ソロキャンプ納め・２日目

キャンプ場の朝。
たぶん5時頃、ごく短い小さなサイレンが聞こえて覚醒。
その後、6時の本格的なサイレンで、私も本格的に目が覚めました（笑）
テントの中から少しだけ外を見ると、周囲は深い霧に包まれている感じです。
そして、寒い！
暖かい寝床から離れられず、しばらくテントの中でグズグズ過ごし、7時半にようやく外へ。

霧が立ち込めていい雰囲気だったので、佇むロドの姿でも撮ろうと思ったけど、いまいち画になりません。
何より、遠目にもビショビショなのが分かる（笑）
ふと朝日の昇る方を見ると、谷間に雲海のようなものが見えます。
このキャンプ場には大きな池があって、そこから霧が立ち上っているのでしょう。

池の方に行ってみると、思ったとおり、幻想的な風景が広がっていました。
最初は、光が届かないくらいの濃い霧に覆われていましたが・・・

太陽が昇って霧が流れ始めると、墨絵のように木々が浮かび上がります。
池の鏡面反射が美しいですねー。
こんな光景は、たぶん早朝から現地に入らないと撮れないです。

柔らかな斜光線は、まるで宗教絵画を見ているように神々しく。
短い時間でしたが、楽しい朝のフォト散歩になりました。

本格的に朝になってきたので、テントに戻って朝食の準備を始めたのが8時半。
起きてからトイレにも行かず、1時間も写真を撮ってたんですね（笑）
まあ、そういうことができるのも、ソロキャンプの良いところです。

このキャンプのために、新たに購入したホットサンドメーカー。
すでに、家で試し焼きをしていたので、真っ黒焦げにならずに済みました。

ただ、具が多すぎました（笑）
ポテトサラダと、ロースハムとチーズを挟んだのですが、8枚切りのパンではプレスが足りない？
でも、6枚切りだとパンだけでお腹いっぱいになってしまいます。
まだまだ研究が必要ですね。

食後のコーヒーを飲んでゆっくりしていたら、あっという間に10時を回ってしまいました。
チェックアウトは12時ですが、今回は荷物が多いのでのんびりしていられません。
とりあえず細々としたものを片付けて、テントの撤収に取り掛かります。

前回のキャンプで、テントを畳む場所に苦労した経験から、大判のレジャーシートを用意。
特に今回は地面が濡れていたので、汚れを気にせずに片付けられたのが良かったです。
シートがなかったら、濡れた上に芝だらけになっていたと思います。
せっかくタープでテントを夜露から守ったのに、台無しになってしまいますものネ。
濡れたレジャーシートは、きれいに畳む必要がないので、適当に畳んで大きなビニール袋に収納。

最後にタープを片付けたのですが、影になっていた側が全く乾かず、やむなくタオルで拭くも間に合わず。
そうしている間にどんどん時間が経ち、気づけばもう11時過ぎ。
次の利用者が入り始めたので、諦めて濡れたまま（芝や土もいっぱい着いたまま）収納袋に突っ込んで返却しました。
後から聞けば、濡れたままでも問題ないとのことだったので、先に確認しておけば良かったですね（汗）

11時半、チェックアウト。
やっぱり最後はバタバタで終わってしまいました（笑）
これにて、今年のソロキャンプは終了です。

キャンプ場の近くには、神楽門前湯治村という宿泊施設があります。
昨晩はお風呂に入っていないので、こちらで日帰り入浴をして帰ることにしました。
テントの寝床は暖かかったけど、マットだけだと硬くて身体がバキバキになります。
やっぱり、エアマットかコット（簡易ベッド）を導入しようかなぁ、と思ったり。
お湯に浸かりながら、来シーズンに想いを馳せるのでした（笑）

入浴後は、土師ダムへちょっと寄り道。
今日も昨日と同様に上着がいらないくらいの陽気で、のどごえ公園には多くの家族連れが訪れていました。

私も、この陽気が名残惜しく、デジイチを持ってお散歩フォト。
デジイチのメディアを16ギガバイトに増量したおかげで、今回はまだまだ撮れます（笑）
銀杏の葉はほとんど散っていましたが、地面を覆う黄色の絨毯がとてもキレイでした。

帰宅したら、まずは洗車だなぁ。
そして、キャンプ道具の片付け。
それから遅れて、全身が筋肉痛。

次のシーズンまでにやらなくてはいけないのは、基礎体力づくりかも知れませんね（^^;