は~ふたいむ

仕事帰りにカフェに寄り道して、一緒にコーヒーなど飲みながら、
他愛のない話をして過ごしたい。そんな時間。

靴の履き納め

2006年03月03日 | weblog
「イメルダ夫人」って覚えてる?昔、フィリピンの大統領夫人だった人です。
人民革命でフィリピンを追われた際、宮殿に3000足の靴が残されていたということで、
たくさん靴を持っていることを「イメルダ夫人みたい」と言ったりします。(私だけ?)

そんな私も結構な靴持ちです。
玄関の靴箱は私の靴が占拠しているので、伴侶の靴は玄関口に並べてあります。
伴侶には「同じような靴ばかり買って」と言われますが、服に合わせたり季節に合わせたり用途に合わせたり・・・と言ってたらキリがなくて。

しかも、靴の寿命はとても長い。
というのも、私は外反母趾がひどくて、足に合った靴を探すのが大変なのです。
革靴が伸びて足に馴染むまで、結構時間が掛かります。
だから、一度履き始めると、とことん直して履き続けてしまうのです。

毎日同じ靴を履くと革が傷むので、1週間履きまわせるように靴を買い揃え、シーズンが終わると服同様に衣替えをします。
押入れに納める前に、必ずやるのが靴のカカト直しです。
だいたい、1足1200~1500円くらい。
これが毎回3~5足修理するので結構な出費になりますが、たぶん新しい靴を買うよりははるかに安いでしょう。

一番古い靴で、かれこれ12年は履いています。
でも、この靴は今回初めてカカトを直しました。
秋冬用の靴は数が多いのと、この靴だけはかなりいいお値段だったので、私があまり履かなかったせいもあるのでしょう。

いつも利用する靴の修理屋さん。
昔はヒゲを生やしたおじさんがやってたんですが、この前行くと若い職人さんに変わっていました。
仕事帰りに寄ることができる場所なので、朝にカカトの具合を見て「今日は直して帰ろう」と靴屋へ出向きます。
3月に入ったらブーツも終わりかなぁ・・・と、「秋冬靴の履き納めウィーク」ということで、月曜日から毎日履いて行った靴を修理することにしました。

1日目~3日目はブーツ、4日目はパンプスを3足。
新しい靴が1足買えるくらいの金額ですが、これでお気に入りの靴6足がまた来シーズンも履けるのですから、素晴らしいw
カカトを直した後は、何となくつま先立ちで歩いて帰ってしまいました(笑)

まだ寒いけど、これで秋冬の靴はオシマイ。
オールシーズンの靴で暖かくなるまでの期間を過ごします。
しかし、修理が終わってしまったのが、ちょっと寂しかったりして。

やっと若い靴職と仲良くなったのに(勘違い)。
最後の靴の修理の時、普通に話しかけてきたのよね。
「たくさん靴を持ってるんですね」って。
まあ、これだけ毎日来るお客さんも珍しいだろうから、話のひとつもするでしょう。

そこで、あの「イメルダ夫人」ってフレーズを思い出したんだけど。
さすがに若いから分からないだろうなぁ(汗)

それにしても、ああ・・・なんて罪作りなコなんでしょ。
私は作業着フェチの職人萌えなのに(笑)

今年も新しい靴は買うまい。
また直しに行っちゃおうw
コメント    この記事についてブログを書く
« おはさか2月号 | トップ | 初ETC »

コメントを投稿