」なんでしょうね。
地獄は駅から5キロくらい離れた場所にあるので、さすがに徒歩は無理。
かといって、もう夕方になるし、今からバスで巡る元気はありません。
当初は別府に18時半に到着する予定だったので、到着後はノープラン(笑)
とりあえず、駅から海辺まで歩いてみることにしましょう。
まずは駅前にある、源泉掛け流しの手湯から。
ようこそ別府へ!という感じがしていいですね^^
「ピカピカおじさん」油屋熊八さんの銅像。
ユニークな姿をしていますが、別府・湯布院の観光の礎を築いた、とても偉い人なのだとか。
こちらのレトロな外観の建物は「駅前高等温泉」という、古くからある公衆浴場。
今夜の宿がただ寝るだけのホテルだったら、間違いなくここに入りに来たと思います。
懐かしい雰囲気のある映画館「ブルーバード劇場」は、昭和24年創業。
広島だと「サロンシネマ」のような感じでしょうか。
あっという間に海に出てしまった(^^;
地下道を通って国道10号を渡ると、北浜公園というところに出ました。
遠くに見える形の良い山は「高崎山」。
小学校の修学旅行で行ったことがあり、「高崎山の猿」という言葉だけ覚えています(笑)
野生の猿に餌付けできるんでしたっけ?
おー、別府タワーを発見。
今日は暗くなってから上がるつもりだったので、また後で戻ってこよう。
駅前の通りを横に入ると、細い路地やアーケード商店街が伸びています。
地図上は150mほどしかありませんが、道幅が狭いせいか、すごく奥行きがあるように見えます。
巨大な天狗のオブジェ。
お祭りの時に使うお神輿なのだそうです。
ウロウロしていたら、また駅に戻ってしまった(笑)
もう他にすることがありません。
日没にはまだ早いけど、別府タワーに上ってしまいましょう。
別府タワーは、昭和32年に完成した日本で3番目のタワー。
名古屋テレビ塔、通天閣、さっぽろテレビ塔、東京タワー、博多ポートタワーとともに「タワー6兄弟」と呼ばれています。
高さは90mで、兄弟の中では一番低いですが、展望台からの眺めはなかなかのものです。
もう少し空がすっきり晴れていたら良かったなー。
当時のまま使われている窓ガラスは所々にひび割れていますが、ご安心を。
特殊コーティング(アクリル樹脂かな?)で補修されているそうです。
ただ、別府タワーはリニューアルが予定されていて、この窓が見られるのも今春が最後?
日没待ちのために長居していると、受付の人がさりげなく様子を見に来ました(笑)
私の他にお客さんがいなかったこともあり、地元のことを色々と教えていただきました。
18時20分頃、日没。
外が薄暗くなると、夜景が見えやすいようにとフロアの照明を消してくれました。
リニューアル後は、そんなことをしなくても夜景がよく見える窓にするのだとか。
日没後のマジックアワー。
鶴見岳のシルエットがきれいですね。
19時を過ぎると徐々にお客さんが増えてきたので、タワー見物終了。
明るい時と暗い時の両方の景色が見れて良かったです。
タワー6兄弟のうち、上っていないのは通天閣とさっぽろテレビ塔だけになりました。
こうなると制覇したいですね(笑)
通天閣はすぐにでも何とかなりそうですが、札幌は時間がかかりそうです。
さて、最後のミッションは晩御飯・・・だけど。
小さなお店が多いせいか、気になって覗いた店には「店内喫煙可」のステッカー(涙)
とりあえず、駅方向へ歩きながらお店探し。
カツ丼とかうどんって気分じゃないのよねー。
途中、ふと思いついて回り道。
この風情のある佇まいの建物は「竹瓦温泉」です。
ここは明日、チェックアウト後に行く予定。
これといったお店がなかったら、最後はコンビニかなー。
と思っていたら「ランズ珈琲」という喫茶店を発見。
予備知識なしで入ったお店が大正解!
こちらは、別府では有名な老舗喫茶店なのだそうです。
洋食メニューから、見るからに美味しそうな「青春ナポリタン」を注文。
トマトケチャップの味とモチモチ麺、ゆで卵を砕いてまぶしたり、チーズをかけたりして味変も楽しめます。
こんなに美味しいナポリタンを、今まで食べたことがないw
食後のコーヒーもまた絶品でした。
明日のお昼ご飯はここで決定ですね^^
帰宅して、ようやく宿の温泉へ。
ここも湯布院と同様に家族風呂でした。
お湯は、炭酸塩素塩泉の源泉掛け流し!
心ゆくまでお湯を楽しみました。
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