旅行最終日の朝は、寝心地の良いベッドで快適な目覚め。
出勤中の人々を眺めながら食べるモーニングは、気持ちを優雅にさせます。
まあ、無料朝食なので地味ではありますが(笑)
松島と気仙沼で贅沢したので、今日は軽めに。
朝9時半、チェックアウト。
昨日、駅に着いた時には雨が降っていましたが、今日は朝からこの青空。
気温も高くて上着が不要なくらいです。
このまま晴天が続いてくれたら良いのですが・・・
9時半、最寄りの中野栄駅から歩いて10分で「仙台うみの杜水族館」に到着。
ガイドマップには9時半と書いてあったのに、開館は10時とのこと。
よく見ると、小さく「季節によって異なります」って書いてありました(汗)
まあ、それはそれで結果オーライ。
おかげで4番乗りくらいで入館でき、無人の大水槽を撮ることができました^^
この大水槽、屋根がなくて太陽光が直接降り注ぐ造りになっているそうです。
マイワシがスイミー状態に!
短い時間でしたが、素晴らしい群泳が見れてラッキーでした。
順路をすっ飛ばして、2階のイロワケイルカ(パンダイルカ)の水槽へ。
現在、イロワケイルカを展示しているのはここと鳥羽水族館の2館だけなんだそうです。
2018年に鳥羽水族館で見たイロワケイルカがこちら。
うみの杜水族館にいる2頭のうち1頭は鳥羽水族館のペアから生まれた子なのだとか。
どっちがその子なのかは見分けがつきませんが(笑)
元気に育って何よりです。
お目当ての水槽をクリアした後は、あらためて順路から見学開始。
入口では、吊り下げられたマボヤの水槽が出迎えてくれました。
仙台の水族館らしい演出ですね。
平日ということで、遠足で訪れた子供たちがいっぱい。
北三陸の海のコーナーでは、大きなミズダコを見て大騒ぎしていました。
幼児と私の水槽を見るペースが同じなのか、その後しばらく一緒に順路を回ることに(笑)
いちいち驚いたり喜んだりする様子が微笑ましかったです。
豊かに生い茂る海藻がメインの水槽。
ゆらゆらと漂って、気持ちよさそうですね。
三陸の海で水揚げされる魚のコーナー?
国内唯一の展示だというヨシキリザメの水槽には、マンボウがゆったりと泳いでいました。
どっちがメインなの?
三陸のリアス式海岸は養殖が盛んということで、牡蠣筏が展示されていました。
松島湾のような水深の浅い海域では、筏を浮かべるのではなく支柱で立てる方式のようです。
広島の牡蠣の育て方とは違うんですね。
広瀬川の生き物コーナーでは、リスがカリカリと木の実を食べていました。
仙台市内でも野生のリスが見られるんでしょうか。
2階は世界の海コーナー。
エビフライみたいな姿が可愛いバイカルアザラシ。
定番のクラゲ水槽もありました。
たくさんありすぎて写真は載せていませんが、とても充実した展示内容でした。
イルカショーを楽しんだ後は、フードコートでお昼ご飯。
スープにゴマを敷き詰めた、金の海原味噌ラーメン。
丼のフチに金目鯛の切り身がトッピングされてる、贅沢なラーメンでした^^
13時、見学終了。
帰りは中野栄駅行の直通バスで。
ちょうど出発するところで、追いかけたら止まってくれました。
運転手さん、ありがとう!
仙台駅に戻り、空港アクセス線に乗って30分くらいで仙台空港に到着。
鉄道で結ばれているのは便利で羨ましいです。
空港の歴史は古く、1956年に仙台飛行場として開港し、1964年に仙台空港に改称。
1990年に東北初の国際空港となり、1997年に現在の旅客ターミナルがオープンしました。
波形の大屋根は「波」ではなく「風」をイメージしたものなんだそうです。
津波が襲来した時の映像で見たことがある、ターミナルビルや滑走路の光景。
ターミナルビルは1階が3mの高さまで水没しました。
それまでの空港は、地震対策は進められていたものの津波対策については対応が取られていなかったそう。
仙台空港の津波被害を受けて、空港の津波対策が議論され、国の指針が示されることになりました。
震災は、日本の災害対策をアップデートさせ、社会を一歩前へ進めた出来事でもあったのだと思います。
震災から13年目の被災地を訪ねる旅。
震災遺構や伝承施設で色々なことを感じ、学ぶことで、ようやく自分事化できた気がします。
精神的にけっこうしんどかったけど、行って良かったです。
17時10分、仙台空港を出発。
午後から強風で空の便が乱れていましたが、広島行きは無事に飛び立ちました。
これで「春のご褒美旅行」は終了です。
青葉城、伊達政宗像、中尊寺金色堂。
次は気候の良い時に、被災地ではない宮城を訪ねたいと思います。
(おまけ)
5日間も休んだので、職場の人たちにお土産を・・・と思ったら、つい買いすぎてしまいました。
松島と気仙沼で買ったものは、荷物になるので宅配便で自宅へ。
空港では要冷蔵のお土産を。
「むう」というのは、お豆腐揚かまぼこという、笹かまぼこより柔らかいかまぼこ。
ハンペンに似たフワフワした食感で、美味しかったのでその日のうちに食べ切ってしまいました。
一番厄介だったのは、水族館の売店で買ったコイツ(笑)
横にすると形が崩れるということで、慎重に持ち帰りました。
もはやネタでしかないので、食べたらご報告しますね^^
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