は~ふたいむ

仕事帰りにカフェに寄り道して、一緒にコーヒーなど飲みながら、
他愛のない話をして過ごしたい。そんな時間。

大和ミュージアム

2005年05月03日 | ドライブ
5月2日、ゴールデンウィークとは言え、世の中は平日のはず。
人はそう多くないだろう・・・という甘い考えで、4月に呉にできたばかりの新スポット、
「大和ミュージアム」に行ってきました。

車で行くと、ミュージアムの臨時駐車場と夢タウン(イズミ)の駐車場が混在して、
ちょっと分かりにくいのですが、素直に臨時駐車場へ行った方が簡単に停められます。

呉駅からは、ちょっと距離はありますが屋根付きの遊歩道がミュージアムまで延びています。
夢タウンと大和ミュージアム一帯は、結構気合の入ったエリアなのですね。

まず、建物の前にある巨大な主砲に驚きます。でっかいでっかい。
次に、建物に入るとチケットは券売機で買い求めますが、操作を案内してくれる人が、
どうも市の職員さんなのか・・・客の扱いが下手です。(まるで窓口業務のように)
入館料500円なのでそこは目をつぶりましょう。

チケットを切ってもらって、一歩有料展示ゾーンに入ると、そこは別世界です。
ミニスカートの制服もたくまし・・・麗しいお姉さんが、角々で案内をしてくれます。
そしていきなり、10分の1スケールの「戦艦大和」の模型が。でっかいでっかい。
携帯の電源オフという注意書きがありながら、携帯カメラは黙認されています。
もちろんデジカメ等、写真撮影し放題。これは嬉しいですね。
(撮るなら広角レンズを持っていきましょう)

それから、零戦や回天(人間魚雷!)などの大型資料の展示があります。
その前で写真を撮っていた人が「生きとるうちにまた見れるとは思わんかったのう」と。
見学者には当事者の皆さんも多いようで、聞こえてくる話が結構生々しかったです(涙)

その他、松本零士の作品等の展示があるのですが・・・あれは必要ないかな。
無理やり持ってきたような感じがして、いまひとつ。

模型マニア、軍艦マニア、軍事マニアにはたまらない展示ばかりで、
お土産屋さんでは、結構高価な資料本やプラモデルなどもバンバン売れていました。

あくまで「呉の歴史」と「造船の技術」などを紹介し伝える資料館としての展示なら、
まあ、これくらいの内容で十分ではないかと思うのですが。
・・・不謹慎ながら、戦艦や戦闘機のカッコ良さに心惹かれてしまいました。
小さな子供なら間違いなく、それらの背景は抜きにして、同じことを思うでしょう。
やっぱり、戦争の道具を扱うのであれば、もうちょっと「考えさせる」展示をしないと。

色々思うこともあった「大和ミュージアム」ですが、新スポットの中では高評価。
最近、ちょっと元気になってきた呉市だけに、頑張ってほしいものです。
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